背後の人
あらすじ
有馬頼義の同名小説を『金の実る樹に恋が咲く』の津久田一正と『裸一貫』の八木美津雄が共同で脚色、八木美津雄が監督した社会ドラマ。北支戦線で負傷した志戸(池部良)は、除隊すると戦争も末期の頃に雅代(八木昌子)と結婚した。だが、その雅代とは空襲で死別してしまう。志戸は終戦20年を過ぎた今、砲弾の破片を摘出するため、入院生活を続けていた。色彩のない青春を送り、作家志望の挫折文筆家・志戸は、この病院の看護婦・井浦水奈子(桑野みゆき)の親切な看病で、再び生きる喜びを与えられ、快方に向った。入院中、志戸は温湿布の治療に従事する泉田正明(岡田英次)という無口な中年の男を知った。暗い影を持つその男に、志戸は自分と同じ戦争の傷跡を見る思いで、興味をもった。無事退院した志戸は、実業家沢田の伝記を書きつづけるかたわら、水奈子に日増しに魅かれていった。だが志戸の求愛を受けた水奈子は固くそれを拒絶し「今年のクリスマスイブまで待って」と言うとその理由を語らず、志戸から遠のいてしまい……。
キャスト・スタッフ
- 監督
- 八木美津雄
- キャスト
- 池部良/八木昌子/桑野みゆき/岡田英次 ほか
- 配給
- 松竹
クチコミ
まだレビューはありません。