見る側の想像力に委ねられる映画
starstarstarstarstar - 7年前
1913年、第一次世界大戦勃発の前年のオーストラリア・ハンガリー帝国のブダペストを
舞台に、主人公イリスが、両親の残した高級帽子店を訪ね、これまで知らなかった兄の存在を知り、帽子店の闇と兄の消息を追う物語。ネメシュ・ラースロー監督の作風で、… 続きを読む
1913年、第一次世界大戦勃発の前年のオーストラリア・ハンガリー帝国のブダペストを
舞台に、主人公イリスが、両親の残した高級帽子店を訪ね、これまで知らなかった兄の存在を知り、帽子店の闇と兄の消息を追う物語。ネメシュ・ラースロー監督の作風で、はっきりとした展開や結論の描かれない混沌とした映画。
そもそもこの時代や場所が混沌としていることやこの世の中はわからないものだと言うことを知ってほしいという監督の意向ではあるが、それほど抵抗なく受け入れることができた。そんな混沌をイリスを通じて伝えようとしているので、彼女は強く、好奇心と勇敢さにあふれ、何でもやるし何があっても死なない。真実の追究が彼女の全てなので表情も一貫して無表情。142分、見終わっても見る側は両親や兄のことは何もわからない。ユニークな映画だが、不思議と眠くはならなかった。
混乱
starstarstarstarstar - 7年前
終始主人公イリアにイライラしっぱなし。
行動にイライラ、全く笑わない仏頂面にイライラ。
観ているうちに埃っぽい世界に息苦しさを感じる。
観終わったあとも謎は残されたまま。
考えれば考えるほど謎は深まる。
混乱、混沌、難解。
142分覚悟すべし。
ユニークな力作❗
starstarstarstarstar - 7年前
ミステリアスな展開に瞬きさえためらわれた釘付けの142分でした。
そういえば主人公イリスも、殆ど瞬きなし 笑顔もなし 口数最小限、
しかも最初は清楚に見えたのが実は強靭な精神の持ち主😲
観賞後、大寺眞輔先生から「全ては理解できないと理… 続きを読む
ミステリアスな展開に瞬きさえためらわれた釘付けの142分でした。
そういえば主人公イリスも、殆ど瞬きなし 笑顔もなし 口数最小限、
しかも最初は清楚に見えたのが実は強靭な精神の持ち主😲
観賞後、大寺眞輔先生から「全ては理解できないと理解する知性」のお話❣
いろいろ妄想してしまった分、知性たらないかも自分。。。
混沌とした時代背景、夢を抱いてかつて住んでいた高級帽子店の扉を叩いたはずが、お店&家族の闇に踏み込んでしまい後戻りできず。。。
演出の妙で主人公の無謀さをただただ見守り、
ハッとしたのは彼女に敬愛するカラヤンの面影を見た時でした。
レイター帽子店30周年記念イベントは、一体何日間に亘って開催されたのかもわからないのですが、
時間を追うごとに彼女の立場は変化し、彼女自体戦闘モード!
彼女の真っすぐな瞳、お兄さんを引き継いだのか、その後の夢を見そうです🍀
日没
starstarstarstarstar - 7年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
高級帽子屋でいくつも帽子を試す女性のシーンから始まる。どうも私には女性の目が気になる。虚ろなように見える。何の情報もなく始まるその映画は徐々に状況が分かっていく。女性は自身のルーツを探している。カメラはずっと彼女の後頭部を映す。まるで主観的。彼女と観客が一体化。
一緒に謎を解いている気にはなっているのに何となく話があやふやで現実味がなく、次第に何を追っているのかも分からなくなっていく。次々に起こる出来事、消えては出てくる人物たち、主人公はひたすら半ば強引に突き進んでいくわりに何となく頼りなく存在も定かじゃない。
彼女の頭を追うカメラはスクリーン上、主観的に追っているようには観える。けど、その実ものすごく傍観者のよう。結局、カメラは起こっている数々の出来事を彼女をもしくはカメラを通して映しているだけ。そう最初から謎を解く映画ではなかった。最初から最後まで混沌。彼女の虚ろな目と同じ。
好き嫌いがはっきりする映画。
サンセット
starstarstarstarstar - 7年前
とにかく長い、長すぎる。
何だっただろうって感じ。