これ、5時間でも10時間でも観続けられます
できたら二人がちゃんと成功するまで。 なんだったら複数シーズンにまたがる 連ドラになってもいいから。 そんな不思議な魅力に溢れた映画でした。 さて、お話はといえば見事なまで 「なんにも起きない」。 いや、もちろん細かくいろんなことは … 続きを読む
できたら二人がちゃんと成功するまで。 なんだったら複数シーズンにまたがる 連ドラになってもいいから。 そんな不思議な魅力に溢れた映画でした。 さて、お話はといえば見事なまで 「なんにも起きない」。 いや、もちろん細かくいろんなことは 起きるんですけど、 彼らの生活や考えを劇的に変えるような インパクトのある出来事はついぞ起こりません。 でも、だからこそ、この映画に 魅力があるのかもしれない。 つまりは人生なんてそんなもの。 結局、巷の映画で切り取るのって、 たいがい「そんなのあるかい!」ってほどの 非現実のファンタジーが基本。 そうやって物語が派手に転がっていくからこそ 2時間近くも暗闇の中でじっと耐えられます。 しかるにこの映画はそんな不文律なんて 軽く飛び越えてみせます。 ビックリするぐらい普通のことしか起こらない。 その潔さが、逆に妙に"リアル"なんでしょう。 おまけに主人公たちの暮らしぶりは 夢である漫画を描くために お互いが薄給のバイト、派遣生活で 食い繋いでいるという、つましさ。 しかも望んでもいないのに 働いている先ではなにかと重宝がられるという 嬉しくもない現実。 加えて、住む場所は 雪深い北海道の寂れた街、、、 というこれでもか!というほどに 閉塞感達でがんじがらめな毎日。。。 リアルです。 観終わった後、振り返って思うに ドキュメンタリーでもないのに やたらとリアルなドキュメンタリーな感じが 観てるこっちをギュッと引きつけて離さないのも 類い稀なる味なのかも。 もちろん、この演出というのか構成というのか 偶然で撮れたものじゃなく 極めて計算し尽くして作られてるんだろうなと 薄ら寒いほどに感じ入ってしまった次第。 これ、偶然こういう映画が出来上がってたら それはそれで凄い才能かもしれないけど。。。 劇中でもあるように こんな映画を世に問おうと思い立ち 数々の支援者と数々の苦難を乗り越えて(想像) 新宿ピカデリー・スクリーン3️⃣という 大劇場でのお披露目を実現したことに 素直に惜しみない賞賛の拍手を 贈りたいと思います👏 小生自身が支援者ということもあり なにかと贔屓目に見てしまう部分は 否めないわけですが それでもどんな映画とも似てない 極めて印象深い2時間(※)でありました。 ひとまず今年の"俺的"アカデミーの 最優秀主演「はぁ」男優賞は 佐藤秋さんに決定です。 ダブル主演の山口遥さんも同女優賞に ノミネートしたいとこですが さすがに受賞は無理ですね。 相手が悪すぎます。「はぁ」(^^) [19:20]新宿ピカデリー・スクリーン3️⃣ P.S. ※ちょっとトラブルめいたこともあり ヒヤヒヤしましたが、無事とのことで 安心して帰路に着けました。