メチャクチャおもしろい
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
コレクター、ギャラリスト、アーティスト、美術史家、修復家(?)、美術評論家…芸術にたずさわるいろんな人物のさまざまな価値観がつづられます おもしろかった〜 芸術について作品について問われるとき、みんなちょこっとフクザツそうな表情を見せていて、それが印象的でした。 「美術館に所蔵されてほしい」「美術館の倉庫なんて作品の墓場だ」とか、「金銭的な価値と美術作品そのものの価値はもはや切っても切り離せない」「お金は汚い」とか、「芸術は終焉に向かっている」とか…とにかくいろいろ、いろんな人の、ときに重なりときに相反する言葉が、かわるがわる伝えられてきて、そして最後に「芸術ってなに?」と… ウワ〜〜〜永遠の命題〜〜〜〜〜〜! 芸術ってむずかしいな〜〜!とおもいます そして芸術にたずさわるすべての人間がこのむずかしさを一生かかえてかなきゃいけねんだなあ…つってしみじみしました 作中も詩的な、ことばあそびみたいな、掴めそうで掴めない言い回しばかりでず〜っと頭をつかいながら見ていました でもそこには本質がある、ことばにできない芸術だけの領域がある、のかな、そうだといいな、とおもっています。 すごかったのがインタビュアーさん? すごかった、近・現代美術史の作品にたいするスゴイ知識量をにおわせていて 勉強不足だな〜て感じました、わたしだったらあんなふうにポンポン話題をむすべないだろうな…とおもって謎に緊張しました、特にインタビューとかする予定ないんですけど… メチャクチャおもしろかったな〜〜〜〜! でも「アッじぶん芸術とかあんま興味ねえっす笑 現代アートとかちょっと笑 ぜんぜんわかんねえんで笑」みたいな人間には退屈なのかな……ともおもいます、ほんとはメチャクチャおもしろいんだよ〜みんなに見てほしい、でもツマンネっておもうひともいるんだろな、感性はいろいろだし… それに芸術のもつ一種の排他性?みたいなのがこの映画にもある気がするから… でもバックでもりあがる音楽も、ドキュメントらしくうっすら浮かびあがってくるストーリー性も、出てくる作家や作品もとても魅力的で、そんなに気構えずに、ささいなところからでいいから、だれかがアートに触れるきっかけになっていればいいな、ねー、そうだったらいいな〜〜って そう祈るばかりです。