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ある女優の不在 ポスター

ある女優の不在

3.1 100分 2019/12/13(金) 公開
ミステリーGイラン
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あらすじ

『白い風船』『チャドルと生きる』『オフサイド・ガールズ』のジャファル・パナヒが監督・脚本を務める。ある日、イランの女優ベーナズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女からの悲痛な動画メッセージが届いた。その映画好きの少女マルズィエは、女優を志して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕かれて自殺を決意する。その動画はマルズィエが首にロープをかけ、カメラ代わりのスマートフォンが地面に落下したところで途切れていた。動画のあまりにも深刻な内容に衝撃を受けたジャファリは、友人である映画監督ジャファル・パナヒが運転する車でマルズィエが住むイラン北西部の村を訪れる......。

場面写真

予告動画

ある女優の不在の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
監督・脚本:ジャファル・パナヒ
キャスト
ベーナズ・ジャファリ/ジャファル・パナヒ/マルズィエ・レザイ/ナルゲス・デララム ほか
配給
キノフィルムズ
公式サイト
http://3faces.jp/

クチコミ

v945 ネタバレ

ミステリーかと思うと見間違う、別の主題を提示する辺境への旅

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

若い女性から自殺を決意する連絡を受けた人気女優と監督が、女性の住む辺境の村に向かう。 イランの現状描き続けるジャファル・パナヒ監督が、今も根強い女性差別を静かに提示しつつ辺境の村の生活も感じさせるドキュメンタリーな雰囲気も漂う良作。 スマホ縦位置画面の動画から始まり、夜道を移動する狭い車内でのクローズアップと長回しなどで、やや説明的ではあるが、目的と謎が提示される。 車内と暗い夜道がコントラストとなり不穏な雰囲気を醸し出して、観客を引き込む演出と撮影は中々良い。ちなみに撮影は監督がフランスで入手したデジタルカメラらしいが、コンパクトな機動性を活かした画面構成と映画的な色調や陰影がキチンとあるルックで良い。 個人的に思うのは、二人が乗車するクルマが最近生産終了をアナウンスされた三菱パジェロで、外国映画でこれだけ長時間登場するのは珍しいと感じた。 ネタバレあり 映画自体はミステリー調ではあるが、謎解きやサスペンスに主眼が置かれているのではなくて、人気女優(現在)と往年の名女優(過去)と芸能を志す少女(未来)の三人が、イランの女性たちが絶えず受けている苦難の象徴として描き、静かに告発をしてくる。 道中に出会う人や村人は、素朴でありながら、何処か閉じており、行方不明の少女に冷淡な反応で、村の中で娘が孤立していることが分かる。 彼女を探しに訪れた人気女優も、一見丁重な姿勢で迎い入れられるが、深いところ変わらない。実名で本人演じるベーナーズ・ジャファリの彫りの深い表情と真っ赤な髪が印象的で存在感もあり素晴らしい。 往年の名女優は、イラン革命前の卑しい存在として村八分にされて息を殺すように住んでいるのは、根深い女性差別を感じさせ、何故か同時期に活躍した男優(実在した人)は、村人から男の象徴としてリスペクトされているのに。 現在・過去・未来を象徴する女性三人が集う場面や娘の親への説得場面は、省略されており解り易い回答を観客に提示せず想像させるなどの演出のメリハリもうまい。 イラン映画は、殆ど観た事が無いと記憶しているが、中々知ることのないイランの辺境での生活やそれぞれの人達の立場を、分かりやすく興味を持続させながら堅実に描かれた映画でジャファル・パナヒ監督作品をもっと観たと思わせる良作。

イランの田舎の現実を垣間見る

- 5年前

イランの田舎を見る機会なんて、かなりの海外通でもほとんどないだろう。実際監督の実家のある村だそうだが、興味は尽きなかった。村人の行動や会話は演技と現実が混じり合ったような、不思議な感じがする。異文化に触れて世界は広いと思った。

公開前の東京フィルメックスにて

- 6年前

ドキュメンタリー映画に近い演出。 まだ、将来に好きな事が出来ない現実世界がある 。

色んな国の作品に触れる第一歩

- 6年前
イラン映画は多分初めてかな。ここ最近インド映画が面白かったり色んな国の作品に触れるのが映画鑑賞の楽しみ方の一つとして楽しんでるが、この作品は極めて退屈に感じてしまった。 あまり大きなストーリー展開を運ぶ作品ではない為、少しウトウトしてしまっ… 続きを読む

イラン映画は多分初めてかな。ここ最近インド映画が面白かったり色んな国の作品に触れるのが映画鑑賞の楽しみ方の一つとして楽しんでるが、この作品は極めて退屈に感じてしまった。 あまり大きなストーリー展開を運ぶ作品ではない為、少しウトウトしてしまったり、ぼーっと見てしまうと置いてかれてしまった。 最初から最後まで心情描写や会話などが大事になっていくのかな。 あまり楽しむことはできなかった。ただこういった邦画やハリウッド、フランス映画といった見慣れた国の以外の作品にも触れて、徐々に慣れ親しんでいきたい。

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