是枝監督のトーク付き♡
今日は上映後に監督のトークイベントもあるので劇場は超満員。 BSで放送された是枝監督の今作撮影時のドキュメンタリーを見てからの鑑賞だったので現場での奔放なカトリーヌ・ドヌーヴに少し手を焼きながら撮影を進めた監督の困惑ぶりを想像しながら… … 続きを読む
今日は上映後に監督のトークイベントもあるので劇場は超満員。 BSで放送された是枝監督の今作撮影時のドキュメンタリーを見てからの鑑賞だったので現場での奔放なカトリーヌ・ドヌーヴに少し手を焼きながら撮影を進めた監督の困惑ぶりを想像しながら… 否応なしに世界的な美人女優にも寄る年波は押し寄せる。 家族を顧みず仕事に没頭してきた年老いた女優が出版した自伝小説のタイトルは『真実』 果たして彼女に翻弄されながらもずっと支えてきた、大切な人たちの存在は著書にはどう記されているのか。 娘役のジュリエット・ビノシュは生真面目で常に空気を読むタイプ。 奔放な母と正反対の性格で大人になってからは反発が増すばかり。 ウダツの上がらないTV俳優のアメリカ人の夫を見下す様な母に、夫の言う通り幸せな家庭を見せつけたかったのだろう。 小説には描かれなかった真実と、母親としての大女優の寂しさはきっと誰にも理解出来なかったからこそ、あえて書かなかった。 娘にだけ、いつかそっと伝われば… いい具合に中年になったイーサン・ホークがとっても良かった。 天使の様なシャルロットは3世代の女たちの集大成の様に祖母と母の血統を受け継いで賢く明るく、そして優しい。 最後に母が書いた脚本を上手に演じて祖母の笑顔とほんのり優しい気持ちにさせるけど、あれきっとファビエンヌも気付いてるよね? ママが言わせてるんだって。 ラストで俯瞰のカットで全員がパリの秋空を見上げるシーンはほんとに素敵。 後で監督のトークでちゃんと亀のピエールも画面に入っているって聞いて嬉しくなった。 エンドロールと一緒に流れるファビエンヌが愛犬のトトと散歩するロングショット。 カトリーヌがほんとにチャーミングで大好きでした。