☆3.4
「男友達3人組で独身最後の3週間のスペイン旅行に出る」というと、どれだけハメを外してアバンチュールや殴り合いの喧嘩、事件をやらかすかを予想してしまうが、大変ヘルシーだった。 広大で美しい自然、青い海と空、トマトの赤、歴史的な街並み、個性的か… 続きを読む
「男友達3人組で独身最後の3週間のスペイン旅行に出る」というと、どれだけハメを外してアバンチュールや殴り合いの喧嘩、事件をやらかすかを予想してしまうが、大変ヘルシーだった。 広大で美しい自然、青い海と空、トマトの赤、歴史的な街並み、個性的かつ魅力的な宿泊先、伝統文化の熱量。3ヶ月にわたるロケで映された鮮やかで眩い光溢れるスペインの美しさと相まって爽やかな友情物語。 「本音でなんでも言える」友達とは、会話のヤバさを競うロッカールームのチキンレースや、下ネタ、無礼を言ったり傷つけたりし合っても気にしない鈍感さやタフさを持った相手ではなく「不安を共有できる」「弱音を吐ける」相手の事。 「完璧なアドバイスはできないし聞いたことであなたの苦しみを取り除けるわけじゃないけど、話して自分が頷くことで少しでも勇気が持てるなら、苦しみが取り除かれるのなら聞くよ」という同性間のケア。(女子会って大体これな気がする) 本当に良き友達を持った3人、個性も生活レベルもバラバラで大人になりきるには少し若過ぎる青年たちの友情に乾杯。 《余談》 勘違いしたのはナターシャ(カルキ・ケクラン)でも、彼女の人生をだいぶ振り回したカビール(アバイ・デオール)の責任はラストに踊って払拭できるレベルじゃないかと。もっと早く言え。自分の将来を考えて出した結論として彼女は仕事を辞めてるわけで…彼女の人生も二度とないわけで。 女性を横抱きにして浮気疑うなってのは無理では。コミュニケーションにしても、他の方法あるでしょ。 また、結局旅の最終地点は旅先で燃え上がった(非日常の吊り橋効果では?)延長のヘテロラブで、愛の最終地点は結婚なのかと疑問が残った。(結婚はむしろスタート地点では?) アルジュン(リティク・ローシャン)のビジュアルが強過ぎる。コミカルなダンスを踊ってもカタコトの日本語で奇妙なオンライン接客やっててもかっこいい。もはやチート。何あの顔面の整い方サウナ要らずか?、足の長さ股下何m?、スリーピース着ててもわかる腕の太さと胸板の厚さ、同じダンスなのに留め溜め関節の動き安定感と圧倒的なキレ。山本さんになって「もしもし」言われたい。 《パンフレット》 (式サイトにも掲載されている情報だが、イムラーン役のファルハーン・アクタルはゾーヤー・アクタル監督と兄弟で、リティク・ローシャンとは幼馴染、などインド映画初心者の自分にはありがたいキャスト情報。メインキャストの皆さん、NGO支援とかチャリティやってるのね(凄) 他に旅先のイベントや撮影状況、「恋する男“マジヌーン”って誰?」などの説明あり。