日本版よりしっとりした仕上がり
台詞もストーリーも、ラストレターと同じ映画のはずなのに、日本語映画を字幕なしで鑑賞することと、中国語映画を字幕ありで鑑賞することがこれほど印象の違いをもたらすのかと、驚きにも似た感動を覚えた作品。 中国の名女優・周迅の詩情豊かな表情に、美しい映画音楽。しっとりと心深く感動が残る名作だと思う。
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2020年に公開された『ラストレター』と同じく、岩井俊二著作の小説「ラストレター」を原作に、岩井自身が中国でメガホンを取って描いたもう一つのラストレター。亡くなった姉・チーナン宛に届いた同窓会の招待状。 妹のチィファ(ジョウ・シュン)は、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、 姉の同級生に姉本人と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チュアン(チン・ハオ)と再会する。姉ではないことを言い出せぬまま姉のふりをして始めた文通があの頃の初恋の思い出を照らし出す......。
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台詞もストーリーも、ラストレターと同じ映画のはずなのに、日本語映画を字幕なしで鑑賞することと、中国語映画を字幕ありで鑑賞することがこれほど印象の違いをもたらすのかと、驚きにも似た感動を覚えた作品。 中国の名女優・周迅の詩情豊かな表情に、美しい映画音楽。しっとりと心深く感動が残る名作だと思う。
岩井俊二ってやっぱりすごい ラストレターの中国版だけど、こちらもいい キャストも良くて日本版にはないキャラも登場
岩井俊二さんがほぼおんなじ脚本で、中国で撮った「もうひとつの『ラストレター』」といった趣の作品です。 国の違いによる文化風俗の違いはあれど、繊細に愛を紡ぎ、どこかに忘れてきた青春のほろ苦さを思い出せてくれる岩井監督のフィルムらしく仕上がっておりました。 こちらが俳優になじみがない分、作品世界にしっかり入って行けたかもしれません。 もっともチィファ役の周迅は、中国四大女優(四大名旦)と言われるほど、絶大な人気があるみたいですが。 秦昊は『東京に来たばかり』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』で観たことあるはずなんけど、思い出せないくらいの「売れてない作家メイク」でした。
日本語版のラストレターもとても良かったです。 岩井俊二監督好きです。 こんなに早く中国版出すのか、、、イメージ壊されたら嫌だなと思って鑑賞しました。 結果、とても良かったです。 日本語版と基本的には同じストーリー。イメージ通り。 30年前の希望に満ちた中学生時代と、40代になった現在の明暗。ただ、昔を懐かしむだけではなく、「それでも良いのだ」という肯定もあるので、後味がとてもいい。 日本語版と違うのは、季節と都市かな? 日本語版は夏、田舎というイメージだったけど、中国版は冬の都会というイメージ。 あと、役者を知らないので、先入観がが無くて良かったです。これが福山の中国版?と思ってしまうのは、日本人だからでしょう。 2人の少女役も澄んでいて良かったです。 また、中国の30年と日本の30年は違うものだと思いました。中国の30年は、こんなに差があるのか。と。 また、、高層マンションのような最近の都市と、土壁とレンガと古い団地のような一昔前の雰囲気のギャップもいい。 街を見るだけで、ノスタルジーやワクワク感があるのは、私にとっては中国は外国だからかと。 この点は日本語版よりいい。 映像も、光と空気感みたいなものが良い。 音楽も良かった。サントラ欲しい。 日本語版も良いけど、中国版もとても満足。 いい映画、、、観たなぁ、と余韻が素晴らしい。
心が洗われする作品だ。懐かしい