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ゴッドファーザーPARTII ポスター

ゴッドファーザーPARTII

4.6 201分 2026/06/12 公開
ドラマ犯罪PG12アメリカ
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あらすじ

1958年。父ヴィトーの跡目を継ぎ、強大な権力を得たマイケル(アル・パチーノ)は、本拠をラスベガス近郊のタホ湖畔に移していた。だが、幹部に後を継がせたニューヨークの縄張りで問題が起きていた。対立組織との仲裁を依頼されたマイケルは、背後にユダヤ系マフィアの大物ハイマン・ロス(リー・ストラスバーグ)がいることを知る。その晩、就寝中のマイケルは、窓の外からマシンガン掃射を受ける。マイケル暗殺を計画したのは何者なのかー。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
フランシス・F・コッポラ
キャスト
アル・パチーノ/ロバート・デュバル/ロバート・デ・ニーロ/ダイアン・キートン ほか
配給
パラマウント映画

クチコミ

最強シリーズ

- 8年前

こんなに出来のいい続編があるものか。 話の展開は非常に難解で、200分間気の抜けない疲れる映画なのだが、マイケルとビトのストーリーを交互にまた関連づけて進行させていく流れは見事。 長い歴史を持つアカデミー賞で未だ破られていない、2作連続の作品賞という記録はダテじゃない。 デニーロのしゃがれ声も粋で良い。

アメリカとは

- 1年前
Part1と2は単にマフィアの物語を超え、アメリカ社会そのものを描こうとした壮大な作品です。 イタリア系マフィアつまり、ビトーが築いた私的な護衛組織は、古くからある民族的な仲介役の延長にありますが、そこには強烈な権力と求心力が伴います。ビ… 続きを読む

Part1と2は単にマフィアの物語を超え、アメリカ社会そのものを描こうとした壮大な作品です。 イタリア系マフィアつまり、ビトーが築いた私的な護衛組織は、古くからある民族的な仲介役の延長にありますが、そこには強烈な権力と求心力が伴います。ビトーが仲介し、利益を得ることで周囲からの信頼と権力を築いていく一方、時代が進むにつれ、その権力の維持が目的化していくことによって生まれる悲劇が展開されます。 物語の中心であるマイケルは、ファミリーと家族の両方を守ろうとしながらも、徹底的に敵を排除し、利益を追求する冷徹さを選びます。しかし、その冷徹さゆえに孤独に陥り、最終的には「守ろうとしたすべて」を失う結果に至ります。仲間や家族を守るために戦うことが正当とされ、マイケルが敵を排除し続ける姿勢は、個人の意思ではなく「仕事」であると割り切る冷酷な資本主義の暗示にも重なります。この観点は「私情を排し、利益を最優先する」アメリカの象徴でもあります。 作品の舞台には、民族的な伝統と現代の価値観が交錯します。マイケルは、アメリカ社会に適応しようとしながらも、ファミリーの掟や価値観に引き戻されます。米軍を退役し、イタリア人でない女性と付き合う彼が、やがて伝統に縛られ、最終的にはファミリーに戻っていく姿は、民族の歴史や文化が世代を超えて継承される様子を描いています。その象徴的なカットやシーンは、ファミリーの「利益と尊厳」をアメリカ社会の偶像として映し出します。 Part2も、単に暴力や犯罪の世界を描いた作品ではなく、権力の本質や資本主義社会の冷酷さ、民族の文化的な束縛など、人間が持つ普遍的な苦悩と皮肉を映し出しています。それは、アメリカを象徴する「家族の名の下での利益追求」を通して、マフィアを越えたアメリカそのものの姿を表現しているのです。

マイケルの葛藤と憂愁

- 4年前
製作から48年過ぎてるのに未だ全く古びていないばかりか、この作品、若いときには充分理解できなかったよなぁと思う(筋書きは理解しても)。歳を経るほど、味わい深くなる作品はしばしばあれど、この作品もその類い。 堅実に生きてゆきたかったマイケルな… 続きを読む

製作から48年過ぎてるのに未だ全く古びていないばかりか、この作品、若いときには充分理解できなかったよなぁと思う(筋書きは理解しても)。歳を経るほど、味わい深くなる作品はしばしばあれど、この作品もその類い。 堅実に生きてゆきたかったマイケルなのに、半ば不本意に半ば本意に、ヴィトー亡き後の二代目に。表には出ない出せないマイケルの葛藤と哀しみ、そこから滲み出る憂愁がたまらない。 若くスリムでハンサムなデニーロのスマートな味わいも必見。 ユダヤ系ボスのロスは、何ヶ月か前に観た「ギャング・オブ・アメリカ」のランスキーを思い出させた。イスラエル移住申請が拒否されたというところが同じ。 午前10時の映画祭、せっかくゴッドファーザー三部作上映してくれるなら、それぞれ一週間上映ではなく、通常と同じ二週間上映で企画してほしかった。

オレンジ

- 4年前
午前十時の映画祭で鑑賞。 もう何度も見ているが今回特に気になったのはコレだ。 オレンジの使い方。 老いたヴィトはオレンジの皮を咥えて死んだ(part1) →怪獣。老いた果実は腐っていく。 若きヴィトは果物屋に街を守る恩恵としてダダでもら… 続きを読む

午前十時の映画祭で鑑賞。 もう何度も見ているが今回特に気になったのはコレだ。 オレンジの使い方。 老いたヴィトはオレンジの皮を咥えて死んだ(part1) →怪獣。老いた果実は腐っていく。 若きヴィトは果物屋に街を守る恩恵としてダダでもらった。 →見返り。街を納めている象徴。 マイケルは会合にて強気で攻める時にかじっていた。 →噛み砕く。全部飲み込む。全てを我がものにする覚悟。 面白い。 オレンジによるそれぞれのキャラクターの対比。 さらに果物は新鮮なもの。時代の移り変わり。 よく考えたら親父と息子の成り立ちを交互に見せるこの手法は1つに世代に没頭できない危険と背中合わせだ。 今でこそ時間軸をいじくることは使い古されて食傷気味ですらあるが、当時は斬新だっただろう。 ワタクシのファーストコンタクトは間違ってレンタルビデオで特別編かなんかそれぞれをで時系列に並べたヤツだった。 なんかあんまりピンとこなくてふ〜んこんなもんかと思った。 そして間違いに気付いて改めてオリジナルを見たところ、おもろい。なんておもろいんだろう。 編集でこんなに変わるものかと。最大限に効果的に爆発的に面白さを引き出した編集だったということか。 それまで「編集」などというものに意識はなかった。幼かった私はスタローンが出てるだけ、シュワルツェネッガーが出てるだけ、ドルフラングレンが出てるだけ、ヴァンダムが出てるだけで作品を選んで見ていた。 (それはそれで間違いではないのだが笑) 映画の視野を広げてくれた。 そういえばアカデミー賞をとった映画で面白いと思った映画はコレが初めてだったかもしれない。当時はね。 サントラを聴きながら帰る。 ああ、素晴らしき休日だった。

50年

- 4年前
私が映画館で見たのは45年前かな。アルパシーノに見とれていた高校生の頃。今回、2週連続で1、2を見て思ったのはパート1の方がアルパシーノの演技がいい。ソロッツオと警部を殺すタイミングをはかっている時の目の動きが凄い。あれは電車の音がいい効果… 続きを読む

私が映画館で見たのは45年前かな。アルパシーノに見とれていた高校生の頃。今回、2週連続で1、2を見て思ったのはパート1の方がアルパシーノの演技がいい。ソロッツオと警部を殺すタイミングをはかっている時の目の動きが凄い。あれは電車の音がいい効果になっていた。音効のおかげでもある。パート2は、マイケルの表情はずっと同じ。パート2の方を評価する人はデニーロを評価しているのだろう。 この2作はつくづく対照的。1がコニーの結婚披露パーティ、2は子どもたちの初聖餐式パーティで始まる。1では集まっている客は写真に撮られるのを嫌がってソニーが報道カメラマンのカメラを壊す。2では、記者の注文に応じて議員との写真を撮る。フランキーがバンドにタランチュラを演奏させようと、口でリズムを刻みリードすると、トランペットは途中からミッキーマウスマーチに変わってしまう。あれは象徴的。5大ファミリーが集まる場面に対して、ロスが集めたのは企業のトップ。マフィアと普通の企業、政治家との繋がりを表す。パート3では宗教界とも繋がり、マフィアよりもそこは闇が深いのを知る。

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