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マルモイ ことばあつめ ポスター

マルモイ ことばあつめ

4.5 135分 2020/7/10 (金) 公開
ドラマG韓国
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あらすじ

母国の言葉が消えゆく1940 年代、言葉を守ることによって国を守ろうとした人たちを『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナが監督し、映画化。1940 年代・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)― 盗みなどで生計をたてていたお調子者のパンス(ユ・ へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗む。ジョンファンは 親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子だったが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆることばを集めていた。その一方で、パンスは学校に通ったことがなく、母国語である朝鮮語の読み方や書き方すら知らない。パンスは盗んだバッグをきっかけにジョンファンと出会い、そしてジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さを知っていく。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
オム・ユナ
キャスト
ユン・ゲサン/ユ・へジン/キム・ホンパ/ウ・ヒョン/キム・テフン/キム・ソニョン/ミン・ジヌン ほか
配給
インターフィルム

クチコミ

感動しつつも冷や汗

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

前半のコメディタッチから後半の涙の物語に変わる構成が実に上手い。 その中軸をなす、キャラクター設定がいい。 主人公が、スリのおっさん。 その日暮らしで教養がなく読み書きできない中年男が、人との出会いから文字を次第に覚えていき、親として子どもたちに自国の誇りと未来を遺したいって思うように変わっていくのが実に良かったです。 『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家による、初監督作品。 朝鮮語学会の会員を検挙投獄した「朝鮮語学会事件」と、朝鮮語の辞書を作るために奮闘した人々の、実話をベースにした作品。 話は多少盛って演出するものの、『タクシー~』同様に芯は買えない姿勢は本作でも同じ。 言葉というものが、いかにその国の文化・歴史・思想・倫理観そのものなのかという、あたり前のことをしっかり描いていました。 少々日本人の表現が怪しい部分がある(特に日本語のイントネーション等)のが、少々残念。 日本人が高圧的かつ暴力的過ぎな表現ではあるのですが、これまでの中国や韓国の「抗日もの」ドラマと比べてみればおとなしく、このくらいはあったかもしれないと納得するレベル(日本国内でも、日本人の戦争反対派を投獄し、死刑にしたり獄中で拷問死させたりした例は多数あったわけで)。 それに、日本が朝鮮を植民地化し、日本の一部として併合しようとした際、現地の言葉を弾圧し、次々に学校で朝鮮語教育を禁止し朝鮮人に日本語を覚えさせ、日本名へ改名させようとしたのは事実なので、それだけで十分にひどいこと。 実際、ソウルオリンピックのころ観光旅行で韓国の飲食店に行くと、高齢者の店主はだいたい日本語を喋れて、日本人の私は旅で不自由しなかった経験があります。 当時は「助かるな、楽ちん」としか思いませんでしたが、本作を見ながらその歴史的背景に今さら思い至り、冷や汗をかくのでありました。

☆4.3

- 3年前
『タクシー運転手 約束は海を越えて』脚本のオム・ユナ監督の初作品とのこと。女性監督が本格歴史エンタメに進出しているところに韓国映画界の成熟の証を感じる。 1940年代日本統治下の京城(ソウル)を舞台に、消されようとしていた母国語を守るため、… 続きを読む

『タクシー運転手 約束は海を越えて』脚本のオム・ユナ監督の初作品とのこと。女性監督が本格歴史エンタメに進出しているところに韓国映画界の成熟の証を感じる。 1940年代日本統治下の京城(ソウル)を舞台に、消されようとしていた母国語を守るため、厳しい監視と弾圧の中で各地の方言など「マル(言葉)」を「モウダ(集める)」して朝鮮語の辞書作りに奔走した人々の必死の戦いを描いた作品。 生真面目で堅物、インテリ階級のジョンファンと悪知恵の働くお調子者で読み書きのできない元窃盗犯パンスの相反する二人の次第に認め合うバディが熱い。 また、字を覚えるにつれて世界が広がり夜通し物語を読んで涙し、目に入る文字を手当たり次第読み上げ子どもの様にはしゃぐパンスの姿が微笑ましい。ユ・ヘジンが演じるからこそ自然とそう見えるのか、良い役者だ…。

久しぶりに大泣きしました

- 6年前
映画見てこんなに泣いたの久しぶり。 主人公は決してイケメンとは言い難いお調子者。 普段は映画館のサンドイッチマンをしながら食いつなぎ 必要とあらば仲間と組んでスリも働く。 口先だけでその日暮しで生きてきたような中年男、パンス。 けれど困っ… 続きを読む

映画見てこんなに泣いたの久しぶり。 主人公は決してイケメンとは言い難いお調子者。 普段は映画館のサンドイッチマンをしながら食いつなぎ 必要とあらば仲間と組んでスリも働く。 口先だけでその日暮しで生きてきたような中年男、パンス。 けれど困っている人を見ると、強くない喧嘩で助けてしまう。 まるで日本の昭和を代表するキャラクター、フーテンのとらさんの韓国版。 界隈のならず者達からは「アニキ」と慕われ、何故か人を惹きつける。 時は日本統治下、1940年代の現代のソウル。 非識字者の彼は言葉は感覚だけで使う物だと思っていたが 朝鮮語学会代表のリュ氏との出会いから言葉の持つ意味を知り、朝鮮語の辞書を作るという彼の情熱に魅せられのめり込んでいく。 朝鮮語を話すことを禁じられ、強制的に日本名に改名させられ 民族の誇りである言語が奪われる事に危機感を持ち朝鮮語の辞書を作る事に情熱を傾けるリュ。 最初は正反対と思われた二人に芽生える絆。 スッたカバンを枕にすり替えて 「この枕が無いと眠れないんだ。」というセリフが秀逸。 ちゃんと後から効いてくる。 読み書きを覚えて、初めて小説を読みながら号泣するパンスが最高。 1人の10歩より10人の1歩。 心の奥では尊敬する父の言葉を胸にコツコツと小さな書店を隠れ蓑に活動してきたリュが、 父親が「柳川」と名指される瞬間の落胆と悲しみ。 民族の誇りを賭けて言語を守るため大きな力と戦わねばならなかった悲しい時代。 笑ったり、大泣きしたりしながら見ている私は日本人。 言葉を奪われる悲しみは計り知れない。 痛快で、可笑しくて、哀しくて… 歴史の描き方が丁寧で当時の日本語の解釈もよく出来ていた。 監督が「タクシー運転手 約束は海を越え」の脚本家と知り、納得。 エピソードがいちいち出来すぎ感が否めないが、いちいち泣かされた。 ここのところの韓国映画にはやられっぱなしだよぅ。 泣きはらした目でパンフレットを購入。 今月のオススメナンバー1!

戦争は人を狂わせる。

- 6年前

息子とKBCシネマで「マルモイ」鑑賞。 まず席がほぼ満員(一席空けて)なのに驚く。そして個性豊かな登場人物と飽きさせないストーリー。1940年代の日韓のヘヴィーな問題がテーマだが、オム・ユナ監督が伝えたかったのは国と国とのしがらみなんかでは無く、人間の優しさなんだと思う。エンタメとして楽しめた。

感情を右へ左へ

- 6年前

笑える場面はキッチリ笑えて、泣けるシーンはちゃんと泣けた期待通りの作品でした。 予告を観て日本が敵役、そろそろプロパガンダ的な作品が放たれるのではないかと危惧しましたがなんて事はない。 そんな事感じる暇も無いほど物語はドラマティックに展開していきます。

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