間違いなく2020年のNo.1
starstarstarstarstar - 6年前
終わってから立ち上がれなかったのは久しぶりです。
まず主人公がトルコ人という設定がいい。ドイツにおけるトルコ人が当時も20年経った現在もどんな位置にあるかを考えながら観ると、戦後を考える上でとても感慨深く感じます。もしこの弁護士役がありきた… 続きを読む
終わってから立ち上がれなかったのは久しぶりです。
まず主人公がトルコ人という設定がいい。ドイツにおけるトルコ人が当時も20年経った現在もどんな位置にあるかを考えながら観ると、戦後を考える上でとても感慨深く感じます。もしこの弁護士役がありきたりなイギリス人なんかだったら全く違うストーリーになった気がする程です。
ネタバレになるのでもちろん詳細を語りませんが、最後のシーンでは涙腺決壊でした。
早速原作を購入して読んでみます。
ドイツの闇
starstarstarstarstar - 6年前
本当の「正義」とは何かが焦点。
ドイツだから作れたお話。
少しでもちゃんと良い部分を説明しようとしたら、全ネタバレに直結するから、紹介も感想書くのも、超難易度高くて困る作り。
小説が原作で、作中の事件は実話じゃないけど、モデルになった事… 続きを読む
本当の「正義」とは何かが焦点。
ドイツだから作れたお話。
少しでもちゃんと良い部分を説明しようとしたら、全ネタバレに直結するから、紹介も感想書くのも、超難易度高くて困る作り。
小説が原作で、作中の事件は実話じゃないけど、モデルになった事件があったことと、裁判に関わった法律の問題点は事実みたいです。
とりあえず「観てよかった」ということは強く言いたい。
数ある法廷ものに比べても負けないくらい、すんごい面白かった。
ヨーロッパならではの寡作
starstarstarstarstar - 5年前
批評家の評判はさして良くないようだが、テーマの重さとそれを取り上げるドイツの懐の深さに感動した。今の日本はこれだけの戦争と人間の原罪を正面から描けるだろうか?
コリーニ少年と父の後ろ姿が泣ける
starstarstarstarstar - 4年前
ナチスドイツが残した不都合な真実を炙り出すライネン弁護士。途中で分かるコリーニの殺害動機。それを知ると観てる側は感情が被告側に傾く。先輩弁護士までも証言台に立たせ、正義と戦うライネン氏の姿を見てコリーニの心は満たされてしまう。終わり方も良い。サッカーボールを拾うコリーニ少年と父、2人はもういない。2022.4.20
重厚で見応えある作品
starstarstarstarstar - 6年前
高級ホテルのスイートで84歳の大富豪が殺害される。
そして靴底に血糊の付いた右足を引き摺りながら歩く初老の容疑者。
その後ろ姿はコートの右肩が大きくずれ落ちている。
後で判るが、犯人は倒れた遺体の頭部を靴底に脳がこびりつく程
踏み付けていた… 続きを読む
高級ホテルのスイートで84歳の大富豪が殺害される。
そして靴底に血糊の付いた右足を引き摺りながら歩く初老の容疑者。
その後ろ姿はコートの右肩が大きくずれ落ちている。
後で判るが、犯人は倒れた遺体の頭部を靴底に脳がこびりつく程
踏み付けていたのだ。この演出に作品の凄みを感じる。
犯人の憎しみはいかばかりか。
黙して語らぬ容疑者の弁護を国選弁護人として引き受けてしまった新米弁護士、カスパー。
誰の目にも単純な事件で簡単に結審すると思われた。
硬く閉ざした口を決して開かない依頼人に嫌気が差し、依頼を断ろうとした時、たった一言「何も欲しくない。欲しいのは正義だけ」
と語った依頼人の言葉に突き動かされるようにカスパーの正義感が芽生える。
やがてかつてドイツが国を挙げて隠したかった暗い闇にたどり着く…
法廷劇にはいつも重厚な人間ドラマがある。
素晴らしい作品。見て良かった。
コリー二事件 最高に良かった。
starstarstarstarstar - 6年前
ドイツも大変だな。日本もきな臭い動きがあるけど、ドイツも戦後処理で問題を抱えているんだな。
これは観るべき作品!
starstarstarstarstar - 6年前
めちゃくちゃ面白かったです👍
途中から引き込まれ過ぎて、何が何だか分からなくなるほどです笑。ラストまで納得のストーリーかつ、考えさせられる内容でした!いつになく有意義な時間でした!!!
正義はどこにあるのか?
starstarstarstarstar - 6年前
2012年にドイツで著名な刑事事件弁護士フェルディナント・フォン・シーラッハが執筆した同名長編小説を映画化。原作小説の出版を受けて、ドイツ連邦法務省が調査委員会を設置するなど文字通り国家を揺るがしたリーガル・サスペンス。
ドイツで30年以… 続きを読む
2012年にドイツで著名な刑事事件弁護士フェルディナント・フォン・シーラッハが執筆した同名長編小説を映画化。原作小説の出版を受けて、ドイツ連邦法務省が調査委員会を設置するなど文字通り国家を揺るがしたリーガル・サスペンス。
ドイツで30年以上模範的市民であったコリーニ(フランコ・ネロ)が、大物実業家をホテルのスウィートルームで殺害した。被告コリーニの国選弁護人を引き受けることとなった新米弁護士ライネン(エリアス・ムバレク)だが、殺された実業家は、父親代わりに育てられた恩人ハンス・マイヤー(マンフレート・ザパトカ)であった。
主人公のトルコ人新米弁護士カスパー・ライネンには、『ピエロがお前を嘲笑う』のエリアス・ムバレク。裁判の傍聴を重ね、また刑事訴訟法を誦じれるほどに勉強し役作りを行なった。被告人コリーニは、『ジャンゴ 繋がれざる者』の世界的名優フランコ・ネロ。
最後までちょくちょく挟まれるボクシングが、ストレス発散なのか精神集中なのか辛い過去を忘れるためなのか曖昧だったが、カスパーのモテ度を表すには十分な効果だった。それにしても、初仕事がまさにヘビー級である。
主人公を、ドイツではマイノリティであるトルコ人にしたのは映画オリジナル。現代においてより深みを増すことに成功している。
また、ピザ屋の女性、父親、友人、ルケージ老人といった主要人物たちが映画オリジナルキャラクターだと知って驚愕。
法治国家の落とし穴、ドイツがまだ折り合いをつけられていない「黒歴史」をあぶり出した、ドイツでしか描けなかった物語にひたすら脱帽だった。
父と子の絆再建、ケイパー物、バディ物としてもエンターテイメント性が高く、重厚な社会派ドラマながら楽しんで観ることができた。
パンフレットで憲法学者の木村草太氏が綴っていた「立法や法改正・法解釈に関わる者は、それがどのような帰結を持つのか、慎重に見極めねばならない」という言葉には、身が引き締まる思いだ。
ドイツ製の法廷もの
starstarstarstarstar - 6年前
法廷ものとしてはふつうだと思うが、ドレーアー法というドイツでは社会問題になったという法律に絡めてあるところに、リアリティがある。裁判を通して主人公が成長するのも良い。
誰がために法はある
starstarstarstarstar - 6年前
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2020/06/12/123052