☆4.1
ドキュメンタリーの面白さと、権力の監視者たる報道の重要性が凝縮されている。 同時に、調査内容と追及を受けた議員の辞職シーンを順場に並べるだけでフリとオチが次々と決まる痛快で良質なコメディ作品(笑えない)
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富山県の小さなテレビ局が地方政治の不正に挑み、報道によって人の狡猾さと滑稽さを丸裸にした4年間を描いたドキュメンタリー。“有権者に占める自民党員の割合が10年連続日本一”である保守王国、富山県。2016年8月、平成に開局した若いローカル局「チューリップテレビ」のニュース番組が「自民党会派の富山市議 政務活動費事実と異なる報告」とスクープ報道をした。この市議は“富山市議会のドン”といわれていた自民党の重鎮で、その後、自らの不正を認め議員辞職。これを皮切りに議員たちの不正が次々と発覚し、半年の間に14人の議員が辞職していった。その反省をもとに、富山市議会は政務活動費の使い方について「全国一厳しい」といわれる条例を制定したが、3年半が経過した2020年、不正が発覚しても議員たちは辞職せず居座るようになっていった。記者たちは議員たちを取材するにつれ、政治家の非常識な姿や人間味のある滑稽さ、『はりぼて』を目のあたりにしていく。しかし、『はりぼて』は記者たちのそばにもあった……。
(C)チューリップテレビ
ドキュメンタリーの面白さと、権力の監視者たる報道の重要性が凝縮されている。 同時に、調査内容と追及を受けた議員の辞職シーンを順場に並べるだけでフリとオチが次々と決まる痛快で良質なコメディ作品(笑えない)
為政者たちの振る舞いがこんなにも面白いのか! いや、笑っている場合ではない。
ひさびさにおもしろいドキュメンタリー映画見た
富山市議会の自民党会派の有力議員の政務活動費の偽領収証をスクープした富山チューリップテレビの報道部が、次から次へと議員たちの不正を明るみに出し、ドミノ倒しのように14人が議員辞職する痛快コメディのような政治ドキュメンタリー映画。 なんという腐れっぷり!それでもまた老害議員が再選される絶望、議会と行政がグル、金銭問題から変態問題まで噴出して爆笑したが、どこの地方もこうなのかと思うと笑ってられなくて最後は泣きたくなってきた。 チューリップテレビありがとう!元キャスターの 五百旗頭 幸男(いおきべ ゆきお)監督ありがとう!
KBCシネマで映画「はりぼて」正にスケールの小さなリアル半沢直樹。自民党会派の富山市議会の不正をチューリップテレビが執念で証拠を集めて追い詰めていく。余りの酷さと情けなさに笑えてくるのだが、最後はやはり現実を思い知らされる。 リスクは相当のものだろうが、メディアには五百旗頭さんや砂川さんの様な姿勢を忘れて欲しくない。