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行き止まりの世界に生まれて  ポスター

行き止まりの世界に生まれて

4.0 93分 2020/9/4(金) 公開
ドキュメンタリーアメリカ
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あらすじ

オバマ元大統領が「感動的で、示唆に富む。ただただ惚れ込んだ」と年間ベスト(2018年)に選んだドキュメンタリー。「全米で最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。スケート仲間は彼らにとっての唯一の居場所で、もう一つの家族だった。そんな彼らも大人になるにつれ、さまざまな現実に直面し段々と道を違えていく。カメラは、明るく見える彼らの暗い過去、葛藤を抱える彼らの思わぬ一面を露わにしていく……。

場面写真

予告動画

行き止まりの世界に生まれて の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
ビン・リュー
キャスト
キアー・ジョンソン/ザック・マリガン/ビン・リュー ほか
配給
ビターズ・エンド
公式サイト
bitters.co.jp/ikidomari

クチコミ

KZK ネタバレ

正しいコミニケーションの大切さ

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

恥ずかしならこの作品の舞台となるイリノイ州ロックフォードという町については詳しくは知らない。 その為この日常的な暴力がどれほど町に染み付き住民を苦しめてるのかは分からない。あくまでザック、ギアー、ビンこの三人がこの作品で描かれている姿を見て感じた感想としてはコミニケーションの大切さこれに尽きる。 主人公の3人達は幼少期から日常的に父親から暴力を受け、時には母親や兄弟などが暴力を受ける姿を見て怯えて育つ。 大人になった今ザックは妻に暴力をし、ビンは家族を作ることを強く望まず、そしてギアーは暴力が原因で父親と喧嘩別れしそのまま関係を修復できず他界した父親を今だに後悔し心を苦しませている。 彼らの父親の姿や発言は殆ど描かれていない為暴力の真偽や詳細はわからないが、あくまで彼らの発言通りに話を進めるのであればやはり暴力はポジティブな事はなにも生まれるず、暴力から解放されてもトラウマを植え付け何年も苦しませる恐ろしい呪いである。 ギアーは劇中で暴力があったから人の物を盗む事のいけなさを理解したと発言していた。人の物を盗む事は相手を傷つけるだけではなく、あらゆる人間関係を壊すからいけない。その通りである。 ただそれらを暴力じゃないと伝える事はできなかったのか。決してそうではないだろう。 もしかしたら言葉で伝えるには暴力で伝えるより時間は要するかもしれない。ただその苦労から逃げて暴力で伝える事に意味を見出しては決していけない事がこの作品を通しても改めて伝わる。 彼らの父親もまた暴力を受けて育ったのかもしれない。 その環境から育ったものがその負の連鎖を断つのは物凄く大変な事かも知れない。 ザックが大人になってから同じように暴力をしていた事もそうだが、ギアーのように暴力から逃げる事で育つとなにかあっても逃げる事で解決をしてしまう。それに関してはザックも同じような姿が描かれていた。 誰もが暴力に快感を得て傷つけることを目的としてしてるようには見えない。どうしてもコミニケーションに行き詰まると暴力で解決しようと、そして時には逃げ出すことで人生を送ってしまってる。 きちんとしたコミニケーションが取れていたらまた違ったポジティブな道を選択できたようにも思える。 ビンはカメラを通し母親と心内を明かしたコミニケーションを取る事で最後は幸せな関係を築く事ができたのではないか。 この作品を通して改めてコミニケーションの大切さを学んだ。そして同時に誰もがみんな正しいコミニケーションを取れるわけではない。時には失敗しネガティブな事が起きる事もあるだろう。ただその時に劇中でザックが発言してたようにさらにネガティブな事を起きる事に身を任せてネガティブな事に染まらない事であろう。 ネガティブな事やそれらが続いても決して下を向かずポジティブな事を目指して諦めず日々を過ごす事の大切さを改めて感じさせてくれた。

オバマが褒めてたやつ

- 5年前

スケボーやってたから思うけど上手すぎる なにかに没頭できるって強い

鶯 ネタバレ

苦難の人生の先にある希望

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

複雑な家庭内で居場所の無かった少年、ザック、キアー、ビンが🛹を生き甲斐として繋がり当時から映画監督志望のビンの撮影で、ありのままの青春時代と大人になった3人のそれぞれの環境の変化を12年を追い続けたドキュメンタリー。 ザックは17歳の若さで恋人ニアとの子供を授かり結婚するも仕事と育児に苦しみニアと衝突を繰返し離婚。 それでも尚、お互いに心の深層部分ではパートナーと息子を愛していた故「夫婦」と言う形は取らずとも、ザックが養育費を支払いながら幸せな関係を続ける姿は現代の結婚に囚われない新しい「カップル像」を如実に表されていた。 主役の3人の中で唯一の黒人「キアー」は父親からの虐待や🛹仲間以外からは度々、黒人差別を受けながらもシングルマザーの母を支える為に黙々とレストランの皿洗いを続け、その後ウェイターとなり3人の中でずば抜けて🛹の上手かった彼は、やがて🛹のスポンサーを2社獲得して独り立ちする。その姿に、作中は度々苦境に立たされながらも決して生きる事を諦めず、終始見られるキアーの底抜けの明るさを失わなかった彼の人間性が報われた事に安堵した。 そして、この作品の撮影者である「ビン」は幼少期にDVの継父からの虐待を10年以上受け続ける。そんな継父を愛していた母は虐待を見て見ぬふりをし、その事を恨んでいたビンは母にインタビュー形式で撮影しながら「尋問」する。 最後は母が涙ながらに懺悔をし、ビンと和解したのだが、自分がビンの立場であれば決して母を許す事は出来なかっただろう。 作中に、度々映し出される街中を🛹で疾走する映像の迫力であったり「大人」になる事に対する「恐怖」や🛹だけを純粋に楽しんでいれば良かった少年時代が終わりを告げる「悲しみ」を3者3様に抱えながらも希望を捨てずに前を向き、それぞれがそれぞれの幸せを掴む為に奮闘する姿が余す事無く繊細に描かれており爽やかな感動を呼んだ。 今年見たドキュメンタリーとしては最高の作品だった。

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