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アイヌモシリ ポスター

アイヌモシリ

4.9 84分 2020/10/17 (土) 公開
ドラマ日本アメリカ中国
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あらすじ

14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。 アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人達と始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教えこもうとする。少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
福永壮志
キャスト
下倉幹人/秋辺デボ/下倉絵美/OKI/結城幸司/三浦透子/リリー・フランキー ほか
配給
太秦
公式サイト
ainumosir-movie.jp

クチコミ

☆4.6

- 3年前
「あんたアイヌ?」 生まれ育った自分の国で「あんた日本人?」と初対面で問われた和人はどれだけいるだろう。 「日本語上手ですね」「…勉強しましたから」 アイヌなのにアイヌ語講座を受けるのは何故か。大切な儀式の祝詞もカンペがないとできないのは何… 続きを読む

「あんたアイヌ?」 生まれ育った自分の国で「あんた日本人?」と初対面で問われた和人はどれだけいるだろう。 「日本語上手ですね」「…勉強しましたから」 アイヌなのにアイヌ語講座を受けるのは何故か。大切な儀式の祝詞もカンペがないとできないのは何故か。彼らから言葉も土地も遺骨も奪ったことも、その謝罪もなされていない事実も知らずに無邪気に「観光客」でいられる和人。この問題点をたった二言、ともすると疑問に思わず流されてしまいそうな会話で表した脚本に脱帽。 カントと中学生バンドを組むメンバーの一人は言う。「アイヌ語を入れるとアイヌとしてしか見られなくなるじゃん」。そんな自分のルーツに魅力と共に反発も覚える次世代の若者に、アイヌの文化と精神を伝えはするが、強制はしない大人たち。 なお、カントとエミは実の親子。物語ありきではなく、そこにある現実として実際に生活する人々をモデルやキャストに起用し、その人々にどれだけ物語を近づけるかを徹底的に追求した監督の姿勢がどこまでも誠実。アイヌという存在を美化せず、生活や儀式を神秘的でスピリチュアルな存在に寄せず、現代を生きる若者から年配者まで多くの人がいる“人間[アイヌ]”の考えと選択として描いたところがとても良かった。 《余談》 海外版Netflixだけじゃなく日本版Netflixも配信してくれ。

アイヌを知る

- 4年前

終始、釘づけ。自然と共に生きてきたアイヌの人々に敬意を感じる。私には私の、アイヌの人々にはアイヌの人々の誇りがある。10代の頃に劇場で観たかった。(DVD)

アイヌを存在として感じられる

- 5年前

本や漫画などで得るアイヌの知識と、 映像で体感するアイヌは全然違かった… アイヌといっても、 現代ではただのアイデンティティでしかない。 人によっては忘れて生きる人もいるでしょう。 長い歴史の中でアイヌが大切にしてきた 「命と向き合う心」は、 いまや現代に飲まれ、 皆さんの中でも割れている。 命を奪う儀式?命を送る儀式? 多くの人に観てもらいたい。 そして語り合いたい。

ドキュメンタリー然としたフィクション

- 5年前

ドキュメンタリーのように物語は進む。 アイデンティティを確かめるように消えつつあるアイヌ語を勉強する人。 アイデンティティを意識しながらアイヌから離れて暮らす人。 フィクションの物語ながらも登場人物の言葉に本人が発するかのような重みがある。 多くの人に見てほしい映画。

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