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若い人(1937)

4.0 88分 1937/11/17 (水) 公開
文芸青春日本
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あらすじ

石坂洋次郎の同名原作を、八田尚之が脚色し豊田四郎が監督した文芸映画。1952年には市川崑監督、1962年には西河克監督、1977年には河崎義祐が、それぞれ再映画化している。  親を知らず自由奔放に生きる女学生の江波恵子。ミッションスクールに通う彼女はその奔放さから、学校で問題視されていた。そんな彼女に理解を示し、導こうとする教師の間崎。そして間崎と仲の良い女教師の橋本。修学旅行の後、恵子が妊娠したのでは、という噂が立つ。

キャスト・スタッフ

監督
豊田四郎
キャスト
大日方伝/市川春代/英百合子/夏川静江/山口勇/伊藤智子/林千歳/押本映二/鹿島俊策/松林清/稲田勝久/春日章/松田宏一/平陽光/吉川英蘭/井上千枝子/川田喬子/芝由美/アルガート夫人/松川和子/菊川郁子/田代桂子/河上蓉子/更科弓子 ほか
配給
東宝映画

クチコミ

若い?若くない?31歳は迷いの年

- 8年前
これは、私の共感がいっぱい詰まった映画だった 主人公のポーラは31歳 ある時、ポーラは10年間付き合った彼氏からパリの街へと追い出されてしまう。 彼と共にメキシコで暮らしていたポーラには、当てにする友人もなく、たまたま知り合った人の家を転… 続きを読む

これは、私の共感がいっぱい詰まった映画だった 主人公のポーラは31歳 ある時、ポーラは10年間付き合った彼氏からパリの街へと追い出されてしまう。 彼と共にメキシコで暮らしていたポーラには、当てにする友人もなく、たまたま知り合った人の家を転々とし… だいたい28〜32歳ぐらいの時というのは「迷いの年」だと思う そろそろ結婚もしたいけど、仕事も面白くなってきたし とか 仕事に行き詰まりを感じるけど、結婚相手もいないし とか 私も、その年頃は悲しい別れがあったり、失業したりで スキルアップの勉強をしてみたり、趣味を増やしてみたりして、いろいろとチャレンジしていた年頃だった ポーラも、きっと10年間付き合った彼氏との結婚を意識していたはずだけれど、無残にも追い出されたことで、情緒不安定になってしまう そりゃー誰だって、そんな状況に置かれたら情緒不安定になるわー!! そこから、彼女は自分の生きる道を模索し始める 31歳にもなって、生きる道??自立??今さら?? と思わなくもないけれど、他の人たちが自立した20代の頃、ポーラは有名カメラマンの彼氏と共にメキシコで夢のような生活をしていたのだ だから、人より10年遅れて自立の時がやってきたのも、すごくよくわかると思った 彼氏に捨てられたばかりのポーラは、情緒不安定だったけれど、 そこから、いろんな人たちと出会い、いろんな経験を重ねて、誰の所有物でもなく、誰にも依存しない自分を見つけ出していく 31歳という年は、周りの人たちから 「まだまだ若いから」と言われるけれど、本人からすれば「もう若くない」年である それでも、最後にポーラが選んだ生き方を私は尊重したい ポーラと母との関係、ポーラと元彼との関係を考えた結果の答えだと思ったからだ 28〜32歳ぐらいの頃は、仕事も、家族も、プライベートも迷いの時だと言ったけれど、 その答えを探す中で、もっとも優先すべきなのは「自分が幸せで、楽しくいられる環境」を作ることなのだ 私はラストのポーラを観て、そう確信したし、彼女のラストの表情がそれを物語っていた 私には、納得の終わり方だった 面白いなぁと思ったのが、猫 日本では、よく独身女性と猫をセットで語られがちだけれど、フランスでもそうなんだなっていうのが面白かった 古今東西、独身女性には猫がよく似合うんだなぁ

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