日本は誰のもの?
大戦後以来、日本という国ははたして ホントにまだ存在しているのか?改めてつきつけられた。 70年代当時からの生きた証言を、左派右派問わず、アカデミックな論客、活動家から当時の機動隊員、戦車配送請け負い業者まで、丹念に集めた貴重なノンフィクシ… 続きを読む
大戦後以来、日本という国ははたして ホントにまだ存在しているのか?改めてつきつけられた。 70年代当時からの生きた証言を、左派右派問わず、アカデミックな論客、活動家から当時の機動隊員、戦車配送請け負い業者まで、丹念に集めた貴重なノンフィクション。 現代の論客による分析も面白い。 アメリカの基地、'空母' として今も利用されている日本は、米国の属州とも言え、令和の世になってもいまだ敗戦国。 岸信介や田中角榮、大平、安倍に至る分析も面白く、国民も国土も売り渡されている事実をあらためて自覚させられる。 しかし、国民が闘って、微力でも声をあげる事の影響も確かにあったのだと、そんな勇気と余韻の残る良作だった。