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ある人質 生還までの398日 ポスター

ある人質 生還までの398日

3.9 138分 2021/2/19(金) 公開
ドラマGデンマーク・スウェーデン・ノルウェー
チケット予約

あらすじ

2013~2014年、398日間にわたってIS(イスラム国)の人質となり、奇跡的に生還したデンマーク人写真家が体験した地獄と、救出という不可能に挑んだ家族の398日間を追った衝撃の実話。怪我のために体操選手の道を断念したダニエルは、ずっと夢だった写真家に転身。戦争の中の日常を撮影するため、シリアの非戦闘地域を訪れた。だが現地の情勢が変わり、ダニエルはISに誘拐され拷問を受ける。家族は巨額の身代金を用意するために奔走するが、犯人側は容赦なく追い討ちをかけ、過大な要求を突きつけてくる……。

場面写真

予告動画

ある人質 生還までの398日の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
ニールス・アルデン・オプレヴ/アナス・W・ベアテルセン
キャスト
エスベン・スメド/トビー・ケベル/アナス・W・ベアテルセン/ソフィー・トルプ
配給
ハピネット
公式サイト
https://398-movie.jp/

クチコミ

命の値段

- 5年前
想像を絶する日々の、ほんの一部を垣間見ただけなのに、 その臨場感に引き込まれて、久しぶりに見るのがしんどい映画でした。 全ての権利を奪われて、常に死と隣り合わせのものすごいストレスから逃れられない。 死ぬ権利すら奪われて、気が狂いそうななか… 続きを読む

想像を絶する日々の、ほんの一部を垣間見ただけなのに、 その臨場感に引き込まれて、久しぶりに見るのがしんどい映画でした。 全ての権利を奪われて、常に死と隣り合わせのものすごいストレスから逃れられない。 死ぬ権利すら奪われて、気が狂いそうななか 「テロリスト達の憎悪に負けない」という言葉の重さを考えさせられました。 国籍って何だろう? 生まれた時点で決まっていて、自分で選んだわけではないのに、変更するのは一苦労。 親が国際結婚だと子供はどちらかの国を選べるらしいけど、それでも二社選択でしょ? 平和な日本では、憲法に従って納税の義務を果たせば、国が提供するサービスを受けることができて、国から守られるイメージでしたが、それぞれの国によってここまで対応が違うなんて!本当に驚きでした。 「テロに屈しない国家」という正義で力強いスローガンが意味するのは 「テロリスト達と交渉をしない国」「テロリストへ資金を流さない国」だということ。改めてその意味に気づかされました。 日本人の人質事件は人命優先なので、水面下では相当な金額の交渉があったのではなかろうか。 同じ部屋に監禁されていても、命の値段が違うこともショックでした。 家族側の心労も凄まじい。 人質救出の専門家の存在も初めて知りましたが、政府は一切関与してくれないうえに、テロリストに渡る資金を募金で集めるのも違法。 日本円で約2億5千万円の大金を、一般庶民が工面できる訳がない。 でも、諦めれば確実にダニエルは殺されてしまう。 家族もまた戦っていました。 アメリカ人のジェームスはどんな状況でも常に想像力とユーモアを持ち続けることで、テロリストに屈しなかった。 世界を変えたいと願うジャーナリストだった。 本作では小鳥のさえずりが印象的で、主人公が決断するキッカケになったり、希望の象徴として効果的に使われていました。 映画って本当に奥が深いです。 どの映画を観ても、新たな気づきや発見がありますが、とくにこの映画に関しては、同じ世界に生きる人間として、知っておかなければならないことが描かれている。 テロリストも人を殺すのは怖い。 人質に銃口を向ける手が震えるのを見た時、どうしてここで、お互いがこんな事になっているのか。。。上に立つ者の犠牲になるのは常に末端の者だと感じました。

KZK ネタバレ

世界平和への道のりはまだまだ険しく

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ユーロライブにて試写会鑑賞。 この作品は実話ベースでありこの作品では触れられていないものの日本人被害者も出してしまった事件と関連する為記憶も新しい事件である。 主人公のデンマーク人、ダニエルは体操選手との成功を信じ日々を送っていた所、プレイ中に大きな怪我を負い選手生命をたつ事となる。今後は恋人と生活をするにあたりまともな職に就く事を目指し写真家となる所でストーリーははじまる。 写真家としてこれまでどのような経験を持ってきたのか、そして会社はどういう会社なのか、シリアに行くにあたり豊富な知識や最悪なケースを想定した準備はできていたのか…この辺りは省かれいきなりシリアに行くシーンとなった為このあたりの背景は見えないが、ダニエルはシリアに行き早々にテロリストに捕まってしまう。 まぁこの作品は生還までのストーリーが主となるわけだから仕方ないと言ったところか。 一度は脱出に成功しシリアに住む一般民に助けを求めるも、一般市民はテロリストにダニエルの存在を通報し再度捕虜となってしまう。このシーンの絶望感は見てる側もなかなかのものを感じた。 一方デンマークに残された恋人や家族は中々帰ってこないダニエルを心配する。 事前に何かあった際にある者に連絡するようダニエルに伝えられていた。その者は元軍人で現在は人質球質の専門家として働く者である。テロリストと被害者家族の間に入り交渉するエージェントのようなものだ。 テロリストは億単位の多額な金額を家族に要求する。交渉人は居場所が突き止められいない現状を考えると応じる他ないと判断する。 そのシーンの際一応ドルとクローネの関係性の説明は少しあったが、デンマークの通過に知識がないとここを逃すと1クローネがドルや円に直すとどれくらいのものなのか分からないため以後も鑑賞中しばらくこの単位が気になってしまった。 もちろん一般庶民の家庭であるダニエル家が払える額ではない。もちろんデンマーク政府はテロリストの要求に応じることはできない。 その為保険を解約するなど一個人ができる事は全てやり、その上で募金という形で裕福者や企業から資金を募ろうとうする。 ただこれが名目を変えないとテロリストへの資金集めとなってしまい法に触れてしまう。 その為弁護士を雇いグレーンゾーンの間で資金活動をする事となる。この辺りは勉強になった。まぁ外務大臣だか外務省の責任者も会議には同伴していたし政府としても暗黙の了解なんだろう。 最終的には知人、デンマーク国民、そして大手企業が参加してくれ2000万クローネを集めることに成功しダニエルは解放となる。 ダニエルと共に捕虜生活を強いられていたアメリカ人のジェームズはテロリストに処刑されてしまう。 この事件は記憶に新しく残っている。 最後に彼の葬儀にダニエルは参加し作品は終わる。 この作品において大事になるのは救出の仕方であろう。 このテロリストに捕まった被害者を救出はとても難しい問題である。 映画作品でいえばアジトを見つけ出し、突入しテロリストを薙ぎ倒し救出ってのはよく見るが現実はそうはいかない。 多くは金銭要求をしてくるが、この金銭はテロ活動の資金となってしまう為国が応じないのは十分に理解できる。 では捕まったら自己責任と片付けて人の命を見捨てるのが正しいのか。それは決して違う。彼らのようなジャーナリストがいるからこそ世界情勢を知る事ができ、そして対策が打てる事も沢山ある。 この問題の答えは今作を見てもやはり確固たる答えはもちろん見つからなかった。 ただ最後のエンドロールにてデンマークは現在も国としては救出募金を募る事も法では禁じられているが、アメリカはオバマ大統領時代に法改正し認められている事が伝えられる。 この法改正が救出活動に大きな影響を与えるのかと言われればなんともいえないが、こうして少しづつ解決策に近づいていくしか今はないのであろう。 色々考える事が多く面白い作品ではあったが一つ気になるのはタイトルにある生還までの398日の部分か。 エンドロールでも13ヶ月拘束されていた事は説明されていたが、作品を見ている限りはそこまでの長い間の拘束を感じられなかった。むしろ時間をかけるとダニエルの命は危ないという言葉が交渉人から度々発せられていた事もあり、この件に関してはスピードが大事となりスピーディーに解決した事件のように感じてしまった。 また冒頭にも書いた通り捕まるまでが結構あっさりしてるのは気になった。 ただ拘束間はとても緊張感がありテロリストに対して見てるこちらも激しい憎悪感を覚えるなどとても没入し鑑賞できる作品であった。何時みてもテロリストの言動行動には激しい怒りを覚える。奴らにどんな理由どんな背景があろうと許される事ではなく、一ミリも同情するに値しない。同じ人間だとは思えない奴らだ。 死を前にしたジェームズがテロリストに対して憎悪で心いっぱいになるのではなく、家族を想い愛で満ちた心でありたいとあの状況下でも言葉にする彼の姿はとても心打たれた。あのシーンは個人的にはこの作品で1番好きなシーンであった。

みどり ネタバレ

最良のエンディングとは…

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

 自らのテロ行為を「聖戦」などと称し、異教徒は全て敵、罪もない人々を拉致して、 「同胞の苦しみを味わえ」 と残忍な方法で殺害し、あまつさえ動画サイトで公開する。  自分は永久に彼らを理解する事はできません。 これらのテロのニュースを見る度に強い憤りを感じ、トランプ元大統領の行き過ぎた発言をする気持ちを汲みたくもなった時もしばしば。  そんな被害者の、ニュースでは絶対に報道されない現実を知る為に鑑賞しました。 それは想像をはるかに超えた内容で、特に主人公ダニエルの気持ちよりも、周りの家族や恋人がどういう行動に出たかというのがとってもリアル!  結果ダニエルは家族がかき集めた身代金で解放されるのですが、そのお金で彼らの次のテロ行為用の資金源になったのは確か。 そして「デンマーク人は金になる」と国の脅威になってしまったでしょう。 でも背に腹はかえられぬのも事実。 多分どんな有能な映画作家が本作を作ったとしても、全ての観客を満足させる着地点を設ける事はできなかったはず。 映画そのものはとても良く出来ていましたが、エンディングが腑に落ちなさすぎてこの評価です。

必見です。

- 5年前

当時の状況下に自分も居るかの様な映画でドキドキしました。主演のエスベンさんの演技も素晴らしい。この映画を見てジャーナルリストとそれぞれの政府の対応とか家族再度の多岐に渡る時点で考えさせられました。

☆3.7

- 3年前

もう少し主人公がガッツリ窶れたり痩せたりできたら良かった。拷問中も思ったより綺麗で逞しく、限界感が薄いというか余裕を感じた。 「いつ終わるか分からない屈辱と拷問」「国籍による攻撃」と聞いて入管施設の長期収容問題が頭をよぎった。人としての尊厳が守られず、いつ出られるか分からないとなれば自ら命を絶ちたくもなってしまう。

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