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ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 ポスター

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌

3.6 116分 2020/11/13(金) 公開
ドラマPG12アメリカ
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あらすじ

J.D.ヴァンスによるニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー第1位の回顧録「ヒルビリー・エレジー」を原作とした実話に基づく物語。名門イェール大学に通うJ.D.ヴァンス(ガブリエル・バッソ)は、理想の職に就こうとしていたときに、家族の問題によって、記憶から消そうとしていた苦い思い出のある故郷へ戻ることを強いられる。故郷で彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親ベヴ(エイミー・アダムス)だった。幼いヴァンスを育ててくれた、快活で利発な祖母マモーウ(グレン・クローズ)との思い出に支えられながら、彼は自分の夢を実現するために、自分自身のルーツを受け入れなくてはならないことに気づく……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ロン・ハワード
キャスト
エイミー・アダムス/グレン・クローズ/ガブリエル・バッソ/ヘイリー・ベネット/フリーダ・ピント
公式サイト
hillbilly-eregy-movie.com

クチコミ

KZK ネタバレ

家族の一つの形

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

近年この作品のように完璧じゃない家族の姿を描く作品はいくらかあり、目にしたきたが、 この作品もまたそのタイプでは非常に見応えあり、この家族の形に没入し作品を楽しむことができた。 エイミーアダムス演じるベヴは理想の母親とは程遠い姿である。彼氏や父親を頻繁に変え、その度に子供達は引っ越し環境を変えることを強いられる。 時には子供に暴力を振るい、時には自分を傷つけて近隣に迷惑をかけたり、そして薬漬けになったりと一言で言えば最低な母親である。 でもそんなベヴも昔は学校でも優秀な生徒の1人であり、明るい未来を夢見て順風満帆な生活を送っていたという。どこか歯車が狂ったり、ベヴ自身も両親の暴力下の中育った過去のトラウマがベヴを狂わしてしまっている。 そんな壊れかけたベヴがまともな教育を子供達にする事はできない。 長女は早くに恋人を見つけ彼と生活をすることで独り立ちした。 主人公のJDはまだ幼い事もあってベヴに振り回されて苦しんだが、最後は祖母が母親代わりになる事となり、そんな必死に自分の世話をしてくれる祖母の姿を目にして立派な人間になることを強く心に決め今に至る。 今のJDは立派な社会人である。姉も家族を持ち幸せな様子が伺える。 そんな彼らにまた母親のトラブルに巻き込まれてしまう。子供たちは自立してるが、母親はまだその日暮らしの生活を送っており自立できておらず、歯車は狂ったままだ。 JD達も見捨てようと思えばできる立場であるが、ベヴの過去の事は理解、庇う事はできなくても、過去の事を赦し支え合う姿を過去の描写と繰り返しながら丁寧に描かれた作品である。 改めてこの作品をみても家族の形はそれぞれだという事を実感させられる。完璧な家族などもしかしたら存在しないのではないか。それぞれ色んな問題を抱え、そして解決できないままであるかもしれない。 ただこの作品を見ていると完璧ではないこと、問題を抱えてる事を恥じるのではなく、例え時間を要してもゆっくりゆっくり理想の姿を追っていく事も悪い事ではないと実感させられる。 ある程度の年齢を迎えてしまうと家族といえど共に過ごす事はなくなり、関係を断つ事もできてしまうのも現実である。 ただこの一家のように幼少期は一般的な家庭のような時間を過ごせず苦しみはしたが、時間はかかっても最後は幸せな家庭を築くのまた家族の一つの形であり幸せな事だととても実感させられた。 この作品においては家族の形というものにスポットが当たっているがもちろん他のことにも置き換える事は可能だ。 人間誰しも完璧な姿や理想な姿を夢見る。その思いが強ければ強いほど現実と理想の差に絶望し壊れてしまう事もある。 人間誰しも壊れる事もあり、逃げ出す事もある。壊れたから、逃げたからもうダメなのではなく、人生は短いようで長くもある。人よりも遠回りをしたとしても夢や理想を諦める事なくゆっくりゆっくりと自分のペースで向かう事の大切さを改めて感じさせてくれる作品であった。 今年もいろんな映画作品を見てきたが、自分にとってはトップクラスに好きな作品であった。

エレジー

- 5年前
J・D・ヴァンスによる回顧録『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』を原作とした実話ベースのドラマ作品。 ラジー賞に多数ノミネートされるだけあって、全体的に救いようがなく胸糞悪い内容となっている。 とりあえず言え… 続きを読む

J・D・ヴァンスによる回顧録『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』を原作とした実話ベースのドラマ作品。 ラジー賞に多数ノミネートされるだけあって、全体的に救いようがなく胸糞悪い内容となっている。 とりあえず言えるのは、JDがいいやつで彼女のウシャも思いやりのある女性であることと、姉のリンジー(『スワロウ』のヘイリー・ベネット)が美しいということだ。 エイミー・アダムスはいつ見てもマライア・キャリーを思い出す。性格の悪い女性を演じさせたら天下一品であることも。 祖母マモーウ役のグレン・クローズ、本人に激似であることがエンドロールで判明する。 本作を筆頭に、『アイ, トーニャ』や『ひとくず』など、ここ最近自分の中での家族第一主義を崩される作品をよく観ている気がする。 回想録を基にしているので仕方ないが、面接に行ったから回想録を出版するまでに経済的に自立したという壮大なネタバレが事前にあることと、ベブは直後に自死してそうな雰囲気を出していながら存命であること(薬物を絶って生き続けているのはもちろん良いことだが)が物語上かなり残念だった。

無題

- 5年前

グレンクローズ8回目のアカデミー賞ノミネート。というわけで鑑賞。全く予備知識がないまま観たのですが、実話で原作があって、それが映画化されたものだったんですね。 そういう映画って、最後に本人の写真とか出たりするじゃないですか。その写真たちを見て、またみんな、そっくりに似せたなぁと。。。その驚きはありましたが、作品としては特別に何か心を動かされることはなかったです。

負け犬白人

- 5年前
ヒルビリー、レッドネックと呼ばれる白人労働者階級は、ヒスパニックや黒人以上に、負け犬らしい。さびれた工業地帯の田舎町の白人労働者層は黒人社会以上に人生に悲観的で、アメリカンドリームを信じてなくて、ちょっと辛いと逃げるのは、そのせいか。JDの… 続きを読む

ヒルビリー、レッドネックと呼ばれる白人労働者階級は、ヒスパニックや黒人以上に、負け犬らしい。さびれた工業地帯の田舎町の白人労働者層は黒人社会以上に人生に悲観的で、アメリカンドリームを信じてなくて、ちょっと辛いと逃げるのは、そのせいか。JDの母親も、側から見れば、自分で堕ちていっていってるのに、人のせい、社会のせいにする。そんな毒親に振り回されるJDとリンジーかわいそうだった。 JDが抜け出せたのは、おばあちゃんが覚悟決めて、JDの未来を信じて育ててくれたから。クズ友だちや、毒親から引き離すやり方はひどく荒っぽいけど、彼女のやり方でやるしかなかった。彼女のようなヒルビリーはエリートたちには、侮蔑の対象だが、JDには自慢のばあちゃん。

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