大久保佳代子の味
突っ込みどころはたくさんあるが、、あふれる映画愛に免じて良しとしたい。 特に演技が上手いわけでもない大久保佳代子の存在感。映画館主の柳家喬太郎のナチュラルさ。全てこの2人に尽きる。高畑充希の「私良い演技してます」感が際立つ。 震災とか家族愛とかコロナ禍とか詰めこみすぎたが、散りばめられたユーモアが救っている。泣けるし、笑える。
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『ロマンスドール』などで知られるタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎え、オリジナル脚本で制作した映画。震災後の福島・南相馬に実在する映画館を舞台に、一人の20代女性が東奔西走し映画館の存続を守ろうとする物語。100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館が活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として、地元住民の思い出を数多く育んできた。時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まり、森田も打つ手がないと決意を変えるつもりもない。地域に密接した映画館を守ろうとする都会の人間と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人。果たして「朝日座」の運命やいかに……。
(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
突っ込みどころはたくさんあるが、、あふれる映画愛に免じて良しとしたい。 特に演技が上手いわけでもない大久保佳代子の存在感。映画館主の柳家喬太郎のナチュラルさ。全てこの2人に尽きる。高畑充希の「私良い演技してます」感が際立つ。 震災とか家族愛とかコロナ禍とか詰めこみすぎたが、散りばめられたユーモアが救っている。泣けるし、笑える。
重たすぎず、軽すぎない、ちょうどいい映画でした。 面白い人を見ているとつい笑顔になってしまうことがあります。そういう自然と漏れ出てしまった笑い声が上映中何度も聞こえてきました。そこにいる人と時間を共有していることを体感できました。 やんちゃな女の子、それに振り回されるぽっちゃりおじちゃん、先生らしからぬ先生、明るいキャラクターたちがそれぞれに抱えているものをあからさまに見せつけるでもなく、ただ隠すのでもなく、大切に仕舞っているということが伝わってきました。 映画が好き、劇場が好き、という人にはぜひ見ていただきたいです。
9/25 シネマジャック&ベティ 『みゆき座』『オデヲン座』『フジサワ中央』『チガサキ新生』『平塚紅屋座』… 地元で昔から足を運んだ映画館は、今では1軒も残っていません。鑑賞中これらの劇場を思い出してなんて事ないシーンで涙を流していました。 脚本は映画愛に溢れた作りでしたが、 「もう映画館に人なんて来ない」 「映画で腹も膨れなければ、人も救わない…」 「今のご時世映画なんて配信で観れるし、若者はYouTubeを見る」 等の現実的な厳しい台詞も我々映画ファンの心を抉ります。 中盤、物語の方向を180度ひっくり返す出来事の描き方は監督のセンスが炸裂していて鳥肌が立ちました。 その転調の仕方は「スウィング・キッズ」を思い出しましたよ。 エンディングは個人的には好みではありませんでしたが、総合的には全ての人に勧める事が出来ると思いました。 「そんな腹も膨れない映画が、誰かの気持ちを少しだけ楽にする事が出来る」 それで充分です!
大久保さん演じる先生がとにかく良い人で、こういう大人でありたいと思う。 大震災やコロナなどの今の現実を描き、復興という問題を取り上げながらも、何が最善か決めきれないまま向かう結末も説教臭さがなくてよかった。
高評価の映画で観たかったけど、ようやく行ける近くの映画館で公開。早速観に行きました。 あらすじでテレビドラマがあったことを知り、出先でU-NEXTに加入して観てから行きました。 ちなみにドラマは本編約45分くらいです。 ドラマは、テンポよい会話劇のような面白さがあります。福島のテレビ局の記念番組らしく、震災などの重いテーマがありつつ、笑えました。 映画のほうは、その前の話です。笑いの要素は少し減りましたが、感動要素が増えます。 そして、、、ドラマのいろいろなシーンの理由がわかる感じ。 映画→ドラマの時系列で観るよりも、公開順に観るべきです。「なるほど、、、そういう事か」となりますので。 正直、ドラマは映画の前フリと言っても良いかも。 高畑充希は素晴らしい。 大久保さんの役もいい役で感動。演技はちょっと物足りないけど、宛がきされたような役です。 泣き笑いできる良い映画です。 福島のストーリーもそうですが、コロナや映画館、エンタメの必要性など、映画ファンはグッとくる内容ですね。