ベンチャー企業の創業者だってカラミティみたいなものかと
キャッチコピー「家族を支えるために、少女は髪を切り、ジーンズをはいた」は、意図的に誤読を誘ってる。 この「カラミティ」、一件「ムーラン」を想起させる。けど、ストーリーは根っこで違う。主人公マーサは、負傷した父親の代役を務めたという側面があ… 続きを読む
キャッチコピー「家族を支えるために、少女は髪を切り、ジーンズをはいた」は、意図的に誤読を誘ってる。 この「カラミティ」、一件「ムーラン」を想起させる。けど、ストーリーは根っこで違う。主人公マーサは、負傷した父親の代役を務めたという側面がありながらも、もともと性差別、あるいは集団行動の規律というようなすべての抑圧に牙を剥くタイプ。 「男」になりたいというより、自我を解放したいだけ。それができるチャンスをひとたび掴んだらけっして離さず、周囲の静止を押し切った結果、男になった厄介者=「カラミティ」ということなのだ。 まぁ「ムーラン」を想像して来た観客を落胆させるような作品ではないし、許される範囲の客寄せだろうけど。 輪郭線のないゴーギャン的なドローイングと色彩に雰囲気重視のインディ・アニメを想像してると、真っ当な冒険活劇っぷりにいい意味で裏切られる。 個人的には1988年ロン・ハワードの名作「ウィロー」を思い出す空気感。ウィローの魔法は投げ縄に変わってるけど。