残菊物語(1939)
あらすじ
村松梢風が二代目・尾上菊之助の人生を描いた同名小説を、依田義賢が脚色し溝口健二が監督した。溝口健二の最高傑作のひとつに挙げられ、1956年と1963年にそれぞれ再映画化されている。菊之助(花柳章太郎)は周囲からちやほやされるのをいいことに、ろくな稽古もしないのでいつまでたっても大根役者から抜け出られなかったが、お徳(森赫子)の励ましで一念奮起する。菊之助はお徳と結ばれたいと思うのだが、封建的な社会のこと、お徳は邪悪な女たちによって迫害され、終には追い出されてしまう。ここから、菊之助の養父への反抗と、お徳ともどものドサまわりの暮しが始まり、それをお徳が支えるという話が展開してゆく。そして最期には、お徳の機転によって菊之助の芸の上達ぶりが養父たちにも認められ、芸能界で出世することができたのであるが、そのかわりにお徳は、菊之助と別れることを求められる。
場面写真
キャスト・スタッフ
- 監督
- 溝口健二
- キャスト
- 花柳章太郎/森赫子/河原崎権十郎/梅村蓉子/高田浩吉/嵐徳三郎/川浪良太郎/高松錦之助/葉山純之輔/尾上多見太郎/花柳喜章/志賀廼家弁慶/結城一朗/南光明/天野刃一/井上晴夫/石原須磨男/広田昴/柳戸はる子/松下誠/富本民平/島章/保瀬英二郎/伏見信子/花岡菊子/白河富士子/最上米子/中川芳江/中川秀夫/西久代/花田博/春本喜好/橘一嘉/磯野秋雄/鏡淳子/大和久乃/田川晴子/柴田篤子/秋元富美子/国春美津枝/白妙公子 ほか
- 配給
- 松竹京都
©︎ 1939松竹株式会社
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