叙情的な美しいお話
水の精霊伝説を知らないので、後半の成り行きの意味が分からず少しぽかーんとしましたが、全体的にはアーティスティックだけどテンポよく眠くはならないお話です。 何より、歴史家と潜水作業員の恋愛て。
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ベルリンの博物館でガイドを務める歴史家、ウンディーネ。恋人のヨハネスが別の女性に心変わりし、落ち込んでいた彼女の前に、潜水作業員のクリストフが現れる。愛情深いクリストフと愛を育んでいくウンディーネだったが、やがて己の宿命に向き合うこととなる。
(C)SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
水の精霊伝説を知らないので、後半の成り行きの意味が分からず少しぽかーんとしましたが、全体的にはアーティスティックだけどテンポよく眠くはならないお話です。 何より、歴史家と潜水作業員の恋愛て。
まず邦題がイケてない。原題は「Undine」なんだから邦題も「ウンディーネ」またはギリシャ神話の水の精のお話だよと分かるようにしないと伝わらない。単なるホラーではないのだから。 終わり方は水の精としての宿命に準じたに過ぎない。ってことを知らないと、最後は将来を悲観して狂気化し自らも入水自殺したとしかみえない。映画のタイトルって大事なのだよ。 それとこの映画、アーティスティックであり青緑の色調がより映像美を演出。湖の澄んだ水中、駅舎、部屋のカーテンと何かと青緑だったのが特徴的だった。2022.2.20
多分原作とかを読んでも理解出来ないかも。。。 でも映像は芸術的でした。
ファーストシーンからド修羅場。 助走なしで、一気に映画の世界に引きずり込まれました。 いったい何事?どんな関係?何があったの?ってか、ここ何処よ? 表情、仕草、状況、少しでもヒントを読み取ろうと、視覚聴覚を研ぎ澄ましてポンコツの脳みそがフル稼働する、この感覚が大好きです(≧∀≦) セリフの端々から徐々に二人の状況が明かされる頃には、どっぷりハマっていました。 一度入ったスイッチはONのまま、シーンに散りばめられた違和感の“匂わせ”を嗅ぎ取ります。 「もしや同僚以上の思いを抱いてる?」 潜水服を脱がせる、なんとも言えない微妙な距離感と触れ方に、こっちまでドキドキしてしまうシーンがあったり 「もしや××している?」抱きつく位置の違和感から、明らかにそこを意識しているのがわかったり。 やがて訪れる、答え合わせの瞬間のカタルシス!「ですよね〜」「そうだと思った」 ようは、監督が蒔いた仕掛けに食いついて、まんまと釣られているだけなのですが。それがまた気持ち良い。(*´ω`*) 繊細な役者のパフォーマンスはもちろん、神経の行き届いた画面作りの賜物ですね。 シーンには描かれていないシーンが見えてくるような映画や、セリフではなく映像が語りかけてくるような映画に興奮するタチなので 私にとって『水を抱く女』は、かなりエキサイティングな映画でした! ヒロインを演じるパウラ・ベーアは、内面に渦巻く怒りや悲しみや絶望を、フラットな表情に閉じ込めるのが本当に上手い。 『婚約者の友人』もラストの表情が素晴らしかった。 ホラーかと思うほど恐ろしい彼女の表情を見るだけでも価値があります。 キーポイントとなる湖に向かう列車でも水の音が聞こえる気がしたのですが、水の精ウンディーネの激しくも切ない物語にどっぷり浸かりました。
ギリシャ神話の水の精をモチーフにした映画と知ってから観ないと、良く分からないストーリーでした。 男との別れ話から始まるありふれた展開で、男運に恵まれない女性の話が続くと思ったら、この女性がだんだん神秘的な存在に思えてきた。 運命に従って、水の中に消えるシーンが切ない。