お金のかかった道徳ドラマ
聾唖の世界や、それら以外で少し不自由のある世界に全く触れたことがなかった人にとっては(前置きが長くなり申し訳ない)、気づきがあったり感動もあるのだろう。それは大事だし、否定はしたくない。 が、おそらくこの映画のような先天性の聾唖の主人公で… 続きを読む
聾唖の世界や、それら以外で少し不自由のある世界に全く触れたことがなかった人にとっては(前置きが長くなり申し訳ない)、気づきがあったり感動もあるのだろう。それは大事だし、否定はしたくない。 が、おそらくこの映画のような先天性の聾唖の主人公であれば、周りの奇異の目やある程度の理解の無さに傷つくことは、10代の前半で体験し克服していると思う。これだけしっかり生きてきた子なら、大学生でもっと上手くできるはず。初めての恋愛、という観点ではキュンとくるが、それ以外の聾唖にまつわるシーンは、逆差別じゃないかとすら感じ、憤りを感じた。 せっかくの題材をもう少し立派な映画にしてほしい。若者たちの演技はみずみずしくてよかったが。