実在した犯罪者を描く意味とはなんだろう
私は初見だが、有名な犯罪者のストーリー。やりきれない生い立ち、その後のさらにやりきれない生き方、見応えも迫力も十分な映画なのだが、あまりにも辛くて気分も滅入って、何を観させられてるのかな、と冷静になってしまった。 いやそんなこと考えてたら映画なんて楽しめないのだが。
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オーストラリアの伝説の反逆者、ネッド・ケリーの素顔に迫る映画。19世紀、オーストラリア。貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリー。頼りにならない父の代わりに、幼い頃から、母と6人の姉弟妹を支えてきたが、父の死後、生活のため母はネッドを山賊のハリー・パワーに売りとばす。ネッドはハリーの共犯として10代にして逮捕・投獄されてしまう。出所したネッドは、娼館で暮らすメアリーと恋に落ち、家族の元に帰るが幸せも長くは続かない。横暴なオニール巡査部長、警官のフィッツパトリックらは、難癖をつけてはネッドや家族を投獄しようする。権力者の貧しい者への横暴、家族や仲間への理不尽な扱い。自らの正義、家族と仲間への愛から、ネッドは弟らや仲間たちと共に“ケリー・ギャング”として立ち上がり、国中にその名を轟かすおたずね者となっていく……。
(C)PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019
私は初見だが、有名な犯罪者のストーリー。やりきれない生い立ち、その後のさらにやりきれない生き方、見応えも迫力も十分な映画なのだが、あまりにも辛くて気分も滅入って、何を観させられてるのかな、と冷静になってしまった。 いやそんなこと考えてたら映画なんて楽しめないのだが。
ネッド・ケリーの伝記映画。 これまでネッド・ケリーの作品はいくつか映画化されそのうち数作品は目にした事がある。 この作品は僕が鑑賞した過去作と比較すると幼少期時代の描写が長く描かれていた為目新しさはあった。 イギリス人による差別や理不尽な圧力などをかけられ父親も当てにならずそして殺される。 幼くして一家の大黒柱となる強い責任を持たされた中育てられたが、母親に裏切られ山賊に売り飛ばされる。 そこで人殺しを目の当たりにしたり初めて銃の引き金を引くなど本来経験しなくていい事を幼少期に経験してしまう。 その辺りの描写を丁寧にそしてバイオレンスに描かれていた。 おそらく最初の40〜50分くらいは幼少期の描写ではなかった。 後半は出所後の姿である。いくつか更生するチャンスはあったが、やはり理不尽な圧力や差別は消えず家族が苦しめられる。 一度は消えかけた反逆心の火がここで熱く燃え上がってしまい暴動へと出て最後は処刑されるシーンが後半は描かれている。 この辺りは若干既視感あるシーンが多かったかなという印象。まぁ伝記物のため仕方ない。 ネッド・ケリーを初めて知るにはこの作品じゃない感はあるが、すでにネッド・ケリーの作品をいくつか見てる人には新たなネッド・ケリーを楽しめるにはいい作品ではないか。 伝記物のため見応えはありネッド・ケリーの事を全く知らない者だとしても伝記物を楽しむ上で最低限以上は楽しめる作品の様に思える。