
未来はもう動き出している
世界中を笑顔にする、歌と冒険のミュージカル・アニメーション
羊飼いの少年ダビデは、知恵と勇気だけを武器に巨大な戦士ゴリアテに挑み、やがて人々を導く存在へと成長していく。世界で最も知られた英雄の少年時代が、圧倒的な映像美と音楽に満ちたミュージカル・アニメーションとして新たに息づく。作品の核にあるのは、勇気、自信、仲間への信頼、困難への挑戦、そして赦しと愛。歌って、笑って、胸が熱くなる――家族で楽しめる“歌と冒険と成長”のファミリー・エンターテインメントが誕生した。
フィル・ウィッカムは、グラミー賞にノミネートされ、GMAダヴ・アワードを受賞している現代ワーシップ・アーティスト(神への礼拝や信仰をテーマにした音楽を歌い、教会などで人々と共に祈り・賛美を捧げるアーティスト)。
彼の楽曲は、世界中の教会で歌われている。2024年にグラミー賞にノミネートされたアルバム『I Believe』は、Billboardの「Top Christian Albums」で1位を獲得。また、同アルバム収録曲「House Of The Lord」は、Billboard Christian AC Airplay Chartで複数週にわたり1位を記録した。2023年には、「Best Contemporary Christian Music Performance/Song」部門でグラミー賞®に2度ノミネートされ、「Hymn of Heaven」と「Holy Forever」が評価された。
★ダビデ役にキャスティングされたことについて
キャスティングチームは、世界中で人材を探していました。その中の一人が、「仕事の一環として既にダビデについての歌を歌っている人を世界中で探してみたらどうだろう」と思いつきました。それは、私が13歳の頃からずっと続けてきたことなんです。礼拝を導き、彼の曲を基にした歌を歌ってきました。 それで、どういうわけかリストに載ったんだと思います。知り合いが、私がそのキャスティングリストに載っているって教えてくれて、「もしチャンスが欲しいなら、電話してみな」と番号を教えてくれて、キャスティング担当者に電話しました。そして担当者に「この話を聞いたとき、私の心の中で何かが燃え上がりました」という留守番電話メッセージを送ったんです。
変な人間だと思われても構わないくらい、ダビデ役ができるチャンスが欲しかったんです。実は、私のミドルネームは“ダビデ”なんです。私はずっとダビデについての歌を歌ってきた。彼は、イエスを除けば、聖書の中で私の一番好きな人物です。そうしたら、担当者から、「今夜は何してるの?」って突然電話がかかってきたんです。その後オーディションに参加したら、「こちらから連絡しますので、連絡しないでください」と言われました(笑)。受からなかったかなと思っていましたが、数週間「君のミドルネームって何だっけ?」という電話がかかってきました。そして私は「ダビデ」と答えました。いかにも 映画関係者がやりそうなことだよね(笑)。すべてドラマチックでした。そうして決まったんです。

★このキャラクターを世間に伝えることに対して、何らかの責任感を感じたことはあったのか
ものすごい責任感を感じました。声優は初めての挑戦だったので、製作陣の皆を本当に頼っていました。正直に言うと、「君に役が決まったよ」と言われた後でも、信じられない気持ちでいっぱいでした。製作陣に「この映画は本当に美しいです。私が関わるかどうかに関わらず、世界にとって、子供たちのとって伝えるべき素晴らしいものだと思います」と言ったら、「フィル、私たちはあなたを選んだのは、他の誰かじゃなくてあなたの精神を愛しているから。私たちは、あなたがダビデのように、歌を通して神とつながっていると信じています。私たちはあなたにあなたらしくいてほしいのです」と言われました。

★演技指導について
演技については、もし父親があなたに敵意を向けたら、あなたはどう反応しますか?と言うスタッフの問いかけは、サウルとの関係において本当に役立ちました。荒野に一人きり、つらい境遇に晒されたら、神様に何て言うだろうか?と。無理やりダビデになろうとするのではなく、ただ正直な私でいられるように彼らは気遣ってくれました。
★演じる過程の中で、予想以上に感情的になった瞬間はありましたか
歌を歌うのは、想像以上に感情的になりました。はるかに難易度も高かったです。私はアーティストとして、歌手として契約を結んでいます。10枚か11枚くらいのレコードを出しているんだ。20歳の時から プロとしてこの仕事をしていて、今41歳です。
だから、マイクの前で歌うことは、慣れっこでした。台本も読んで曲も聴いて、レコーディングをするニューヨークに飛んで、どうやるべきか正確に分かっているつもりだったんです。ですが最初に「君は フィル・ウィッカムとしてすごく上手に歌おうとしているように聞こえる。ダビデの感情を感じ取ってもらう必要がある。まずは歌うのではなく、歌を通して物語を語り、演技をするんだ」と言われました。感情を込めて素晴らしい歌声を伝えることには慣れていても、物語を語ったり、演じたりすることは初めてだったので大変でした。しかし、2日目にはもうコツをつかんでいたと思います。

ダビデが、劇中で「主は私の光です。ほかに恐れるものがあるだろうか」と歌い、自らが犠牲となることを受け入れるシーンがあるのですが、そのシーンと自分の人生を照らし合わせていたら、突然崩れ落ちて泣き始めてしまったのですが、なぜ泣いたのか自分でもわかりません。私はあまり感情的なタイプではないんです。なのに感情の波が押し寄せてきました。スタッフは「どうした?」と駆け寄ってくれましたが、ブースに入って私がうずくまって泣いているのを見ると、「泣いているのか!」と驚いていました(笑)。それはまさに神の存在があってこそですし、この映画には神が遍在していると思うし、皆さんご覧になったら感銘を受けると思います。
★観客に何か伝えたいメッセージやテーマはありますか
映画が強調しているテーマが本当に好きです。ダビデは羊飼いとして、勇敢で信仰深く、戦士のような心を持っているにもかかわらず、常に思いやりの心を持っていて、人々や羊を見守っています。旧約聖書の詩篇23編に、「主は私の羊飼い」という一節がありますよね。私には何も不足するものはない。すべてにおいて満足していて、主が私の羊飼いであり、望むものを与えてくださる。私にとって何が最善かを主は知っていて、共にいてくださる。例え目の前に壁が立ちはだかろうとも、私たちは一人でないことを思い出させてくれます。常に主は、私たちを気遣ってくださっているという考えを、観客が心に抱いて劇場を後にして下されば、それは本当に素晴らしいことです。

『ダビデ ~王になった少年~』は、11月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
『ダビデ ~王になった少年~』は11月6日(金)より全国公開
監督:フィル・カニンガム/ブレント・ドーズ
声の出演:フィル・ウィッカム/ブランドン・エングマン/アダム・ゴールド/マーク・ジェイコブソン ほか
配給:ハーク
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