『ゲイツ、マジェスティ』押田岳が「真ん中は僕です！」主演に喜び、村上幸平は「“カイザ村上”だよ！？」

2020年2月18日

Vシネクスト「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」完成披露舞台挨拶が18日、都内・新宿バルト9にて行われ、押田岳、板垣李光人、紺野彩夏、兼崎健太郎、戸谷公人、木ノ本嶺浩、村上幸平、奥野壮、監督の諸田敏が登壇した。

普通の高校生として過ごすゲイツたちが再びライダーに変身し、戦いを繰り広げる今作。「仮面ライダージオウ」オリジナルキャストの押田岳（ゲイツ／仮面ライダーゲイツ役）、板垣李光人（ウール役）、紺野彩夏（オーラ役）、兼崎健太郎（スウォルツ役）、奥野壮（常磐ソウゴ／仮面ライダージオウ役）が劇中で着た高校の制服衣裳で、兼崎は劇中の先生衣裳で登壇。さらに、レジェンド2号ライダーとして戸谷公人（海東大樹／仮面ライダーディエンド役）、木ノ本嶺浩（照井竜／仮面ライダーアクセル役）、村上幸平（草加雅人／仮面ライダーカイザ役）の登場に、会場のボルテージは一気に最高潮に。

今作で主演を務めた押田は「嬉しかったですよ！ずーっとこの人（奥野）の横に立ってるだけのキャラだったので（笑）ついに俺が真ん中かと。真ん中は僕です！今回！」と主演に海外深い様子。だが、ステージで中央に立っていることに「足めっちゃ震えてます、落ち着かなくて。芸人さんでよくあるじゃないですか、コンビで（立ち位置が）逆になると落ち着かないこと。それがキテます！」と緊張していることを明かした。

そんな押田の主演ぶりに、奥野は「すごい新鮮な気持ちで現場入りしました。でも、ずっと一緒に戦ってきたので安心感はありましたね。『ゲイツ、マジェスティ』の予告編を観た時に、『本当にがっくん（押田）お芝居上手くなったな』って。一緒にずっと芝居をしてきて、最初の頃はお互いおぼつかないところがあったけど、改めてがっくんのお芝居を見てかっこいいなと思いました」と絶賛。押田は「主演をやらせてもらって分かったのですが、『真ん中に立つってこんな大変なことだったのか』と。僕より3つも年下の彼が1年間やってくれたこと、本当にすごいなと。ありがたいなと思いました」とコメントした。

劇場版初参戦となった板垣・紺野・兼崎の3人。板垣は「『さすがに次は出るだろう』と。夏映画・冬映画とタイムジャッカーはお休みしていたので…」とこぼし、紺野も「（板垣と）白倉プロデューサーに『冬映画出たいんです！』と言ったんですがダメだったので、今回やっと出られて嬉しい！」と出演に喜び。兼崎は「映画になると必ず3人とも揃ってどこかに出かけてたもんね！」と笑いをさらっていた。

仮面ライダーを演じ続けて10年以上の歴史を持つ戸谷・木ノ本・村上の3人。村上は「僕は17年やっています。毎年9月13日に『カイザの日』として草加を演じたりしていたので、草加を演じることには自信があったんです！ある時、ゲームのアテレコがあってファンの方から『似てないんだけど…』と。似てないってどういうことだ！“カイザ村上”だよ！？そんなこともあったので、改めて役と向き合ってもう一度丁寧に演じました」と明かした。

木ノ本は「10年ぶりにこの格好で舞台挨拶をするとは思っていなかった。10年前の衣装をそのまま使ってます。自分のサイズに合っていて、着心地がよく気持ちがパキッとしますね！」とファンとの再会に喜び。

「仮面ライダージオウ」TVシリーズにも出演してきた戸谷は、「準レギュラー化してましたね（笑）このライダーの現場って特別で、すごい楽しめました。当時はいっぱいいっぱいでしたが、今回は良い意味で気楽に楽しめたかな。ただ、今回は士（つかさ）がいなかったから寂しかったですけど」と振り返った。

また、MCから「高校時代の思い出は？」と聞かれた押田は「部活でダンスをやってました！文化祭で発表したり、その頃の気持ちを思い出しながら今回演じていました。楽しかったですね！」とハニカミ。一方で奥野は「諸事情で高校を辞めてしまったので、卒業できなかったんです。この作品で卒業証書をもらって、桜のところで撮った写真を今でも家に飾ってる。俺はちゃんと『高校卒業したんだよ！』って（笑）」と笑みをこぼしていた。

Vシネクスト「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」2月28日（金）期間限定上映開始／4月22日（水）Blu-ray＆DVD発売

同作は2019年8月25日（日）に幕を閉じた「仮面ライダージオウ」（テレビ朝日系列で放送）のその後の物語。2号ライダーとして存在感を放っていた押田岳（ゲイツ／仮面ライダーゲイツ役）を中心に、 TVシリーズで主演を務めた奥野壮（常磐ソウゴ／仮面ライダージオウ役）や、大幡しえり（ツクヨミ役）、渡邊圭祐（ウォズ／仮面ライダーウォズ役）らTVシリーズのメインキャストも引き続き出演する。板垣李光人、紺野彩夏、兼崎健太郎、戸谷公人、生瀬勝久らが共演に名を連ね、監督を諸田敏、脚本を毛利亘宏が務める。

また、「仮面ライダー555」（2003年）より村上幸平（草加雅人／仮面ライダーカイザ役）、「仮面ライダーW」（2009年）より木ノ本嶺浩（照井竜／仮面ライダーアクセル役）、「仮面ライダーオーズ／OOO」（2010年）より岩永洋昭（伊達明／仮面ライダーバース役）が出演する。