“絶望の、産声。”『エイリアン：コヴェナント』リドリー・スコットが“特別に”許可した日本版ポスター

2017年5月10日

『プロメテウス』の続編で『エイリアン』シリーズに繋がるリドリー・スコット監督最新作『エイリアン：コヴェナント』が9月15日（金）に公開される。この度、リドリー・スコットが“特別に”許可した日本版ポスターが到着した。

『エイリアン』生みの親リドリー・スコットが38年の時を経て原点に返り咲く本作では、滅び行く地球から脱出した宇宙船コヴェナント号の乗組員が、人類移住計画を進めていくうちに“未知の楽園”を発見するも、想像を超える脅威に襲われるさまを描く。キャストにマイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストンらが名を連ねる。

日本で制作されたポスターには、ウォーターストン扮する主人公ダニエルズの背後に、胎児のように丸まったエイリアンの姿が映し出されている。スコット監督は「いつまでもモンスターに廊下を追いかけられるシーンを続けることはできない。退屈してしまうからね」と今までのシリーズを越える衝撃が待ち受けることをほのめかす。続けて、「こいつを作ったのが誰で、どうして作ったのか、今まで、誰も疑問に思わなかったことに私は気がついた。宇宙のかなたから来たモンスターとか、宇宙の果てから来た神、宇宙のエンジニアがこいつを作り出したと言っても良かったかもしれない。でも、誰もそうしなかった。『エイリアン：コヴェナント』は、そういった考えを方向転換させる」と期待を込めた。