映画『探偵はBARにいる3』の初日舞台挨拶が1日、都内・丸の内TOEIにて行われ、大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、志尊淳、鈴木砂羽、吉田照幸監督が登壇した。
事前に公式Twitterから募集していた「＃探偵は映画館にいる」キャンペーンの解決報告をすることに。本キャンペーンは、全国から寄せられた映画館からの依頼に探偵が駆けつけ、解決するいうもの。この度、探偵500通を超える依頼全てに目を通した大泉は、その中から静岡県の映画館「シネプラザサントムーン」の人手が足りず困っています。といった旨の依頼を選び、解決に立ち上がった。
会場が暗転し、当日朝から新幹線で静岡に向かった大泉が、バイトの先輩たちに頭を下げている姿や、タイムカードをきっている様子が、スクリーンに映し出されると会場からは笑い声が。前田が「これ動画はないんですか？」と尋ねると、大泉が「そうなんです。動画はここには間に合わず、私が朝から静岡まで行ったのに今お見せできるのは写真だけというね。その分、私が必死に喋りますので！」と次から次へと映し出される写真に丁寧に解説をつけていった。
チケットもぎりを経験した時を振り返った大泉は、「私がやるとすごい行列になってしまって。途中でやめてアナウンスに集中しました。ものすごい数の人が来てくれて、行ってよかったですね。時給は、830円、交通費が100円頂いて、私新幹線で行ったので大赤字でしたね。でも、働いて得るお金というのは清々しいものです」と語った。
最後に大泉は「探偵は映画館にいる」と大きく書かれたスクリーンを下ろし「今までの探偵はススキノのバーにおりましたけれども、今日はついに公開なって、これからは探偵は映画館におります。日々大変なこともあるでしょう。そんな時には是非、映画館にお越しください。今日から探偵も、高田もマリもモンローも前田敦子も志尊淳もみんなおります！ここに来てくれれば少しだけ幸せになって、また明日も頑張ろうという気持ちになれる映画だと思います。私もスタッフもまだまだ続きを作りたいと思っています。まずはこの3を大ヒットさせて頂いて、このシリーズが続けばいいなと思います。探偵は映画館におりますので、どうぞみなさん好きな時にお越しください」と挨拶して一礼、会場からは大きな拍手が贈られた。
