初めて戦争映画で笑ったかも
starstarstarstarstar - 5年前
今年はホロコーストやユダヤ人をテーマにした映画が多いから、もしかしたら食傷気味な人もいるかもしれないですね。(そもそもこの表現は史実に対して失礼かもしれない)
この映画では、他の戦争映画と同様に、戦争が生み出した人の残酷さや熾烈さを描く他方… 続きを読む
今年はホロコーストやユダヤ人をテーマにした映画が多いから、もしかしたら食傷気味な人もいるかもしれないですね。(そもそもこの表現は史実に対して失礼かもしれない)
この映画では、他の戦争映画と同様に、戦争が生み出した人の残酷さや熾烈さを描く他方、子供たちに寄り添うマルセルのひょうきんな芝居に目がいきます。娯楽が少ない当時、ましてやユダヤ人の子供たちにとって、彼の存在はかけがえのないものだったのかもしれません。
バチバチにスリリングな映画を期待している人には物足りないかもしれませんが、この時代を生きた市民たちのもう一つの側面を観てみたいという方におすすめしたいです。
沈黙の抗議
starstarstarstarstar - 5年前
マルセルマルソーの舞台を学生時代観に行った。
観るべきと大学の教授が力説したためだが、当時の私には白塗りの顔もパントマイムも理解できなかった。
そしてこの映画である。
彼がユダヤ人で、沈黙を強いられ、それでも人々を笑顔にしたい、いや、強い… 続きを読む
マルセルマルソーの舞台を学生時代観に行った。
観るべきと大学の教授が力説したためだが、当時の私には白塗りの顔もパントマイムも理解できなかった。
そしてこの映画である。
彼がユダヤ人で、沈黙を強いられ、それでも人々を笑顔にしたい、いや、強いられているからこそしぶとく生き残って笑顔でいて見せるという、プロテスタント魂を知っていれば、彼の舞台が理解できたかもしれない。
映画を観た後で、何か腑に落ちた気がした。
ナチスに抵抗するため、死を選ぶのではなく、一人でも生き残らせて未来に繋げるという逆転の発想とその壮絶な苦労に、ただただ敬意を表したい。
またユダヤ人迫害はドイツだけでなく、フランスも(他の諸国も当然)同じだったことに、正直なところ愕然としてしまった。
色々なことを考えさせられる深くいい映画であった。
救われた
starstarstarstarstar - 5年前
ホロコーストの罪人に続けて
この映画をみました。
お尻は疲れたけど
救われました。
ホロコーストの罪人だけだったら、
なんか、悲惨すぎて。。
何かの歯車で、罪人側にもなるし
助ける側にもなる。
成熟していない時代に翻弄された人々。
マルセル・マルソー
starstarstarstarstar - 5年前
マルセル・マルソーがかつて日本に来たとき、公演を観に行ったことがありますが、彼がかつてレジスタンスだったことを全く知りませんでした。クラウス・バルビーやホテル・テルミニュスの名前だけは知っていましたが、どういう意味を持つ存在かよくは知りませ… 続きを読む
マルセル・マルソーがかつて日本に来たとき、公演を観に行ったことがありますが、彼がかつてレジスタンスだったことを全く知りませんでした。クラウス・バルビーやホテル・テルミニュスの名前だけは知っていましたが、どういう意味を持つ存在かよくは知りませんでした。マルセル・マルソーの若かりし日々を中心に据えることで、フランス占領下のナチスの問題、ユダヤ人たちが置かれていた状況、リヨン・レジスタンスの活動などを総括的に理解し、当時のフランスの空気感のようなものも感じることができる、感動的なだけでなく、貴重でためになる作品でした。この時代のヨーロッパの問題は、過去の問題でも彼岸の火事でもなく、今でも生きている問題ですからね。それにしてもマルセル・マルソーは大きな任務をこなしながら、よくぞ生き延びることができたものです。機転がきくひとだったことが映画から伺えます。
追記:マルセル・マルソーは描かれてないのだけど、この映画同様、ユダヤ人孤児たちをスイスに避難させるべくアルプス越えをする映画を、以前観た記憶があるのですが、何という映画だったかタイトルを思い出せません。わかる方、覚えている方いらしたら、教えてください。
素晴らしき世界観把握シーン
starstarstarstarstar - 5年前
取っ掛かりのその時代を説明する導入シーン。
その映画の世界観を構築する大事な場面だ。
(コレを世界観把握シーンと名付ける)
この世界観把握シーンは、今の時代と離れていれば離れているほど、入り込ませる仕掛けが必要。この時間が長ければ長いほど良… 続きを読む
取っ掛かりのその時代を説明する導入シーン。
その映画の世界観を構築する大事な場面だ。
(コレを世界観把握シーンと名付ける)
この世界観把握シーンは、今の時代と離れていれば離れているほど、入り込ませる仕掛けが必要。この時間が長ければ長いほど良いのであるが、時間が限られているので簡潔にまとめる必要がある(ドラマはコレが延々とできる)。
さらに主要なキャラクター描写も入れ説明も加えて出来れば尚良い。
さて今回の世界観把握シーンはというと、
優しい家族シーンから入り、直後に衝撃度でガツンと印象付ける。
緩急の入れ方。
急にやってくる理不尽な世界が、少女と我々の感情が乱れていく様と同じスピードで的確な間でやってくる。
とても素晴らしかった。
そして、ここで掴まれたオレの魂をこの映画は最後まで離してくれなかった。そのままエンディングまで持っていかれた。
まだ抜けてない。もうしばらく時間がかかるだろう。
後で思ったが、そもそも何で「沈黙の…」って付けた?「レジスタンス」でよかった。副題も分かりやすい。セガール目当てで来る客がいると思ったからか(笑)
品格を落としてB級感が出てしまうと心配…。
(まあセガールと客層は被らんからいいか笑。ちなみに今沈黙シリーズのDVDを集めているがブックオフで500円以下のとこによくある笑。シリーズでもないけどね笑。買っても何故か見る気はしない笑。すみませんしょうもないことを笑。)