善と悪、欲深い人間がどうなるか
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ギレルモデルトロ作品の割に、ホラー要素や世界観要素は少なめ だからこそ逆に、神は見ているというメッセージの中で人の欲深さや、成功から転落までの人間ストーリーが際立っていた
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が、1946年に出版された伝説的傑作といわれるノアール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を映画化。 ある日青年スタンがたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を見せる怪しげなカーニバルの一座。そこで読心術を身につけたスタンは、持ち前の野心からショービジネスの世界での成功を目指して大都会へと旅立つ。やがて天性のカリスマ性を武器にトップのショーマンとなり、豪華なホテルのステージで上流階級の人々から拍手喝さいを浴びる日々を送る。だが、心理学博士のリリスとの出会いが、スタンの運命を大きく変えていく。さらなる野望のその先に待ち受けていた、想像もつかない闇とはー。
©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
ギレルモデルトロ作品の割に、ホラー要素や世界観要素は少なめ だからこそ逆に、神は見ているというメッセージの中で人の欲深さや、成功から転落までの人間ストーリーが際立っていた
ナイトメアアリーとは翻訳で悪夢小路。まさに悪夢な男の話。 終戦後のアメリカ、アングラなカーニバル団の一員となる主役の男。そこで読心術を生業として一獲千金を目論む。ショーマンとしてそこまでは良かったが金欲にまみれ人として堕ちていく。後味が胸クソ悪くなった。 今作の男の恋人となる女と、男をカモにしようと目論む心理学博士の2人の女は映画「キャロル」で女同士の恋人役。今作では1人の男を巡り相反する恋敵となっているのがおもしろい。 2024.4.18
退屈なストーリー。展開読めすぎ。登場人物の意外性も無し。途中でトイレ行った。
…なんだって! 「夢魔の路地裏」 カタカナ表記だったから、アリーって女の人が出てくるんだと、思ってたw 予告編では、怪しい見世物小屋が出てきて、そのダークな雰囲気に惹かれて鑑賞。 でも非人道的なサーカスのシーンは前半だけで、後半は舞台を高級ホテルに移ってしまった。 「予告編とちゃう…」と思ったけど、ダークでダーティーな雰囲気に飲まれていく。 主人公は、愛する人を失った人の喪失感に漬け込み、金と名声を手に入れようとする。 もっと頭が良かったら「教祖様」にもなれただろうし、もっと人の心に寄り添えたら、たくさんの人を救えただろう。 そのどちらにもなれなかった。 悪手の上に悪手を重ねて、落ちぶれていく。 ラストで最悪な運命を受け入れる主人公が衝撃的でした。
ギレルモ監督特有の視点によってはバッドにもハッピーにも見えるエンディング。途中でオチが見えちゃいますが、それでも最後まで飽きさせないのはさすが。なによりも美術と衣装のデザインが最高!メイクから小道具まで細かくデザインされていて、説明がなくともそこからキャラクターを読み取ることができてしまう。「フリークス」のオマージュもたっぷり。見世物小屋とサーカスが入り混じった非日常世界とバッファローでのセレブな現実世界とのギャップもポイント。 個人的には、ロン・パールマンの元気な姿が拝めて嬉しかった。ヘル・ボーイ3、ダメもとで待ってます(涙)「ドラゴンタトゥーの女」で超キュートなリスベットを演じたルーニー・マーラも必見!