パワフルなヴォーカリスト
男女のヴォーカリストに魅了されてステージに引き込まれた。 そして、いつのまにかソーホーに住む仲間のドラマにも引き込まれて、主人公の創作の苦悩を見守った。 監督が楽しんで制作しているのが伝わってくる作品。自分にも人生のヒントをもらった。 もう一度、劇場で観て味わいたい。
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舞台は1990 年のニューヨーク。ウェイターをしながら、アメリカのミュージカル界での大ブレイクを狙い作品を創作中の若きミュージカル作曲家、ジョン アンドリュー・ガーフィールド ) 。 ブレイクのチャンスとなる公演を目前に控えたある日、ジョンはさまざまな要因によるプレッシャーで焦りを感じていた。ニューヨークを出て芸術活動を広げることを夢見る恋人のスーザン アレクサンドラ・シップ 、夢を諦め経済的な安定を追い求める友人のマイケル ロビン・デ・ヘスス 、さらにはエイズのまん延で破滅的な影響を受ける芸術界。残された時間で一体何をすべきなのか ? 刻一刻と期限を迫られる思いのジョンは、人生の岐路に立たされ、誰もが避けられない問いにぶつかる。
男女のヴォーカリストに魅了されてステージに引き込まれた。 そして、いつのまにかソーホーに住む仲間のドラマにも引き込まれて、主人公の創作の苦悩を見守った。 監督が楽しんで制作しているのが伝わってくる作品。自分にも人生のヒントをもらった。 もう一度、劇場で観て味わいたい。
『RENT/レント』の創案者ジョナサン・ラーソンの自伝的ロック・モノローグ『tick, tick...BOOM!』をベースに、『イン・ザ・ハイツ』のリン・マニュエル=ミランダが初監督を務め、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが主演した伝記ミュージカル・ドラマ。 アカデミー賞にノミネートされたことだけをキッカケに、2005年に映画化された『レント』も観ておらず、原作ミュージカルの日本版ですら未見である状態で今作を観るのはいささか思い入れのある観客とは一歩引いた視点にならざるをえなかった。 それでも彼が残した作品の素晴らしさや彼自身の魅力は十分伝わったし、Netflixで映画版が観れるのを確認したので鑑賞予定だ。 ミュージカル作家の半生をミュージカルで描く正当な理由と、重要な場面はしっかり会話劇になっている作り、歌う場面が自然な点など、自分がジャンル映画としてのミュージカル作品に求める全てが凝縮されていると感じた。 「ジョンは決断できない」で敢えて不協和音を響かせるなどアレンジも秀逸。 寛大すぎる恋人スーザンとの諍いも、コミカルな曲調で皮肉に表現している。
観客はもうすぐ彼が逝ってしまうことを知っている。 コロナ禍の今、響く。 「インザハイツ」に続いてヒューマントラストの大音量上映で観られてよかった。
アンドリューが、こんなにも歌い上げるミュージカル作品に出るだなんて知らなかった。 いきなり歌い出すからびっくりしたけど、とても良かった。レントが出来るまでの物語と知り、この背景を知ったからこそ、今ようやくレントを観てみようという気になった。 ミュージカル作品は、得意ではないが、大袈裟すぎない表現で見やすかった。