☆3.8
地方の一選挙区に蔓延る、多額の金と人が関わる勝つ為なら手段を選ばない選挙の闇、地方での自民党の強さ、SNSを中心としたイメージ戦略、動き出した今まで選挙に関わらなかった人たち、一つひとつにスポットを当て継続して撮影する貴重な一作。(その分エ… 続きを読む
地方の一選挙区に蔓延る、多額の金と人が関わる勝つ為なら手段を選ばない選挙の闇、地方での自民党の強さ、SNSを中心としたイメージ戦略、動き出した今まで選挙に関わらなかった人たち、一つひとつにスポットを当て継続して撮影する貴重な一作。(その分エピソードが大量に入っているのでかなり長め) 違和感は「家族愛描写」 (小川淳也の両親のシーン)座ってスマホを見ながら(その時間はあるんかい)不安や不利な情報を妻に伝える夫。仕事して家事もして選挙の手伝いもして、夫のもたらす情報に薬を飲むほど疲弊して、挙句「この人も不安なんだろう」と、わきまえた妻。夫・父を慕い自分の時間や体力、気力を削ってでも尽くす妻と娘。これが美しい家族なのかと言えばそうなんだろうが割り切れず、それが「特に良いシーン」として描かれることにも割り切れず。 昼夜問わず動き続けなければならない上に候補者の傍らで家族が支援することが前提の過酷な選挙スケジュール。男性の監督にはしないのに取材する女性には高圧的な男性(もはや脅迫)。取り囲む支援者の輪を構成するのは男性ばかり。 この国、特に政治で「女性活躍」ができない理由を垣間見た。