父とは違う叔父からの教え
9才の甥っ子と過ごす優しい叔父。ホアキン・フェニックスが演じている。彼の穏やかな一面が覗けて新鮮に感じる。 珍しい全編モノトーンでこんな映画も良い。ストーリーに集中できるがそのストーリーが単調なのが手痛い。 甥っ子には手を焼くがそのヤンチャも可愛いのだろう。甥っ子も叔父を知り、親以外の大人を知る。 2024.3.30
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NYでラジオジャーナリストとして1人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のためNYに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるがー。
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9才の甥っ子と過ごす優しい叔父。ホアキン・フェニックスが演じている。彼の穏やかな一面が覗けて新鮮に感じる。 珍しい全編モノトーンでこんな映画も良い。ストーリーに集中できるがそのストーリーが単調なのが手痛い。 甥っ子には手を焼くがそのヤンチャも可愛いのだろう。甥っ子も叔父を知り、親以外の大人を知る。 2024.3.30
傑作を送り出し続けているA24が制作し、『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズが監督、『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが主演したモノクロ・ドラマ作品。 アメリカ国内を飛び回り、子どもたちへの未来についてのインタビューをラジオとして放送しているジョニー(ホアキン・フェニックス)は、精神が不安定な夫ポール(スクート・マクネイリ)を通院させようとする妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)から甥っ子ジェシー(ウディ・ノーマン)の面倒を見るよう頼まれ、ジョニーとジェシーの9日間に亘る共同生活が始まる。 晩年にアルツハイマーを患った母、妹の夫ポールに加え、甥っ子ジェシー、引いては人生そのもの、それらの不安定性・不確実性を、彩りのないモノクロ撮影とリアルで丁寧に紡いだ会話劇で見事に表現した、少なくとも今の自分にとって非常に特別な一本となった。 誰しもが大なり小なり経験する不安定なもの・不確実なものにどのように向き合うのか、この作品が提示する一つの答えは「先へ、先へ(c’mon c’mon)」なのだろう。
この先未来は明るいかと問われ 純粋にYESと答えられる人はどれだけいるのだろうか。 誰かに認められようとし 誰かに好かれようとし 誰かを蹴落とし 誰かを理解することはできず また誰にも本当の自分は理解されず。 空っぽな白黒な人生に どんな意味付けをして、 どんな色をつけるのか。 尽きることのない不安の中で、 先へ進む。ただ、先へ。 それこそが人生。
マイク・ミルズの最高傑作ではなかろうか。 モノクロの美しい映像と、アメリカの個性的な街を移ろうロードムービー。 ヴェンダースの『都会のアリス』をモチーフとした擬似父子の物語。
ラストの公園のシーンはグッときました。 言葉の裏の意味をお互いに取り合うのは難しいと思います。特に相手が子供だとそう強く感じます。 お互いにここまで繋がると言葉が飾りのように感じます。 言葉で相手に全てを伝えるのは難しいことかもしれませんが、信頼が有れば言葉に足りないものも伝わると思います。