風景が語る光の演出!
starstarstarstarstar - 3年前
正直ここまで感動するとは思っていませんでした。
クライマックスで思わず手を組んで祈ってる自分に驚き。
『羅小黒戦記』『白蛇』が良かったので期待してはいましたが、予想を遥かに超える興奮でした。
とにかく光が美しい。
予告編を見ただけでもハッ… 続きを読む
正直ここまで感動するとは思っていませんでした。
クライマックスで思わず手を組んで祈ってる自分に驚き。
『羅小黒戦記』『白蛇』が良かったので期待してはいましたが、予想を遥かに超える興奮でした。
とにかく光が美しい。
予告編を見ただけでもハッキリわかると思いますが、全編通して光の演出が素晴らしい。
昼間の光、夕暮れの光、月光に朝焼け。
暖かい春の日差しに、明るい夏の日差しもきちんと描き分けられているので、空気ごと感じられます。
風や雨の描写も素晴らしく、風に巻き上げられる花や草がエモーショナル!
窓ガラスの水滴も良い芝居してますし、
スローモーションの水滴の美しさには息を呑みました。
そして都会の曇天…。
風景が雄弁に語ります。
主人公の思いが爆発するシーンの雲!
最高潮の瞬間を景色に語らせるセンスに痺れます!
民間芸能である獅子舞は、主人公にとって諦めずに強く生きることの象徴であると同時に、故郷の象徴でもある。
遠く離れて辛い生活を送っていても、太鼓の音を感じて獅子のように気高く生きる。
いちいち風景を印象づけていたのは、このテーマを際立たせる為だったのか!
スピーディーでダイナミックなアクションとユーモラスなシーンも最高でした。
自転車の追いかけっこはジャッキー世代にはツボですし、特訓シーンもたまらん。
シーンごとに様々なジャンルの音楽が使われているのですが、チラシと必殺技は大爆笑でした。演出もカッコ良くて笑いが増すww
藤本タツキ先生も『さよなら絵梨』でおっしゃってますが、ファンタジーをひとつまみ。やっぱこれに尽きます!
クライマックスの高揚感!美しい!!
あとスポ根展開では、ちばあきお先生の『キャプテン』を思い出して、勝手にテンション上がってました。笑
エンドロールで席を立ってはいけないタイプですのでご注意ください。
エンディングテーマも歌詞が良くてグッときましたが、日本語吹替版の主題歌はのんさんが歌うのですね。
ずいぶんと印象が違うかも?
☆4.4
starstarstarstarstar - 3年前
王道のスポ根ストーリーだが、中国伝統の獅子舞という題材が何とも新鮮。鮮やかなデザインに口、瞼、耳、鼻の近くのポンポン、毛づくろいや伸びなど動物っぽい愛らしいに動きに心を掴まれるとともに筆絵のオープニングを含め機敏で躍動感のある獅子の迫力に圧… 続きを読む
王道のスポ根ストーリーだが、中国伝統の獅子舞という題材が何とも新鮮。鮮やかなデザインに口、瞼、耳、鼻の近くのポンポン、毛づくろいや伸びなど動物っぽい愛らしいに動きに心を掴まれるとともに筆絵のオープニングを含め機敏で躍動感のある獅子の迫力に圧倒される。
チュン、マオ、ワン公たち3人を「捨て猫」「痩せ猿」「太った豚」「貧乏」「ブサイク」など見た目や属性を貶す言葉が度々出る点や、技術や高い・気が強いとはいえ男性の添え物のような立場の女性しかいなかった点が気になったが、それを良いことや美談として描いてはおらずちょうど良い落としどころだったと思う。
(むしろ時代や地域的に差別がなかったりすると嘘くささが出てしまう、当時は差別があったけどそれは悪いことだと描いてくれれば良いのに…と感じる作品もあるので)
競技会チラシにあった2005年の中国といえば、2008年の北京五輪目前(広州は聖火リレーのスタート地点)で経済成長率が9%台と好調な時代。1978年に始まった鄧小平の改革開放の「先に豊かになれる者から豊かになろう」という『先富論』によって都市部と経済特区など一部の地域が富むと同時に人手不足が続いていた時。そんな都会へ親が出稼ぎに出た結果、その子どもが貧しい農村部の田舎に取り残され、「都市戸籍」と「農村戸籍」に分けられているため親に着いて行って都会の学校へ進学することもできない。中国の社会問題である「格差」と「留守児童」(なお、チュンより幼い子どもだと更に深刻)について背景として描くところも、単なるサクセスストーリーで終わらせない脚本の緻密なリアリティを感じた。
ストーリーに応じた天候・光の描写が繊細で美しく、特にバスの窓に泣いたように流れる雨粒の描写は、大人として決意し周囲を心配させまいと明るく振る舞うチュンの隠した心境を描くようで、見ている方がそのいじらしさと現実の厳しさに苦しくなってしまう。
このギリギリまで続く苦い積み重ねからクライマックスでの「キター!」「行けー!」と雄叫びをあげたくなる爽快感。ラストの片目を失った獅子頭とともに足から血を流しながらなお高みを目指すことを諦めない少年の雄姿に目頭が熱くなる。最後は会場と一緒になって拳を握り「頑張れ!」と応援してほしい。
《余談》
①「この作品で獅子舞の動きはどれくらい誇張されてるんだろう」と、思って「雲頂世界獅王爭霸賽 (Genting World Lion Dance Championship )」の動画を見てみたら度肝を抜かれた。誇張されてない。身体能力と重力どうなってんの?
https://m.youtube.com/watch?v=xVTtZvJWdo8
②伝統的な獅子は黄色を基調に色とりどりの配色でデザインをした「彩獅」と言い、「黄」は仁徳と高貴、「赤」は知恵と勇気、「黒」は勇猛と若さ、「白」は沈着と冷静、「青」は強さを意味するのだそう。https://www.chinatown.or.jp/feature/shishimai/
③英題“I Am What I Am”(僕は僕だ)って、べらぼうにカッコ良くない…?
(字幕翻訳:鈴木真理子)
字幕版で鑑賞
starstarstarstarstar - 3年前
ラストの切れ味最高!
作り手のうまさ!
ヒットしてほしい!
熱い中国の獅子舞大会
starstarstarstarstar - 3年前
ふと眼に留まって観たら、当たり‼︎だった。日本のアニメともヨーロッパのアニメとも米国アニメとも異なる、独自のテイストが題材ともども、とても良かった。痩せこけた弱虫の少年が味噌っかす仲間の少年2人と獅子舞に挑戦することで、体とともに心も鍛えら… 続きを読む
ふと眼に留まって観たら、当たり‼︎だった。日本のアニメともヨーロッパのアニメとも米国アニメとも異なる、独自のテイストが題材ともども、とても良かった。痩せこけた弱虫の少年が味噌っかす仲間の少年2人と獅子舞に挑戦することで、体とともに心も鍛えられていく。ラストのクライマックスでは感動の涙がこぼれる。親思いの主人公チュンの一途な親への思いと責任感、こういうものを今描けるのは、中国アニメしかないのではないかと思った。今後が楽しみだ。
胸アツなラストに素直に涙
starstarstarstarstar - 3年前
観てよかった。
友情、努力、勝利、勇気、信頼、挫折、成長、家族愛、敵も味方も巻き込む力。胸アツ要素全部乗せです。泣きました😭インド映画もすごいけど中華も侮れないと再確認!