エコシステム
starstarstarstarstar - 3年前
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冒頭の能から一気に惹きつけられ
あれよあれよと飲み込まれた。
でも具合悪くなるような映画だった
もう救いようがない、みんな
母親の借金をかたに不法投棄の片棒を担がされ
人を殺して自殺した父親の罪を背負わされ
好転した状況を守るために自らも父と同じ過ちを犯す
母親と過去を人質に搾取され囚われ壊れていく姿は物語で良かったと思える惨さ
いじめの対象が若手の子にすげ代わり
虐げられていたはずの自分が彼女の弟を虐げる
友人を救えなかった刑事はその息子も救えない
村という閉鎖的な空間で再生産される悲劇は
偶然ではなく必然なんだと悟る
横浜流星は年々魅力的な俳優になっていく
光の消えた目から爛々と輝く瞳になり、次第にまた濁る
何も知らん幼馴染によしよしされて抱かれちゃう弱さ
幼馴染に外された面を自分でまた付け直す痛々しさ
情緒が不安定だけど一番人間的だった
ミサキは見ていてずっとイライラした、すごい
東京で"人を怒らせる天才"と言った人は的確
久しぶりにあった幼馴染が見るも無惨な容姿になってるのに、"元気だった?"って頭おかしい。んなわけない。
癪に障ることしか口から出てこないのほんとすごい
トオルはハラスメントフルコンプ肉団子だったけど
一番可愛らしかった、一番幼稚で純粋で可哀想だった
村長は流石のクズさで、あっぱれだった
最後は燃えるゴミだったけど信念ある人だった
家柄や体格、容姿などわかりやすい要素でヒエラルキーが出来る、というか学生時代のパワーバランスが大人になっても維持されるという身の毛もよだつ村社会
地元の有力者が権力を持ち、それが子どもの世代まで受け継がれ、いつでも弱者と強者が存在し、それをコミュニティ全体が黙認するある種のエコシステムだった。
村しんどいなって感想に帰結した。
あと、舞台になってる京都の美里はすごく良いところだったのに裏側を垣間見てしまったような複雑な気持ちになった、笑
藤井道人すごい
starstarstarstarstar - 3年前
藤井道人にあっぱれです。違う監督が撮ったら、とんでもなく退屈な駄作になってしまったかもしれない。それほどに地味なテーマを、カメラワーク、カット割り、スローモーションや音楽で観ている人を飽きさせない。そして横浜流星は一人の人間の変わっていく姿を見事に演じきっていた。一ノ瀬ワタルや古田新太、黒木華と脇を固める人達の演技も素晴らしかったです。
横浜流星の目の七変化
starstarstarstarstar - 3年前
とにかく、しょっぱなから、最後まで飽きさせない。すごかった。
能面とのコラボも、視聴者に委ねる演出。ストーリーは、後味が悪いようで、ポテンシャルの高い芸術を観た後の高揚感が残る。日本映画にこんなのできたんだ。
藤井監督の渾身の作品なのだろう。素晴らしい。
引き込まれた
starstarstarstarstar - 3年前
少々暗い話ではあるけど役者とカメラワークが良く最初から最後まで観入ってしまった。
✌️
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ゴミ廃棄場や村の問題はリアリティと呼べるけれど、キャラクターのバックボーンや行動原理に関してはすごくエンタメで動く藤井道人監督
今回も変わらずのそのバランス
キャラクターに暗い過去あり。
能の「夢」が示唆する通り、崩れゆく運命
父の運命に抗えず結局はその道に入っていく横浜流星
黒木華
一ノ瀬ワタルがあの感じで出てくるともう宮本しか彷彿しなくて!こわいこわい!
過去のスキャンダル、村の過疎化問題
こんな村嫌だ映画
村ならでは感はあんまりない。実は。
政治とかの方の善と悪。もともと監督が持ってた善悪の方に傾いてて、「村」で言えばガンニバルに負けてる
どうしてこう紋切り型のキャラクターばかりなんだ!