こんな映画が観たかったw
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倫理観や損得なんて一切なし。 歯向かえば殺され助けを乞えば応える。 ご都合主義ドンと来い。 共感できなくていいじゃない。 『ワンダーウーマン』(2017)では、第一次世界大戦時中の各国の事情にフィクション要素を散りばめながら丁寧に描くことで、単なるスーパーヒーローものにとどまらないシリアスさが人気を博しました。 さらに『アクアマン』(2019)では、予想のつかない海中アクションとそのスピード感による斬新な映像が魅力的で、海底都市の美しさも含め遠い宇宙まで行かずとも神秘的な海があるよ!と気付きを与えてくれました。 でもそんなんいらない。 必要なのは圧倒的な破壊力!!とでも言わんばかりの作品です。 マーベルをはじめとしたスーパーヒーローの多様化によってもはや斬新なものなんてないんですよね。 いわゆるマンネリ化した中でいかに社会問題と結びつけるかとか神秘的な要素を入れるかではなく”力”に注力したDCを評価したいですw 大分上から話してしまいましたがw なのでストーリーもかなりシンプルで、バックグラウンドを掘り下げはしますがそこに大した意味なんてなくて、むしろそれが良い。 ドウェイン・ジョンソンのナチュラルな存在感でのゴリ押しです。 脇役として登場した「JSA(ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ)」というスーパーヒーローチームも素晴らしいです。 あえて「ジャスティス・リーグ」で登場したスーパーヒーローたちではなく、ドクター・フェイト、ホークマン、サイクロン、アトム・スマッシャーといういかにもスーパーヒーローな面々。 ピアース・ブロスナンを出してきただけあるカリスマ性溢れるドクター・フェイトは抜群にカッコよくて惚れ惚れしますし、オルディス・ホッジのホークマンなんて弱いけどディテールだけで存在感強いです。 サイクロンもスクリーン映えする演出で、スマッシャーはおもしろ担当。 言ってしまえばマーベルで言うところのドクターストレンジとファルコンとストームとアントマンなんですが…カッコよさとダサさがそれぞれ際立った絶妙なチョイスが光り、それぞれが強烈な個性を持っているのにブラックアダムの圧倒的な強さと存在感にしっかり霞んでいます。 MCUは追っているが飽きて来てる…なんて人には改めて何も考えずに観られるスーパーヒーローものとしてオススメできる作品ではないでしょうか。