ファム・ファタール
starstarstarstarstar - 3年前
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生真面目な刑事が被疑者に惹かれ
崩壊していく様が描かれる。
もっと大人にならないと理解できないと思った。
きっと素晴らしい要素が散らばってるんだと思うけど
まだまだ自分には拾いきれなかった。
それに言葉遊びも多く字幕では解釈しきれていない感じがした。韓国語勉強しておけばよかった。
ストーリーとしては複雑なサスペンスではなく、
もはやメロドラマ。ただし重厚な。
作中の気温は低いのに、見ている自分は湿度が高く、ねっとりとどこか落ち着きのない空気が周囲を覆っていた。
過激なシーンは皆無で
言葉と声と視線で愛が受け渡されていく。
何を考えているのかわからない規則性のない彼女に
見ているこちらも徐々に目が離せなくなる。
よせては返す波のようにゆっくりと蝕まれていく感覚。
まさにファム・ファタール。
蠱惑的な言動が刑事としての矜持を曇らせる。
お互いに霧の中で愛が交錯して、
日が出たと思ったらまた目が曇る。
目薬さす回数もそりゃ増える。
位置情報アプリで居場所がわかったり
歩数計のアプリでアリバイが崩れたり
翻訳アプリを使って言葉を交わしたり
スマートウォッチでボイスメモを残したり
現代的なツールに囲まれた中でも、安っぽくない婉曲的で不透明な、ある意味で品のある2人の愛の形が魅力的だった。
何度聞いても愛してるとは聞こえない言葉も
彼女にとっては彼の"崩壊"が愛だったのかな。
変態的な映画だった。
表層しか掬えないと薄っぺらく感じるけど
きっと思ってる以上に深いんだと思う。
もう見つからないくらい深いんだと思う。
真面目な男が愛に溺れました。
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
パク・チャヌク監督の作品はほぼ観ているが『オールド・
ボーイ』『お嬢さん』が面白かった。
その程度の認識でしかない。
特にファンでもこだわりもなかった。
本作でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。忖度かどうか確か
めたかった。
生真面目な刑事が愛に翻弄されている姿と、DVを受ければ
反撃しないと気が済まない女性の業の深さ。
愛している。
その声に泣く者もいれば、その思いに眠れない者もいる。
演出、撮影、音楽を評価。
俳優も魅力的。
ただ、愛に死ねる女性の設定は男性側の発想に思う。
あのキャラクターならば男性が息絶え、女性は泣きながら
生き続けるのではないか、と。
本作はファム・ファタールを夢みる男性の映画であり、
愛に彷徨う男に、酔いしれる映画です。
カンヌ国際映画祭の受賞作など、その選考は毎度ユニーク
なのでパク・チャヌク監督の受賞に異論はないです。
また、面白い映画を、是非。
☆3.7
starstarstarstarstar - 3年前
ヘジュンが何故ソレに惹かれたのか、何故ソレでなければいけなかったのかという点でやや引っかかりが残る(美しい見た目、若干辿々しい喋り方、理屈っぽい妻と違うタイプだったこと?でもそれだけで優秀な最年少警部が被疑者と蜜月になるには動機が弱い気が…… 続きを読む
ヘジュンが何故ソレに惹かれたのか、何故ソレでなければいけなかったのかという点でやや引っかかりが残る(美しい見た目、若干辿々しい喋り方、理屈っぽい妻と違うタイプだったこと?でもそれだけで優秀な最年少警部が被疑者と蜜月になるには動機が弱い気が…)も、ほとんどない台詞とBGMの中、互いの思いの熱量を視線だけで表現する主演2人の演技が素晴らしかった。
官能に裸体もベッドシーンも必要ない。不自然なほどプラトニックな接触の無さでも官能的に表現できることをまざまざと見せつけられた。
《余談》
ソレが社会的に地位が高い職業だったら?流暢だったら?物理的に強かったら?
後輩の「逆差別」発言自体は男で韓国人というマジョリティ側が言っている時点で間違いなく差別・差別の正当化だし、ソレは旦那より優しく紳士的なヘジュンを確かに好きになったのかもしれない。
ただ、結局ヘジュンも殺された旦那たちのように見目麗しい被差別属性で自分に脅威にならないソレのことを無意識に自分を癒してくれるペットのような「庇護・寵愛する対象」に思っていたのでは。
邪推だが、ヘジュンはソレのことを人として見ていたのだろうか。
《パンフレット》
これは今年イチ装丁がすごい。こだわりの外装と封、同封物含めておしゃれすぎる。開けるのが勿体ない
(字幕翻訳:根本理絵)
分かりにくい、、
starstarstarstarstar - 3年前
何となく、全部理解出来たのか。不安が残る、汗
凄く長く感じて、本当に2時間なのかと思ってしまった。
現実シーンと回想シーンに境が無い演出なんだろうけど、どったかわかなくなった。
ラストは凄かった。ああいう方法思いつくのは凄いね。バケツじゃ無理だろうけど。景色と相まって凄いと思った。
生涯ベスト10入り確実
starstarstarstarstar - 3年前
ストーリーはもちろん演技、美術、セリフ、全てが完璧。
プラトニックなのにエロみを感じる
starstarstarstarstar - 3年前
女性が中国から渡ってきたので翻訳機を使いやりとりするところとときどき誤訳されて逆に相手がどう思っているかを考察してしまうのは本当に素晴らしい脚本
禁断の愛
starstarstarstarstar - 3年前
複雑 混乱だとしても愛は生じる
終わり方こそ異彩を放つ
starstarstarstarstar - 3年前
前半はしたたかな中国人被疑者に心酔する韓国人刑事。後半は慈悲深い男に独占力を強めていく女へと変わってくる展開。愛とは違う形で結ばれた2人に幸せは来ないと思わせてしまう。
カメラワークは上手く見入ってしまう場面はあるが複数事件の節目が惰性的に訪れて山が見えない。
2023.6.21
ラスト10分が好き
starstarstarstarstar - 3年前
好きな人のために死ねるなんて幸せすぎない?
あんなに必死で探してもらえるなんて羨ましすぎる。
Decision to leave
starstarstarstarstar - 3年前
久々に良質なファムファタールものを観た。韓国語と中国語(多分こっちが本音)で話す湯唯ちゃん演じるソレの情念を感じさせる佇まいがなんとも良い。脱がなくともエロティシズムは成立するし、舞台設定もよろしかった。
寸止めの美学。
starstarstarstarstar - 3年前
まず、ある都市伝説を連想した。
ネットで出回っていた死刑囚の精神鑑定で使われる質問。
「夫が死んだ。奥さんが夫の葬式に来た夫の部下に一目惚れをした。そして奥さんは次の日、自分の子供を殺した。何故?」
サイコパスはただ「(葬式になると)会える… 続きを読む
まず、ある都市伝説を連想した。
ネットで出回っていた死刑囚の精神鑑定で使われる質問。
「夫が死んだ。奥さんが夫の葬式に来た夫の部下に一目惚れをした。そして奥さんは次の日、自分の子供を殺した。何故?」
サイコパスはただ「(葬式になると)会えるから」と答えるという。
この部分が違う形で示されたラストだったように思う。
ラストに至るまでの2人の距離感。
寸止めのエロス。
なかなかお互いに手を出さない。
犯罪者と刑事。
触れてはならない。
背徳感が余計に燃え上がらせる。
さらに何かお互いに近いものを感じている。
寸止めの美学。
壮絶な過去は人間を変えてしまう。
罪を憎んで人を憎まず。
しかしそれでも真っ当に生きている人もいる。
一概に罪のせいだけにはできない。
というのは建前でこんなことがあったら人格が壊れるのは当然。断然、オレはソレの味方である。
何があっても味方する。
100%味方する。
もう何が何でも味方する(しつこい?笑)
こんなにも切ない終わりはない。
パクチャヌクの「復讐者に憐れみを」「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」復讐3部作が大好きで(3部作の最後で傑作を叩き出すなんてもうあり得ない)何度も見たオレははじめは戸惑いこそしたもの、なるほど新しいパクチャヌクを見た。
あえて寸止めバージョン。
印象に残ったのは取り調べシーン。
お互いに寿司を食べたあとテキパキと片付ける。
まるで長年連れ添った夫婦のように息の合ったコンビネーションで机を拭いて箱を片付ける。
ここでもうすでに通じてあっている。
カツ丼ではなく寿司。
山で育った豚ではなく死んだ魚。
もうすでに山と海のモチーフで結末を示唆してる(考えすぎ?笑)。カツ丼は日本だけか(笑)
別れる決心
starstarstarstarstar - 3年前
☆映画『別れる決心』
Bunkamura ル・シネマ
予告編を見た時には
ほとんど興味を抱かなかったのですが、
ヒッチコック大好きな監督がつくった
怖い心理サスペンスとの噂がチラリと耳に入り
長年のヒッチコック好きとして
観ておきたくなりました。
(観てよかった!)
韓国語の原題は私は不勉強で読めないのですが
日本語題は、なるほどなぁと思いました。
せつなくて怖い映画。
ごめんなさい、よくわからない💦
starstarstarstarstar - 3年前
韓国好きだし話題の映画だったので見てみましたが…私の頭では何が良いのか全く理解できず…ただ、ユテオがほんの一瞬特別出演してたのに救われた感じです。理解出来ずにごめんなさい🙏💦今週末、この映画と監督についての講座を聞いてきます。そしたらちょっとは良さがわかる?
期待はずれ
starstarstarstarstar - 3年前
うーむ、あまり好みではありませんでした。
彷彿される懐かしい名作
starstarstarstarstar - 3年前
2/23 小田原コロナワールド
大好きな名作ドラマ、名優天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ』。本作を鑑賞しながらまず思い出されたのはこのドラマでした。
昔、なんとなくの記憶だったのがU-NEXTで全て鑑賞可能になり、あっという… 続きを読む
2/23 小田原コロナワールド
大好きな名作ドラマ、名優天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ』。本作を鑑賞しながらまず思い出されたのはこのドラマでした。
昔、なんとなくの記憶だったのがU-NEXTで全て鑑賞可能になり、あっという間にコンプリート。やっぱり大人の恋愛モノって面白い!
本作はそんな魅力を持っています。
そしてソン・ソレ役のタン・ウェイさん、どこかで見たなぁと思ったらこの方『ロングデイズ・ジャーニー〜この夜の涯て〜』の謎の女性役だったと!
もうファム・ファタール感が板についてますな!