ネタバレしてます…
近年稀にみるクソ映画、いや生涯でもかなり上位に入る貴重なクソ映画。 ポスターからしてB級は確定なので、もちろん覚悟の上ではあったが、そのハードルどころか更に上の棒高跳びのバーの上をも超えていく逸品。 オープニング早々ビーチで騎乗位のカッ… 続きを読む
近年稀にみるクソ映画、いや生涯でもかなり上位に入る貴重なクソ映画。 ポスターからしてB級は確定なので、もちろん覚悟の上ではあったが、そのハードルどころか更に上の棒高跳びのバーの上をも超えていく逸品。 オープニング早々ビーチで騎乗位のカップルを襲うカブトガニ。いきなりエロとグロかい。あり得ないカブトガニのジャンプ力で襲いかかるのは、やっぱり棒高跳びレベル。 出てくるキャストのセリフ棒読みの演技レベルはアメリカのポルノ映画のそれだし、地を這うカブトガニはロボット掃除機のルンバの動きそのもの。更には声帯があるのか、襲い掛かる時はフギャーと叫ぶ。 どうせ誰も観ないだろうからここからはネタバレ領域。 キリングトマトばりに数で攻めたらいいものの、予算が無いのか、次は等身大で二足歩行のカブトガニ登場。完全にテレ朝の特撮番組状態。 ただしこのCG全盛期において、海外の映画で完全着ぐるみのモンスターはなかなかにレア。V3あたりなら幹部クラスのリッチな造形で、思わずショッカーベルトを探してしまう。 更にバラすと最後は巨大化して、戦隊モノばりに主役の高校生が作った巨大ロボットとの一騎打ち。 その闘いを斜め45度目線の横並びで一喜一憂する大根役者たち。 ラストに富士山麓の高層ビル群を壊すカブトガニ獣に立ち向かうヒーローロボットとか、コロチキのナダルでなくとも「いっちゃってる〜」と声に出したくなる。 日本の特撮好きなのは良く分かった。でも我々はもっと出来のいい作品を普通に日曜朝にはタダで観れることを教えてあげたい。 B級映画好きなら観るべきだが、そうでない場合は間違ってもお金を払って観るべきではない。 何を間違ったか、何を期待したのか、隣りにはおばちゃん二人連れがいたのだが、あり得ない音痴の歌が流れるエンドロール後に二人して頭を抱えてた事を申し添えておく。