救済はたやすくはない。
貧困層の生活、家族、その軽犯罪を描くと是枝さん的な印象。 韓国映画だと是枝さん的な題材はフィットしているが、本作は本作なりの解答があったので安心した。 (いゃあ、是枝さんの映画みたいにお涙頂戴で終わられたら、それこそ残念な作品になる。 … 続きを読む
貧困層の生活、家族、その軽犯罪を描くと是枝さん的な印象。 韓国映画だと是枝さん的な題材はフィットしているが、本作は本作なりの解答があったので安心した。 (いゃあ、是枝さんの映画みたいにお涙頂戴で終わられたら、それこそ残念な作品になる。 悲しい人を描くなら、お涙頂戴だけで終わらせないでほしい。 チキンと作品の主張はみせてほしい。) セーフティーネットはあっても、そこからもはぐれてしまう人はいる。 それはどこの国にでも。 大人だけなら浮浪者のような暮らしは気楽でも、子供がいたら話は違う。 ただ、傷ついた心は癒せると思われがちだが、傷心により脳に障害を生じさせてしまうと適切な判断などできなくなるというニュースを見た。 (虐めを受けた子供の判断力が低下して、自殺等の行為になるのは、その症例がみられたそうだ。 大人(お父さん)でも同じであろう。 傷は癒えるといっても、たやすくはないのだ。 そこをお母さんが理解していたかというと施設育ちで学や知識もなかったのだろう。 子に読み書きすら教えなかったのも、そういった背景か。 本当に救わなければならないのは、お父さんであろう。) 哀しいことだが本作の答えは、これでよかったのではないだろうか。 主演チョン・イルさんの舞台挨拶を見たら凄い綺麗な長身イケメンで驚いた。 映画では汚くて使えないオヤジなのに、実際は顔の艶でキラキラ輝いていた。 なんという俳優魂!