疫病
starstarstarstarstar - 3年前
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長かったけど、長くなかった。
206分には感じなかった。
絵になる映像に多彩な音楽に楽しく見れた。
でも、内容は実話ベースということもありきつい。
思わぬ天然資源を手に入れた先住民にたかる白人
権利を我が物すべくキングを中心にインディアンを殺していく。
キングの手のひらで踊らされる人々は滑稽であり、残酷であり、淡々と計画を進めていく白人の表情は悲劇を喜劇にまで見せるほどに嬉々としてる。
もう少しで4姉妹も葬り去り白人のもとにすべてが手に入るというタイミングで捜査の手が迫る。
街の権力者におもねるか、家族の愛をとるか悩むアーネストはもう呆れるほどに弱い。特に最後、意志が二転三転する様は情けないったらない。
結局のところ、欲に目が眩んで金のために我が妻まで手にかけようとしていたわけで、最後の苦し紛れの"インスリン"はモリーもそりゃブチギレる。
煌びやかな一攫千金を夢見る街には白人至上主義が当然に存在して、富や権力のためには手段を選ばない残酷さが疫病として蔓延していた。泥臭くきな臭く、汚かった。
嵐の中ではただ静かにするの
starstarstarstarstar - 3年前
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約3時間半の上映時間にビビりながら鑑賞。
長いことは長いが、特にダレずに話が展開するし、内容も濃いので、個人的には大満足でした。
(とはいえ、最後の方はさすがに集中力も切れてきたので、願わくば途中休憩は欲しかった…)
長い上映時間の中に重要なシーンがいくつも散りばめられておりますが、最後の夫婦の会話シーンを思い返すと色々な考えが湧き上がってきます。
盲従と信心、多弁と寡黙、野犬と花月
starstarstarstarstar - 3年前
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かたや欲望と体裁に囚われた顔だけのショミカシ、かたや受益権のためには合理的に考えれば邪魔であるはずの強情なインディアン。
2人は相容れない異なった困難を抱えながらも、その逃避先として互いに惹かれ合い、愛を育んでいました。
だからこそ発生した最後の最後の別れ。二人の間に最初から横たわっていたすれ違いは、月日の流れでは解決できませんでした。
コヨーテが、愛のためであれば嘘を認めてくれると僅かでも期待したモリー、大きな力を盲信し、目を逸らしていた自分を、愛した妻にさらけ出せないアーネスト。映画のクライマックスであるこのシーンに、この映画のあらゆる物が詰め込まれていると自分は感じました。
アーネストは早い時点で、投薬治療はモーリーを消耗させるものだと理解していたはずです。でも、家族を疑うこと、強大なキングに反抗することなど論外であるため、盲信によって見えないふり、自分にも言い訳して思考停止を試みました。疑惑が強い確信へと変わっても、自分も「計画」に深く加担してしまっているし、なにより強い自立した男が騙されるままに守るべき妻を弱らせていたなど認められるはずもありません。毒だとわかっても、続けてしまっていることを辞められません。薬を飲め!と、先住民への侮蔑まで口を滑らせながら怒鳴りつけるシーンは、彼が自分に言い聞かせるようでもありました。
モーリーも、混ざりあった2つの思考を持っていたはずです。一方では、旧くからの支援者であり理解者のビルと、その息子で、顔は良くて、どうやら自分に本気で恋をしていて、頼りがいは無いけど可愛い所のあるコヨーテ君を信じている。他方、祖先の大地を侵し、黒金とそれにまつわる利権と受益権持ちの純血を狙う白い血の異邦人に消えてほしい。愛した人とその一家が、結局は他の白色人種と同様だと薄々気づいていく中で出した妥協案は、アーネストが直接注射することでした。たとえ彼がどんな思惑を抱いていたとしても、意思が弱くても、彼の手にかかるなら、と思ったのでしょう。
終盤のアーネストは心変わりの連続ですが、一応はモーリー側を選びます。
しかし、ただ先住民のための証言をしただけでは、モーリーの夫として、妻への愛を選んだことにはなりません。
キングか、先住民か、という大きな盤面でのバランス感覚の中で、後者にいくつか自分の気持ちに整理が着きやすい要素を見出したにすぎません。
夫婦間のレベルにおいて、彼は愛のために証言が出来ませんでした。2人の馴れ初めを想起させる終盤の会話シーンで、モーリーは秘密を2人で川に流して、幸せになることを夢見てると語りました。
秘密を川に流すには、まずそれを2人で抱えねばなりません。気づいていたはずの嘘を打ち明けることが、モーリーにとっては愛への証言だったはずです。あらゆる地獄と裏切りを経た彼女にとって、そこが分かれ目だったのです。
この印象的な別れのシーンは、2人の圧巻の演技もあいまって、私の頭から離れてくれません。長い上映時間も、この数分の会話を際立たせるための上質な文脈です。
そして、このシーンで表現されるのは、白人と先住民との運命づけられた別れだけとは思いません。
侵略者が、彼らの土地を踏みにじり、彼らの血を流したことに向き合いきれていない現状と重なっているのではないでしょうか。
新大陸が発見されてからの惨状を知らぬ人はいません。しかし、そこに世界覇権を握る国家が鎮座する現代において、いまだその罪が十分に省みられているようには思えません。
この国は我々の先祖が作り出した地獄の先にあるのだと、直視して向き合う人は多くはないでしょう。自分たちにはもはや関係ないと。
アーネストが注射の中身を「インスリン」としか認められない所から先へは進めないのと同じです。
先住民は多くを語らない寡黙な人々でした。それは、侵略者にとっては好都合だったかもしれません。しかしビルが最初に話す通り、それは彼らが無知で愚鈍だからでは無いのです。
彼らは先祖からの伝統を信心する聡明な人々です。言葉少なくとも、自然との対話が彼らの心と知性を豊かにしていました。
しかしいまや、その人口は減るばかりです。
そんな花月の殺人者は、誰なのか。そんなことを問いかけてくる映画だったと思います。
お金
starstarstarstarstar - 3年前
お金が絡むと、人間はモンスターと化す。
人種差別も根底にあるので、人として見ていないのかも。怖い
ディカプリオのジャック・ニコルソン化
starstarstarstarstar - 3年前
観た映画 キラーズオブザフラワームーン 20231021
結構楽しみにしてたんだけど、とにかく長かった。4時間ぐらいあったんじゃないかな。
石油成金になったインディアンに白人が群がって、次々に殺したりして財産をむしりとろうってお話。な… 続きを読む
観た映画 キラーズオブザフラワームーン 20231021
結構楽しみにしてたんだけど、とにかく長かった。4時間ぐらいあったんじゃないかな。
石油成金になったインディアンに白人が群がって、次々に殺したりして財産をむしりとろうってお話。なんかたんたんと話が進むだけで、終わんないんじゃないかって途中で心配になりました。ここんとこのスコセッシの映画ってこんなの多い気がするな。
ディカプリオはホントにジャック・ニコルソン化してて、タイタニックの頃の面影がどっかいっちゃったな。すごい俳優になったんじゃないかな。これが、デ・ニーロと絡むシーンは見応えありました。
実話を基にしてるってことで、アメリカってならず者が築いた国だなって改めて思いました。インディアンの虐殺、黒人奴隷、バッファローなんかの絶滅、マフィア、主題がこんなんばっかりだもんな。
#キラーズオブザフラワームーン #スコセッシ
長さを感じさせない
starstarstarstarstar - 3年前
会話と会話の間がいきている。ディカプリオの表情、演技がたまらない。こういう心に来る映画は久しぶりに見た。
冗長...
starstarstarstarstar - 3年前
「次はあなたよ」
上映時間3時間26分…長い、クソ長い。
劇場で観たから最後まで観られたようなもので、普通なら間違いなくドロップアウトしていた。
アップルが製作のバックについていたということで、配信時の倍速再生でも意識したのだろうか?とに… 続きを読む
「次はあなたよ」
上映時間3時間26分…長い、クソ長い。
劇場で観たから最後まで観られたようなもので、普通なら間違いなくドロップアウトしていた。
アップルが製作のバックについていたということで、配信時の倍速再生でも意識したのだろうか?とにかく冗長。それなりに資金もあったのかもしれないが、だからと言って長い作品を作ればいいものではない。マーティン・スコセッシの本来の手腕を以てすればあと1時間短縮してより引き締まったマッチョな仕上がりにできたはずだ。
加えてしんどかったのは内容である。同じ3時間〜4時間ものの名作と比較すると起伏があまりにも少ない。じわじわと話が進むうえに、ひたすら時間をかけて「ありとあらゆる方法を用いてネイティヴ・アメリカンを抹殺し、既得権益を奪い取る」顛末が描かれるため、アングロサクソンに対する胸糞の悪さが強く残った。
題材そのものが葬られた「闇のアメリカ近代史」であるため、映像化したことそのものには意義はあったと思うが、どこか驕りや慢心が垣間見えた。
映画の醍醐味
starstarstarstarstar - 2年前
ディカプリオには破滅がよく似合う。
転がり落ちていくディカプリオを映画はずっと追いかける。そしてその人物造形がとても興味深かった。
愛していると言いながら、平気で裏切り、次から次へと周りを傷つけていく。でもそこに悪意はない。悪意は見えない。… 続きを読む
ディカプリオには破滅がよく似合う。
転がり落ちていくディカプリオを映画はずっと追いかける。そしてその人物造形がとても興味深かった。
愛していると言いながら、平気で裏切り、次から次へと周りを傷つけていく。でもそこに悪意はない。悪意は見えない。
デニーロに言われるままに。おもしろいほど意のままにディカプリオは罪を重ねる。
自らの意思の完全な欠落と、相反する俊敏な行動力が、終始不気味な空気を醸し出している。
案の定堕ちていくディカプリオが魅力的過ぎて、目が離せない。
事実を事実のままに。
批判でも断罪でも説教でもなく
映画はエンターテイメント。
そのバランスの絶妙さに痺れる。
スコセッシ監督作品の中で
1番好きかも。
ロバート・デ・ニーロが
starstarstarstarstar - 3年前
ふやけてなくて、悪いことしてる顔が良い、長すぎるのに、長く感じない。ディカプリオがスコセッシ映画でもアカデミー賞取れるのか?候補までかな
長いけど。。
starstarstarstarstar - 3年前
長いけど、見終わったあとは、満足感がありました。家ではなかなか3時間強、集中して見れないので、映画館で観てよかったなと。
誰1人、トイレに行く人もいなくて、それもびっくり!
映画はというと、デニーロ悪いですね。
ディカプリオとっても良かったです!
お金はほんと怖いですね。
長かった〜
starstarstarstarstar - 3年前
悪い奴らやで〜
デニーロもディカプリオも笑
デカプリオ渾身の演技が凄い
starstarstarstarstar - 3年前
あれ、デカプリオってこんなに上手かったっけ。
デニーロ扮する叔父を訪ねる冒頭の場面から、叔父の顔色を伺う小心で卑劣な人格を見事に演じて、その後のマインドコントロールにつながる。
おそらく多くの人はこの映画を人種差別と強欲をテーマとして見るだ… 続きを読む
あれ、デカプリオってこんなに上手かったっけ。
デニーロ扮する叔父を訪ねる冒頭の場面から、叔父の顔色を伺う小心で卑劣な人格を見事に演じて、その後のマインドコントロールにつながる。
おそらく多くの人はこの映画を人種差別と強欲をテーマとして見るだろうが、私は暴力とマインドコントロールされる人間の弱さの物語として見た。それはスコセージが描いてきたマフィアの世界そのものであり、今回はそれを一貫して弱者の小者に焦点を当てて描いている。
アメリカ暗黒史
starstarstarstarstar - 3年前
アメリカでも知らない人が多いと言われるオセージ族の受益権を巡る史実に基づく話。親族を巻き込む殺人教唆のオンパレードで、次は何が起こるのかわからない不安に駆られ続け、観てて心の底から胸糞が悪くなりました。ハッピーエンドもありません。ただ、レオ様、デ・ニーロに花を添えるモリー役のリリー・グラッドストーンの名演には一見の価値ありです。3時間超えの大作なので、時間に余裕を持って鑑賞することをお勧めします。
どこにでも
starstarstarstarstar - 3年前
ネイティブアメリカンの歴史を知る機会がなかったので少し触れることができて良かったかな。
差別とかどうしようもない状況って、ないところあるのだろうか。
すごく長くてお尻が痛くなりましたが、内容が良くて時間が長くて飽きるということはないです。
昔の人たちは今よりずっと老けていたとはいえ、俳優陣の実年齢を考えてしまった。
無題
starstarstarstarstar - 1年前
短く端的にまとめた作品が多くなってきてる昨今、なかなかこの長尺の作品を観ようという気にはならず、今日まできたわけだけど、観てみて、この作品にはこれぐらいの長さが必要だなと思った。
ディカプリオがところどころ、マーロンブランドに見えた。。。デニーロはやっぱすごい。
最高
starstarstarstarstar - 2年前
重厚感のある最高な映画
天使の青い瞳
starstarstarstarstar - 2年前
おかしな事だらけで感覚が麻痺する206分!
倫理観はもちろん、当時の制度にも、描かれる人物にも、ツッコミどころが満載すぎてグイグイ引き込まれていきました。
デカプリオ演じるアーネストがバカすぎて恐ろしい。「信念が無い」レベルではなく思考を… 続きを読む
おかしな事だらけで感覚が麻痺する206分!
倫理観はもちろん、当時の制度にも、描かれる人物にも、ツッコミどころが満載すぎてグイグイ引き込まれていきました。
デカプリオ演じるアーネストがバカすぎて恐ろしい。「信念が無い」レベルではなく思考を閉ざしている。
見知らぬ土地で、ロバート・デニーロ演じるウィリアム・“キング”の世話になるところから物語が動き出しますが…
いや、もう自分の事を“キング”と呼ばせる時点でヤバイっしょ。
しかも冗談ではなくマジだから、なお恐ろしい。
素早く察知したアーネストはキングが望むであろう回答を探しながら会話を続け、この“従順で顔が良い”手駒を得たキングは釣り糸を垂らす…
見知らぬ土地で世話になるということ。
移民や難民のコミュニティで、否応なしに主従関係が生まれていく様を目の当たりにした気がしました。
そして、そんなアーネストに邪心は無い。
最初の会話から洗脳されているとも言えますが、私利私欲で動いているわけでは無いところが、ますます厄介。
思考の停止。戦場では命令の遂行に思考はいらない。心を麻痺させてただ絶対的な命令に従う戦士を生み出していく。アーネストは戦争の副産物でもある。
思考を停止した純真無垢な青い瞳。
神からの御言葉を疑うことなく伝える御使い。ピュアピュアな天使の眼差は、危なっかしくて思わず守ってあげたくなる魅力があります。
この青い瞳の天使に心を奪われる、モーリー役のリリー・グラッドストーンさんの演技が素晴らしい!
恋は盲目…相手を信じたい気持ちが目を曇らせる。
権力だけでなく、宗教や愛も時として個々の思考を閉ざす危険を孕んでいる。
しっかり現実を見て、しっかり考えて。
スコセッシ監督からのメッセージを感じました。
長いけど見応えがある
starstarstarstarstar - 2年前
奥さん役の女優に惹き込まれた。板挟み状態のディカプリオも良かった。デ・ニーロはいつも通り。
見応え充分。
starstarstarstarstar - 2年前
206分という長尺だが、ダレる事なく魅せてくれるのは流石スコセッシ。
実話に基づいた内容との事だが、これ白人が観たらどう思うんだろ?
兎に角終始胸糞悪いアメリカの暗部。
悪党のデニーロと情けないクズ、ディカプリオが実にハマり役だ。
エンディ… 続きを読む
206分という長尺だが、ダレる事なく魅せてくれるのは流石スコセッシ。
実話に基づいた内容との事だが、これ白人が観たらどう思うんだろ?
兎に角終始胸糞悪いアメリカの暗部。
悪党のデニーロと情けないクズ、ディカプリオが実にハマり役だ。
エンディングで少しだけ溜飲が下がるが、人間の恐ろしさと弱さを嫌と言うほど見せつけられる。
そしてロビー・ロバートソンの音楽は圧巻。エンドロールもグッとくる。サントラ盤欲しいな。
蛇足だが、ビッグネームの共演なのに、元々パンフレットが無いとのこと。何故?
長過ぎる
starstarstarstarstar - 2年前
悪デニーロ堪能、デカプの頭悪そうなキャラ作りも完璧でしょう
でも長過ぎる
どこからどこまでが。。。
starstarstarstarstar - 2年前
愛と欲望の境界線が見えなくなった人間の欲深さが、とても鋭く描かれていると感じました。
怖いほどに。。。
テーマ性とエンタメ性の最高バランス
starstarstarstarstar - 2年前
石油産業が盛んとなった1920年代のオクラホマ州。おじのヘイルを頼ってやってきたアーネストは、先住民で財を築くオーセージ族のモリーと恋に落ちる。
オクラホマ州が活気付く一方、オーセージ族の不審死が相次いで発生するのだった。
監督は、巨匠マ… 続きを読む
石油産業が盛んとなった1920年代のオクラホマ州。おじのヘイルを頼ってやってきたアーネストは、先住民で財を築くオーセージ族のモリーと恋に落ちる。
オクラホマ州が活気付く一方、オーセージ族の不審死が相次いで発生するのだった。
監督は、巨匠マーティン・スコセッシ。
出演は、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンスら。
200分超えと長尺なものの、傑作かつ重要作なのでオススメ。
壮大で骨太な傑作
starstarstarstarstar - 2年前
デニーロ×ディカプリオ×スコセッシ
ここにきてこんなの観られるとは。
実話をベースにした白人によるネイティブアメリカン搾取の闇。
アメリカ人も知らない隠された事件を暴いたなかなか重厚なドラマです。面白い。
話芸をみにいく
starstarstarstarstar - 2年前
喜びを感じる。噺家さんのクロニクル芸みたいな
史実
starstarstarstarstar - 2年前
アメリカ内に国があります。侵略は侵略。だいたいの民族は過去にやってるんでしょうね。