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若き見知らぬ者たち ポスター

若き見知らぬ者たち

3.7 2024/10/11 公開
ドラマPG12日本
チケット予約

あらすじ

風間彩人は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。

場面写真

予告動画

若き見知らぬ者たちの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
内山拓也
キャスト
磯村勇斗/岸井ゆきの/福山翔大/染谷将太/伊島空/長井短/東龍之介/松田航輝/尾上寛之/カトウシンスケ/ファビオ・ハラダ/大鷹明良/滝藤賢一/豊原功補/霧島れいか ほか
配給
クロックワークス
公式サイト
https://youngstrangers.jp

クチコミ

壁一枚隔てたすぐ隣で起こっている

- 1年前
「お願いだから気づいて!!」 「お願いだから見過ごさないで!!」 気づくと、カラオケバーの床を祈りながら見ていました。 観客は真実を知っているからそう思うだけで、実際には私自身もいろんなことを見過ごして生きているに違いない。 そう気づかせ… 続きを読む

「お願いだから気づいて!!」 「お願いだから見過ごさないで!!」 気づくと、カラオケバーの床を祈りながら見ていました。 観客は真実を知っているからそう思うだけで、実際には私自身もいろんなことを見過ごして生きているに違いない。 そう気づかせてくれる映画でした。 窓の向こうから、楽しそうに遊ぶ声が聞こえるシーンが素晴らしい。 映像に映っていない、フレームの外側を感じさせる演出が大好きなので、てっきり後からつけた音声だと思っていましたが 実際にあの家の前が公園なのだそうです。 家の壁を一枚隔てたすぐ隣りで起こっている現実。 街並みのロングショットでも、同じように並んでいる一軒一軒に、表からでは見えないSOSが隠れていると感じました。 ある出来事を境に多角的な群像劇に広がります。 権力と暴力についても考えさせられました。 先入観の恐ろしさ。 無意識にこれまでの成功体験が先入観となって判断してしまう。 でも、だからと言って、それを責めることができるのか? 警察の廊下のシーンには鳥肌が立ちました。 銃が暴力の象徴であると同時に死をもたらすものとしても描かれます。 現実が重くのしかかって、何も感じないようにしないと生きていけない極限の状況では、自分の心を殺すしかない。 でも、心の自殺は社会からの抹殺でもあり、やはりその引き金を引くのは他者の手なのだ。 岸井ゆきのさんの演技が素晴らしい。 横顔から匂い立つエロス。 私も妊娠中は寝ても寝ても眠かったなぁ。 スプーンを頬張る仕草や笑顔に、彼の面影を見ていたのかもしれない。 そして、畑のシーンは芹澤興人さんですよね? ほとんど顔が出てないのに、人柄が伝わるのすごい。

描かれているコトは

- 1年前
主人公(彩人)の優しさと、運の悪さ?閉店のカラオケ店の戸締りの悪さ? 警察権力の横暴?しかし何のため?ただの弱い者いじめにしか見えない。滝藤賢一が現場の制服警官。犯罪現場に戻り、自分が撃たれる幻想は何の為?誰の為?現状は映画観る人を混乱さ… 続きを読む

主人公(彩人)の優しさと、運の悪さ?閉店のカラオケ店の戸締りの悪さ? 警察権力の横暴?しかし何のため?ただの弱い者いじめにしか見えない。滝藤賢一が現場の制服警官。犯罪現場に戻り、自分が撃たれる幻想は何の為?誰の為?現状は映画観る人を混乱させるため?? 豊原 功補の父も元警察官で、冤罪の大学生が死亡?の記事。父はこの事件の責任者だった? 父は拳銃自殺だった?彩人のトラウマに影響? 母の障害は昔から?(過去シーンで障害年金に言及) 母が怒る貯金は何に使った、上記被害者大学生への補償?それともギャンブル?女? ↓ このあたりも、チラ見せが多いだけで、よくわからない サッカーでは万年補欠だったらしい、弟:壮平は父に教わったガードで護り切りチャンスを待ち続け、修人のチャンピオンになる。しかしキズだらけでカラオケ店の異変に気付かず。 死んでしまった彩人の子を身籠ったらしい恋人は、今後どうするのか?障害者の彩人の母の面倒を見るつもり?が匂わされる。生まれる子は…新たな不幸の連鎖の予感しかないエンディング。 はて?

現代の現実を考える

- 1年前

内山監督が8年かけて、作り上げた映画。 俳優さん達も素晴らしいので、是非見てほしいです。

生きるということに命をかけてみたい

- 1年前
あらゆる暴力が登場。その種類は多岐にわたる。 理不尽な暴力。国家権力な暴力。ルールある暴力。社会的暴力。いきなり暴力。酔っ払い暴力。身近にある暴力(病院にまで「暴力行為反対」のポスターがあった)。 そしてそれらが非暴力な人に降りかかる。 非… 続きを読む

あらゆる暴力が登場。その種類は多岐にわたる。 理不尽な暴力。国家権力な暴力。ルールある暴力。社会的暴力。いきなり暴力。酔っ払い暴力。身近にある暴力(病院にまで「暴力行為反対」のポスターがあった)。 そしてそれらが非暴力な人に降りかかる。 非暴力な人だけではなくさらにそこから進んで優しく見守る人にまで及ぶ。 この世の中の理不尽をどう捉えたらいいのだろうか。 暴力によって失われた命もあるが、逆に暴力によって輝く命もある。世界の真ん中に躍り出る。 劇中ある場面でブルーハーツの「世界の真ん中」が流れる。この歌からインスピレーションを受け全てが始まったかのように思える。詞のひとつひとつがエピソードとしてふくらませたような。 例えば、 「うまくいかない時死にたいこともある」 →繰り返されるピストルで頭を撃つ妄想。ジョーカーよろしく日常の中に差し込まれる。完全にその人のその時の願望のように思える。 「歴史が始まる前、人はケダモノだった」 →まるで人間の歴史が始まる前に戻ったような母親の行動。ケダモノのように欲望のままに生きる。 「僕が今生きているのが世界の片隅なのか。いくら探したってそんなところはない』 →世界の片隅で死んでいく若き見知らぬ人たちがいるかたわらに世界の中心で世界一を目指す人もいる。これらが実際に出来事として身近なところで対比として描かれる。このメッセージは普遍的に響く。 世界の片隅のように思われるところも世界の真ん中であると。 「生きるということに命をかけてみたい」 →生きること自体にその命をかける。当たり前のことのようでできていないのではないか。この映画の登場人物たちは不器用ながらがむしゃらに生きているように思えた。嘔吐しながら嗚咽しながら激昂しながら。 どうもブルーハーツと共に生きてきたので偏った想いになってしまったのは否めない(苦笑)。しかしこの映画には「生きるということに命をかける」という言葉がしっくりはまっている気がしました。

この世のあらゆる暴力に対して

- 1年前

楽しい場所の隣は地獄でかもしれないし、見つけて欲しい真実は見過ごされているかもしれない。一方でこの世のあらゆる暴力から自分を守るにはルールがある。この世の理不尽さを哲学的に描いた作品の中で、せめて悪人は悪夢にうなされていて欲しいというのは監督の願いか。独特のカメラワークだが、メッセージはとてもピュアだなと感じる作品。 #若き見知らぬ者たち

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