☆3.4
starstarstarstarstar - 2年前
「空き缶レディ」やココナッツを使った名物料理といったサモアならではの比喩、初ゴールの一戦の様子を古くから島に伝わる神々の歴史のように火の前で説く語り部など、地域性を混ぜながら「ちょっと盛ってる」コメディ表現がくど過ぎず良い塩梅。
「白人はス… 続きを読む
「空き缶レディ」やココナッツを使った名物料理といったサモアならではの比喩、初ゴールの一戦の様子を古くから島に伝わる神々の歴史のように火の前で説く語り部など、地域性を混ぜながら「ちょっと盛ってる」コメディ表現がくど過ぎず良い塩梅。
「白人はスピリチュアル好きだろ民族的な刺青とか入れたがる」言っていいんかいそれ(笑)
兼業しなければ食っていけない経済力の一方で、ファファフィネ(サモア語で「女性のような」)と呼ばれる第三の性を伝統的に包括する社会、美しい自然や文化、日常、人々との繋がりを大切にし、「なら負けましょう。皆と一緒に」と笑顔で言い放てる大らかで豊かな心。
競争社会で心が荒み、ある事実(伏線の張り方と終盤の回収が抜群なんよ)のせいで感情がコントロールできなくなったトーマス監督はもちろん、知らず知らずのうちに「こうしなきゃいけない」に雁字搦めに縛られて疲弊している我々観客の貧しくなった心も癒してくれるヒーリングムービー。
《余談》
①実際にあった出来事と人物、しかもサッカーという世界的に有名なスポーツを題材にしているのに一人ひとりの能力やチームワークの向上、そのための努力や工夫といった監督の技術が抽象的にしか描かれなかったり、ゴールキーパーがチームとの調整なしでいきなり参加したりするなど、終盤はご都合感が際立ってスポーツとしての緊張感や高揚感が薄かったように感じた。
② ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』(2014)の方が個人的に合っていたかも。事実は小説より奇なり
③パンフレットで「ファファフィネ」を「第三の性」と言ったり「トランスウーマン」と言ったりしているのだが、これらは何が同じで何が違うのか?ファファフィネの逆(トランスマン)はいないのか?所属は男子サッカーなんだな?(もともとの所属だから良いと思う)
ホルモン投与の有無やテストステロンの値に関わらず、女性と生まれたときが男性身体のトランスウーマンでは体力やスタミナ、体格の違いが「個人差」と言えないレベルであると思うのだが、女子スポーツでの公平性はどうやって確保するんだろう?イギリスみたいに「オープン」カテゴリを作るのだろうか?
④寄稿文、プロダクションノート、サモアの成り立ちと位置、実際のジャイヤと演者の対談、世界のサッカー珍プレー集など、ページ数・内容ともに豊富なパンフレット。
(字幕翻訳:牧野琴子)
知らなかった 31-0
starstarstarstarstar - 2年前
ワールドカップ予選で31-0とは信じられない結果ですが、この映画を観るまで知りませんでした。
ただお金の有る国とそうで無い国では練習内容も違うしかなりのハンデがある気がしました。
日本チームは恵まれた方なんですね、きっと。
ベタだが
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
事実に基づいたサクセスストーリー
感動しがちなものだが、コメディ要素が強く、ベタ感がすごいので感動し損なった
ただ試合の前にプレッシャーでナーバスになったキャプテンを監督がトイレで説得するシーンで「チームを引っ張るのは俺にはできない、君にはできる!」と自分には出来ない事を認めて言い放つのはとても勇気がいるし、潔くカッコいいと思った
そして試合の後半の前のハーフタイムでのスピーチは少し感動した
緊張でガチガチではいつもの本当の力は発揮できない 気負わずに楽しんでゲームすること
生きることも同じだと思えた
勝ちたい!良く思われたい!褒められたい! そう言う理由でよく人は自分を見失うのだと思う 本当に欲しいものは外側でなく、自分の中にある この発見はとても大きいのだ
気負わずに近道しないで自分の人生を楽しんで前へ進みたい
そんな教訓をもらえた作品
明るい気持ちになる
starstarstarstarstar - 2年前
テンポ良いし普通に面白い。
ただ、ここの評価が良すぎるので、期待しすぎに観ることをオススメします。
弱小チームの起死回生。サモアの国柄詰まってる
starstarstarstarstar - 2年前
米領サモアのサッカー代表で実話に基づくというので映画館で見たくなった。独立国のサモアでなく米領の方。
弱小チームの立て直しを描いたよくあるスポーツ起死回生もの。結果も想像つくのだがユーモアで見せてくれる。
陽気な国民性もあってムードは終始明… 続きを読む
米領サモアのサッカー代表で実話に基づくというので映画館で見たくなった。独立国のサモアでなく米領の方。
弱小チームの立て直しを描いたよくあるスポーツ起死回生もの。結果も想像つくのだがユーモアで見せてくれる。
陽気な国民性もあってムードは終始明るい。冒頭、サモアサッカー協会の会長の顔に油性ペンで11つのおっぱいが書かれて笑いをとる。開始からコメディで推してくる。
赴任してきた米コーチは技術的なことは教えず各選手の特徴を活かした戦術や精神論で夢の1ゴールを狙うストーリー。こんなんで頑張っちゃうのもサモア選手の良いところ。
2024.3.1