細部まで綺麗に描いた
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
例えば、東京の古い民家の備品、冷蔵庫の中の食品パッケージ、クスクスカレーのスパイスに至るまで。細部はとても綺麗に丁寧に描き込んである。なのに、秋と諒の二枚目フェイスには、並んでいると、身長差以外に大して違いが無いのが残念です。
離島から出て来て東京で暮らす3人の男達、そこに
女子2名が加わり、何か楽しそうになってきたトコで、
どっこい、オールドテラス無しハウスには、問題が起こる…
しかしこれは、どう見ても男達の早トチリで、3人それぞれに女子達の不興を買うのは、最もな気がする。ココは島育ちも関係無しでしょう。
さて問題は「ふれる」の存在。ココからは見終わった人のみ読んでください。
↓
最後、やはり「ふれる」と共に旅立つ秋は、人生を一人立ち出来るのだろうか?そもそも手を触れて判るからと、会話を省略してしまったコトは、反省しているのか?相手の都合の悪そうな話だけを、省略する「ふれる」の3人も知らなかった新機能は「争いを避ける為」と説明されているが大きな疑問が湧く。そもそも他者の本音がわからなければ、劇中の秋と諒のように誤解と敵愾心は消えるコトも無い。まるで、パレスチナとイスラエルの間を取り持つフリをしながら、戦火を煽るアメリカのブリンケンのような存在である。
そもそも「ふれる」の真の役割は何か?
友人にも本音を隠して人間関係の摩擦を減らす??ソレって都会のサラリーマン社会で必要な処世術であって、大自然と向き合う島の生活はそんな甘いもんじゃないでしょう。人生に必要な何かのメタファーなのか???役割も存在も疑問が解けないが、秋にとっては重要であるコトだけは判る。
最後まで、秋の親友のように、親しいペットのように
「ふれる」は存在するのだが。今回の事件を通して青春時代の幻想を卒業出来た諒と優太と違い、秋だけは、大人になってもドラえもんやポケモンも手離すことが出来ない、ただ背の高いイケ面ののび太のようである。
極めて普通
starstarstarstarstar - 2年前
最近アニメ映画の出来が好調なので、期待値あげてすぎてしまったせいか、まあ、ふうん。と。特に後半の展開が弱かったかな。
女性陣がからみだしたり、「ふれる」の本当の意味がわかりだしたあたりから、ぐっと作品の魅力が下がりだした。もう少し少年時… 続きを読む
最近アニメ映画の出来が好調なので、期待値あげてすぎてしまったせいか、まあ、ふうん。と。特に後半の展開が弱かったかな。
女性陣がからみだしたり、「ふれる」の本当の意味がわかりだしたあたりから、ぐっと作品の魅力が下がりだした。もう少し少年時代とか友情編を引っ張ったほうが好みだった。ラストもちょっと意味不明。
映像は美しいが、近年のアニメとしては特筆すべきレベルでもないし、最近友情ものの素晴らしいアニメが立て続けて上映されたこともあって、残念ながら凡作。
決してつまらないわけではないので、永瀬廉君や他の役者さんたちのファンはそれなりに投影して楽しめると思う。
幸せから振り返る子供青年時代
starstarstarstarstar - 2年前
鑑賞後の幸福感に浸る。
まるでふれる。が自分の肩かカバンの中にいるみたいな
幸せ。
ふれる。の象徴も青年3人の成長も自分は
すんなり受け容れられる。
盛り上がりが淡白なのでおとなしく視えるが、ヘンなスペクタル演出をしないところも良い。
ふ… 続きを読む
鑑賞後の幸福感に浸る。
まるでふれる。が自分の肩かカバンの中にいるみたいな
幸せ。
ふれる。の象徴も青年3人の成長も自分は
すんなり受け容れられる。
盛り上がりが淡白なのでおとなしく視えるが、ヘンなスペクタル演出をしないところも良い。
ふれる。の涙の美しさに夜空を見上げる。
ユニークな岡田麿里さんの脚本、
永瀬廉さん坂東龍汰さん前田拳太郎さんの誠実なバランス。
自分の子供時代の様々な日々を思い出し、
刺々しい自分を周りの人たちは優しく親切に接し
見離さないでいてくれたからこそ、
今の幸せがあるのだ、と
そう素直に思う。
素敵な映画を観た。
幼馴染男子三人の友情の触媒としての謎の生物「ふれる」の日常ドラマは面白く楽しめて後味も良い
starstarstarstarstar - 2年前
『あの花』『ここさけ』『空の青さを知る人よ』などの青春秩父三部作を制作した監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の名トリオの作品で、結構贔屓にしていた面子なので久しぶりの再集結は素直に嬉しい。
今回は秩父が舞台で… 続きを読む
『あの花』『ここさけ』『空の青さを知る人よ』などの青春秩父三部作を制作した監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の名トリオの作品で、結構贔屓にしていた面子なので久しぶりの再集結は素直に嬉しい。
今回は秩父が舞台ではなく、メインは大人になった幼馴染三人が暮らす新宿区高田馬場周辺での共同生活が主軸になっている。
島生まれでコミニケーションが上手く取れない子供時代と島の守り神的存在の謎の生物「ふれる」を介して繋がっている三人の設定がなんとも奇妙で面白いが、キャラも三者三様に悩みやクセが強くて、更に加わる女性二人の性格も捻りが、ありこの辺は岡田脚本の卓越した部分で楽しめる。
ストーカーネタの扱いが軽いエピソードになっているのは意外だが主題では無いのでアレで良いと思う。
前半に女性二人が共同生活に加わり、ちょっとした多幸感を観客に提示してその後のイタイ展開で落とす積み重ねのタイミングも上手い。
「ふれる」の能力によって通じあっていたと、誤解していた三人の戸惑いや焦りも丹念描写されており、声優として担当している役者陣も適材適所で好演だと思う。
俳優と声優だと台詞の発声が違うのか、メインの女性二人は実力派で、ちょっとしたセリフの発声による解像度が高いのだが、誇張気味な印象もあり男性陣の発音のバラツキも感じる面もあったが、ややどもり気味のメイン主人公でもある秋役の永瀬廉はハマっていて良い。
作画的や演出的には、「ふれる」珍妙な可愛らしさや190クラスの高身長である「秋」の窮屈な挙動を台所やバーカウンターでさりげなくみせる動きのつけ方にこだわりがありキャラクターデザインと作画監督の田中将賀氏の今回の狙いだと思う。アニメとしても近年テレビと劇場アニメで、京都アニメーションを凌ぐクオリティと量を制作しているCloverWorksの体制も凄いと思う。(『ぼっち・ざ・ろっく!』の続編もやって欲しいけど発表がない!)
気になるのクライマックスの運動場の展開に見せ場やケレン味が弱くて盛り上がりにかけ、長井監督の他の作品にも若干感じるのだが、同じ東宝アニメ組ローティションに入っている新海誠や細田守と比べると映像は遜色ないけど淡白な印象をうける。(作品内容のスケールは違うけどそれはそれ)
総体的にコミニケーションの難しさやあり方を描きつつ社会人よりの青春を見せる良作で後味も爽やかなのでオススメできる作品
絵はきれい
starstarstarstarstar - 2年前
ふれる。、この花、ここさけ、空青の、製作陣が再び、とのことで鑑賞。直近のアリスとテレスのまほろば工場が代表作として紹介されないところ、やはり今回もこころ動かされるような作品ではなかった。絵はきれいなので損はしないと思うが、予告で想像膨らせて… 続きを読む
ふれる。、この花、ここさけ、空青の、製作陣が再び、とのことで鑑賞。直近のアリスとテレスのまほろば工場が代表作として紹介されないところ、やはり今回もこころ動かされるような作品ではなかった。絵はきれいなので損はしないと思うが、予告で想像膨らせてしまった。不思議な生き物を飼う、設定がドラえもんなどで使いふるされているし、キャラクター同士の気持ちのすれ違いの描きかたも、普通こんなこと言わない、ありえない、同情の余地なし、な所が気になり、共感できませんでした。テレパシーものでは2006年のケロロ軍曹の劇場版第1作目は良くできていたことを思い出した。マスコット的な存在のふれるがもっと怖くても良かった。すずめの戸締まりのダイジンくらいの強さとキュートさがあっても良かった。ヤマアラシのジレンマ的なモチーフかと思われたが。
タレントを使ってのキャストボイスは人物とシンクロしていて良かったです。