☆3.7
著名写真家ナン・ゴールディンが、依存性が強く多くの死者を出したオピオイド鎮痛剤の生産者で大富豪のサックラー家への批判、抗議活動する姿と彼女の生い立ちを追ったドキュメンタリー。 強者への批判や政治的な発信をするアーティストに「○○に政治を持… 続きを読む
著名写真家ナン・ゴールディンが、依存性が強く多くの死者を出したオピオイド鎮痛剤の生産者で大富豪のサックラー家への批判、抗議活動する姿と彼女の生い立ちを追ったドキュメンタリー。 強者への批判や政治的な発信をするアーティストに「○○に政治を持ち込むな」という批判が各所から飛ぶ国から見ると、彼女の姿勢はあまりにも頼もしく眩しい。 一方で必要不可欠な内容とはいえ、生い立ちや制作記録のドキュメンタリー部分が身近な人物との関わりを時系列で追うだけの説明調になり、抗議活動と直接関係があるのか疑問な家族関係の中盤部分で失速。 「奇抜で取り上げづらいことを取り上げるからすごい」という安直な印象を与えないよう、社会の空気・制度や本人・評価者が思いや評価ポイントを語るコメントを入れても良かったのでは。 (字幕:北村広子)