人間としての良心か敵国への嫌悪感か
starstarstarstarstar - 9ヶ月前
ナチス占領下のデンマーク。ドイツ軍から難民の収容を押し付けるられるコペンハーゲンの大学。占領下にあるため従うしかないが住民は反発。感染症が蔓延し命を落とす難民が続出してしまうことから不遇なストーリーが始まる。
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ナチス占領下のデンマーク。ドイツ軍から難民の収容を押し付けるられるコペンハーゲンの大学。占領下にあるため従うしかないが住民は反発。感染症が蔓延し命を落とす難民が続出してしまうことから不遇なストーリーが始まる。
デンマーク人の少年の目線で描かれる。父や母や大学で音楽を教えるレジスタンスの青年の言動に気持ちが揺れ動く。
少年の父は自国ファーストの観念の人道的支援に乗り出すが、住民から敵国ナチスに加担した裏切り者呼ばわれる。売国奴なんか毛頭にない。微塵もないのにだ。
少年の父はどうすれば良かったのか。自分ならどうしていただろう?
少年一家、堂々と道の真ん中を歩いて欲しい。内容、テーマ、演出ともに高品質な作品だった。
人間性か敵国への嫌悪感か。残り20分、少年が動く。
2026.1.8
やっぱり戦争は絶対だめ!
starstarstarstarstar - 2年前
人間は正義の名のもとに間違いを犯します。視点が変われば善にも悪にもなると言うことを、日々全ての人が心する事が必要なのではないでしょうか⁈昔の戦争も今現在起こっている戦争も何も変わっていない。悲しすぎる現実です。
予想以上に良い映画だった
starstarstarstarstar - 2年前
主人公の男の子が、とても良かった。良心から弱者を助けた家族が過酷な運命に・・・
敵は全て憎むべき者?みて見ぬふりをするのが正解なのか?複雑!
人として正しいことをし続けることの難しさ
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
行ったことのない国、生きたことのない時代。
人種も性別もまるで違う、遠い画面の中の人の人生を、深くパーソナルに感じられる作品を良作と呼ぶのだと、改めて実感する。
物語の役割。根底にあるのは、皆、同じ人間であるということを忘れないようにするためなのかも知れない。
目の前の相手が自分と同じ「人間」であることを忘れ、「ドイツ人」や「敵」などのラベルを覆い被すと、人は驚くほどに残酷になれる。
人間は何百年経っても変わらない。同じ状況になれば、国や地域や人種を問わず、きっとみんな同じことをする。どうしようもなくそのことが理解できてしまって、ずっとずっと悲しい気持ちだった。人として正しく在ることは、こんなにも難しくて、こんなにも怖い。でも最後に希望があった。人が人であることを忘れないでいたいと思った。彼らの幸せを願わずにはいられなかった。
迷う
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
学長お父さん、その妻も決して強い信念でドイツ人を支援しようとしているわけではない。夫に止められても牛乳を運ぶ妻、案外、簡単にびびる。中途半端な善意に鼻じらんだ。でもお父さんも生活のために中途半端なことをする。セアンもお父さんに最初反発していたのにドイツ人難民の少女に惹かれてから変わる。ビルクだってナチの医者を憎悪して射殺するが、セアンが難民を助けることを黙認するなど、揺れる。そういうところが共感できる。
ナチとの戦いと、目の前のドイツ難民の子どもたちの命を助ける行為は、折り合えないのだろうか。難民を支援するのはナチを支援することになるのか。兵士が隠れているからと病院や学校を空爆する現在の戦争を思う。
セアンが最後、達成感で微笑んでいるように見えるラスト。お父さんの方はもう少し複雑そうだ。