20250429横浜シネマリ
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
途中で山の尾根の上から山とそこにかかる雲を映すシーンで、山に神様はいるのかな、いるんだろうなと思った。川原に大きな石があるような上流の川の風景はとても見覚えがあるものだったが、この風景は昔から同じだったのだろうなと思った。「同じ人間なのに」という女性の発言に対して、そんな風に個人が人として存在しているという意識は昔の日本にあったのだろうか(なかったのでは!?)と思った。それでも、恋の気持ちは昔からあったと思う。池に身投げする日本の伝説は、なぜか女性が投身していると今思った。伝説には何か意味があるんだろうなと思ったり、伝説を信じること自体が、昔の人との繋がりを感じられることであり、自分の立ち位置(自分がどこから来た人間で今どこにいるのか)を確認できることでもあると思った。コケなど、綺麗な映像だった。途中、濱口竜介さんの「なみのおと」で聞いた昔の村落での話(川で豆か何かを洗うのを夜にやりたくなくて姑をだまして夜にやらなくてもいいようにした、といった話を思い出した)。見てよかった。