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急に具合が悪くなる ポスター

急に具合が悪くなる

4.4 195分 2026/06/19 公開
ドラマGフランス日本ドイツベルギー
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あらすじ

パリ郊外の介護施設「⾃由の庭」の施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌは⼊居者を⼈間らしくケアすることを理想としつつ、人手不足やスタッフの無理解などに悩まされている。そんな中、マリー=ルーは森崎真理という日本人の演出家に出会う。がん闘病中の真理が演出するのは、自閉スペクトラム症の孫・智樹と行動を共にする俳優・清宮吾朗の一人芝居。真理の描く演劇に勇気をもらったマリー=ルー。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて、二人の交流が始まる。しかし、あるとき真理は「急に具合が悪くなる」。真理の病の進行とともに、二人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせ合うようになる……。

場面写真

予告動画

急に具合が悪くなるの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
濱口竜介
キャスト
ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒/長塚京三/⿊崎煌代 ほか
配給
ビターズ・エンド

クチコミ

OTASUKU

不可能は可能になるか?

- 2ヶ月前
「イヤなタイトルだなぁ」と、癌患者は思うだろな。なぜなら「急に具合が悪くなる」のは、進行癌の患者には回避出来ない必定だからである。そんなんで見るのに少し抵抗があった。 いろいろ意外な作品だが、長塚京三氏のフランス語のセリフの堪能には感服致… 続きを読む

「イヤなタイトルだなぁ」と、癌患者は思うだろな。なぜなら「急に具合が悪くなる」のは、進行癌の患者には回避出来ない必定だからである。そんなんで見るのに少し抵抗があった。 いろいろ意外な作品だが、長塚京三氏のフランス語のセリフの堪能には感服致しました。濱口竜介という監督は若いのに、癌患者の事、介護士の事、看護師の事、認知症の事も、自閉症の事、精神病院の問題もよくわかっているし、何より構造への挑戦者だった。今回ばかりは映画がファンタジーで終わって欲しくない。 「資本主義が少子化を産む」説明は、大変判りやすかった。だが日本経済のバブル後の長い停滞は、高度成長が理由ではない。バブルの放置と崩壊後の一部都市銀行だけへの公金投入。その後も大企業のみを延命させ、その当時のスタートアップ企業を踏みつぶしてきた癒着政策のツケなので、次回はコレらもわかりやすく説明してくれる意欲作に期待したい。

ひる

濱口監督の新境地?

- 2ヶ月前
相変わらずの長尺、今までにないくらい具体的なテーマが前に出ている分、これまでの作品で観られた寓話姓は抑え目。主役二人が出会った途端に心が通じ合い、自分の分身のようにお互いがお互いを無くてはならない存在と感じる。絶えることのない会話が続き(し… 続きを読む

相変わらずの長尺、今までにないくらい具体的なテーマが前に出ている分、これまでの作品で観られた寓話姓は抑え目。主役二人が出会った途端に心が通じ合い、自分の分身のようにお互いがお互いを無くてはならない存在と感じる。絶えることのない会話が続き(しかもバイリンガル)、無駄のない脚本と丁寧なセリフ運びは濱口節で楽しくはあるが、介護の理想と現実から資本主義と少子高齢化、果ては格差社会と世界の未来まで語り合うので、内容はかなり現実的。心が通じ合う二人なので、会話のすれ違いもなく、ユーモアは低めなのは致し方ないか。役者が上手い分、前作よりは好み。

ヘルヴァ

心と脳に染みる知的エンタメ

- 2ヶ月前

とても美しい映画だった アクション的なエンタメではないけれど 優れた知的エンタメだと言いたい 不可能を可能にする方法 は決して諦めないことなのだろう 私はこの映画がとても好きだ!

蛇鶴八歩

映画に時間は関係ない

- 1ヶ月前
映画に時間は関係ない。 時間という概念はあってないようなもの。 終わってみたら、あっという間の気もするし、一年くらい経った気もする。 と、こんなことを考えることも無意味であるように思う。 現実の中では決まった時間であったとしても、映画の中で… 続きを読む

映画に時間は関係ない。 時間という概念はあってないようなもの。 終わってみたら、あっという間の気もするし、一年くらい経った気もする。 と、こんなことを考えることも無意味であるように思う。 現実の中では決まった時間であったとしても、映画の中では無限。この感覚が大好きです。 不思議な映画だった。 いわゆるライン上に起こる起承転結をそのままなぞるわけではなく、少し物語からズレてズレたままそのまま違う方向に引っ張られていくような。かといって全く正史とは違う物語になっているわけではなくきちんと伝えたいことは伝えている。 映画を見終えてから「急に具合が悪くなる」の原作を読んだ。基本的に往復書簡(はじまりとおわりにある程度説明はあるにしても)。 設定が全く違う。それでもこの映画の原作はこれに違いないというのはなんとなくわかる。 これがなんとなくではなくきちんと説明できる人がきちんと核心を掴んでいる人なのでしょう。残念ながら私にはそこに辿り着くることができなかった。 往復書簡を担う1人、人類学者の磯野真穂さんが何かのインタビューで言ってました。「この映画は、この原作の中にある言葉をそのまま使うことではなく、中核を掴んで表現してくれている」と(言葉が「中核」だったか「本質」だったか定かではない。本当に粗末な自分の記憶を司る器官を恨む。「本当に伝えたいこと」を表現してくれたという意であったと思う)。 原作者がそういうのだから間違いない。きちんと監督なりの方法で物語の正史を辿ったのだろう。 今、呆然としている。 内容については触れない。というか触れたくない。たぶんこの映画は観た人それぞれが自分なりの解釈を持つような映画だ。 それぞれの解釈をお楽しみください。

gosco

終わって欲しくない映画

- 1ヶ月前

序盤の公演シーンでじんわり胸うたれ。 ずっと思考を掴まれ続け。 あ、おそらくこの映画が終わる頃に彼女は亡くなるのだ、と思い、いつまでも映画が、二人の会話が続いて欲しかった。

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