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君の顔では泣けない ポスター

君の顔では泣けない

4.3 2025/11/14 (金) 公開
ドラマG日本
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あらすじ

高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの秘密にすると決めた二人だったが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、陸はうまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。もう元には戻れないのだろうか。“自分”として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか――。迷いを抱えながらも二人は、高校卒業と進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を経験していく。しかし入れ替わったまま15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる…。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
坂下雄一郎
キャスト
芳根京子/髙橋海人/西川愛莉/武市尚士/中沢元紀/林裕太/石川瑠華/前野朋哉/前原滉/ふせえり/大塚寧々/赤堀雅秋/片岡礼子/山中崇 ほか
配給
ハピネットファントム・スタジオ

クチコミ

どするん ネタバレ

運命共同体

- 11ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

  んー、予告編はよかったんだけどな… 金髪も今一歩という感じだったし、私は坂下監督との相性があんまりよくないのかな。 物語としては新しくて、入れ替わりものはこれまでも多くあるが、ドラマチックに元に戻らず15年もの年月が経ったところから話は始まる。 2人が時間の経過とともにお互いの人生と自分の人生に向き合って溶け合っていく過程が描かれる。 15歳の時にプールに入ったことを機に入れ替わり、水村と坂平の2人は一致しない別々の身体で生きていく。勝手に童貞を捨てて取っ替え引っ替え恋愛をする坂平(水村)は坂平家とも上手く、自分の家族と仲良く立ち回る。一方で水村(坂平)は告白されても断り、水村家の両親とも衝突が増えていく。対照的に映る2人だが、人生の転機を経てそれぞれの身体に馴染みつつ、自己の存在を確認することで揺れ動く。 15年の歳月が経ち、元に戻る方法が見つかるが2人の意見は合わない。順風満帆かに見えた坂平(水村)は自分の身体に坂平が入っていることも、自分の身体がどんどん男性的になっていくことも本当は受け入れ難かった。自分に嘘をついて気丈に振る舞うことで表面的には坂平の人生をこなしていたが、月日が経つにつれて将来を憂い、本当は自分の身体に戻りたいと願った。一方で水村(坂平)は坂平の身体で上手く立ち振る舞う水村に苛立ちを隠せなくなっていた。それでも自分を好いてくれる人に支えられて水村の身体を受け入れ始め、水村として生きていこうと思えるまでになった。結婚して子供もできた水村(坂平)にとっては簡単に戻りたいとは到底言えなかった。 最初はお互いにいつかは戻りたいと、また自分の身体で自分の人生を生きていくことを目指していたのに、水村(坂平)はもう戻れないところまで水村の人生を生きてしまったように思う。坂平(水村)が結婚しないのは自分の身体で夢だった結婚をしたいからだろうし、水村(坂平)が元に戻らなくてもいいという宣言は絶望的に感じたと思う。 父親の死を悲しめた坂平と水村(坂平)の妊娠を心からは喜べてない水村とはやっぱり対照的ではなかったと思う。 結果、2人はもとに戻ったのかどうかわからない。 この話で最後どうなったかはそこまで重要ではないので、いい終わり方だったと思う。どっちに転んでも、生きていけるくらいに2人は運命共同体だった。 でも、なんか、上手く飲み込めなかった。 レビューを書いてても思うが、そもそも構造が複雑で水村の身体で中身は坂平、坂平の身体で中身は水村という頭では分かっていても画面に映って話をするたびに思考が一歩遅れて理解に時間がかかる。 これは水村と坂平を演じた俳優の演技の問題ではなくて、受け取り手の私の問題とあとは演出だと思う。どうしても外見と内面が入れ替わっているというファンタジーを咀嚼して解釈しきれていない自分がいる。俺とか私っていう言葉だけじゃなくて、もっと2人の生来の口癖とか仕草とか、トレードマークみたいなそういうものがないと区別が難しい。それにたぶん入れ替わったら最初に思うのは体を見られたくないとかパーソナルな部分だと思うがそこは全然描かれず、友人や家族とも話が噛み合わないとか疎遠になってく描写が決して多くないので2人は意外とすんなりと受け入れてしまってるように見えてそれも違和感がある。 なんだか引っかかってしまうところが多くて集中できてなかったんだと思う。 カフェの店主にそれなりの俳優を当ててカットも多いのに話に影響しないのはなんでだろう?とか、入れ替わりはプールじゃなくて寝て起きた後だって言ってたのになんでプールに飛び込むことがトリガーになると思うんだろう?とか、 そもそもなんで2人でプールに飛び込んだの? お祭りの意味は何があったの? 友人との恋愛はそこまで影響なかったの? 15年で周期が来ると思ったら次は100年後なの? みたいな回収されない伏線めいたものがたくさんあって大切な2人の想いに感情移入できなかった。 それに、なんで年代の数字が出る時と出ない時があるんだろう?とか、軽い音楽が流れてるけどここ笑うところなのかな?とか、作品の本筋とも関係ないところに意識が向かってしまっていた。 んー、なんかもっといい作品な気がするんだけど、あんまり上手く受け取れなかった。 俳優さんの演技は青年期の2人も含めて皆さんとっても良かった。というか、入れ替わりを演じること自体かなり無理があるはずなのですごい。 だからこそ、もったいなく感じてしまう。。 予告編はすごくすごく良かった。

あの展開内容は全然アリ!

- 11ヶ月前

芳根京子が好きで観たけど、思ってた以上に良い作品やった。心と体が入れ替わったまま15年経過した内容やけど、展開内容も個人的には全然アリ。芳根京子はもちろん、高橋海人も上手かった。

ありきたりの設定だけど斬新ないい映画(T_T)

- 11ヶ月前
評判が高いですが、主演がJ系なのでハードルを上げずに鑑賞。 男女が入れ替わるという設定はかなりこすられた設定ですが、その後、、、となると確かに斬新。 見ているととても混乱します。 どっちがどっちか。 家族との関係やいろいろと考えさせら… 続きを読む

評判が高いですが、主演がJ系なのでハードルを上げずに鑑賞。 男女が入れ替わるという設定はかなりこすられた設定ですが、その後、、、となると確かに斬新。 見ているととても混乱します。 どっちがどっちか。 家族との関係やいろいろと考えさせられる。 普通の設定なら映画の役に感情移入しても、自分ならこっちだな、、、と思う程度ですが、この映画は設定が複雑なのでどちらのキャラにも感情移入がしにくい、ただ、笑顔ではないシーンによって、そういう事か、、、と切なくなる。 予告とあらすじでは想像できなかったくらい深いと思う。 最後はどうなればハッピーエンドなのか分からないまま、最後もとても良かったです。 もともと今日は二本見るつもりだけど、後味も最高なのでもう一本映画観るか迷うな。

いい映画だと思いますが、、、

- 11ヶ月前

物語としては素晴らしい、演者も素晴らしい、 しかし観ていて深く交われないのは、 人が入れかわるという現代の常識ではありえないことと、現実のシリアスな場面が乖離しているからか? 観に行ってよかったが、今は無の境地。

結果は死亡遊戯のみ知る

- 10ヶ月前
なぜ男と女はお互いに好きになって結婚して交際したりしているのにうまくいかなくなってしまうのか。そんな素朴な疑問から生まれた発想のような気がする。 設定が秀逸。 入れ替わって15年そのまま。その後間を描く。ありそうでなかった。でもそうなるよ… 続きを読む

なぜ男と女はお互いに好きになって結婚して交際したりしているのにうまくいかなくなってしまうのか。そんな素朴な疑問から生まれた発想のような気がする。 設定が秀逸。 入れ替わって15年そのまま。その後間を描く。ありそうでなかった。でもそうなるよなあという納得の説得感は大あり。 また年齢設定がベスト。考え抜かれた年数。15歳の時に入れ替わり、15年経って30歳。ちょうど半分ずつ。本来の年齢と入れ替わってからの年数が15年とその後15年でちょうど半分ずつ経験したという計算。 さてどうなるだろうかと、この設定を生み出したら物語は勝手に動きだすでしょう。 描かない部分も秀逸。 たぶんもう最初に決めてそう。 入れ替わった2人がくっつきそうとか、お互いのパートナーに怪しまれるとかそこに恋愛の要素は入れない。父母が結婚すると思ってたというがそれくらいで男女感のドロドロした展開には持っていかない。こそこそ連絡を取り合ってるからパートナーに怪しまれて当然なのだがそれはない。恋愛の嫉妬は描かない。あくまでそれぞれの立場の恋愛。主題がブレるからでしょうか。そこがよかった。 それから過剰にジェンダーの差を描かない。男はこう苦労するとか、女はこう苦労するとかこれみよがしに暑苦しく描かなかったのがよかった。ジェンダーを逆にしてそれぞれ自分のジェンダーではない方の気持ちを体験して理解しなさい、苦しみをわかりなさいという側面はあるものの、ジェンダー自体の押し付けではなかった印象です。 ただ人間ドラマが胸に迫ってきました。 劇中で登場する「死亡遊戯」がニヤリとしました。初めてで一緒に見る映画ではない(笑)。なので無理やりこの映画にした意味は大きい。 この映画は、本物のブルースリーが演じてるのはクライマックスだけ。クライマックスの撮影を先にした後に亡くなってしまったので、その他は替え玉で撮影されてる。しかしその替え玉がひどい(笑)。笑ってしまうほどのひどさで、時代もあるだろうが全く本人から演じてるようには見えない。演じてるそっくりさんはそっくりではないし、後姿も全然違うし、鏡に写真を貼り付けて誤魔化したりしてるし、ほんまにバレないつもりでやってるんかと訝しんでしまう。それでも、ちょっとおかしいところが見られても「状況からそうであると周りは判断する」。これがこの映画との共通点ですね。 そして、そんなこの映画を象徴するようなこのDVDの画面を水村はリモコンで消した。これが後の最終的に戻らなかったことを示唆してるように思った。 あり得ないシチュエーションなれど現実に即した見応えのある人間ドラマで、感慨深く自然にそれぞれの人生の立場に立ったりできるような大変質の高い映画でした。

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