コンプライアンス
演技はいらない、と騙し討ちで、役者の本物の屈辱を撮るなんて、芸術のためなら小娘一人の感情なんてどうでもいい、罪悪感すらないわけで。役者に敬意がない。『ベニスに死す』の名匠も、あの少年を搾取した。彼らは傲慢。セクハラ、パワハラ、やっと、最近こういうことが問題視されるようになってよい。ところが、映画、ドラマがつまらなくなった、という意見も見られる。マリア役はよかった。マーロンブランドはモノマネいる?
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19歳のマリア・シュナイダーは気鋭の若手監督ベルナルド・ベルトルッチと出会い、『ラストタンゴ・イン・パリ』で一夜にしてトップスターに駆け上がる。しかし、48歳のマーロン・ブランドとの過激な性描写シーンの撮影は彼女に苛烈なトラウマを与え、その後の人生に大きな影を落していく......。本作は「70年代最大のスキャンダル」と言われた作品の舞台裏で一体何が起きていたのか?映画の撮影現場での問題について声を上げた最初の女性の一人である、マリア・シュナイダーの波乱に満ちた人生に焦点を当てる。
2024 ©︎ LES FILMS DE MINA / STUDIO CANAL / MOTEUR S’IL VOUS PLAIT / FIN AOUT
演技はいらない、と騙し討ちで、役者の本物の屈辱を撮るなんて、芸術のためなら小娘一人の感情なんてどうでもいい、罪悪感すらないわけで。役者に敬意がない。『ベニスに死す』の名匠も、あの少年を搾取した。彼らは傲慢。セクハラ、パワハラ、やっと、最近こういうことが問題視されるようになってよい。ところが、映画、ドラマがつまらなくなった、という意見も見られる。マリア役はよかった。マーロンブランドはモノマネいる?
マット・ディロンは、かつて「アウトサイダー」や「ランブルフィッシュ」ではアイドルスターとしての扱い、その後20年ぐらいしてから「クラッシュ」で、演技賞の数かずに輝くも、その後もあんまり出ていない。今回のブランド役は、演じたというより、似せるのに精一杯だったかも。この役も難しければ、トラウマに落ちた女優を演じるのも大変だったろうし、そもそも19歳のマリア・シュナイダーが、当時として一番難しい役だったのだろうと、推察します。しかしこの人の系譜を見ると、事後多くの著名監督にお呼ばれしていた事が、わかる。 薬物で、その後の演技も人生も台無しにしてしまったようだが、日本の若い映画人も、クスリ関係だけは手を出さないように。まやかしの効果に騙されぬように気をつけて欲しい。