家族も家も仕事も愛着心
女優業と家族がテーマ。姉妹を捨てて家を出た映画監督の父が新作映画制作のため家に戻ってきた。姉と父は根深い確執が生まれたまま。でもそこは血のつながった家族。老いた父と会い心の中の氷も段々と緩やかに溶けていく。父と姉、自由に生きてきた者同士で心は通じるってことか。 2026.8.22
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オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演をノーラに依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく。
女優業と家族がテーマ。姉妹を捨てて家を出た映画監督の父が新作映画制作のため家に戻ってきた。姉と父は根深い確執が生まれたまま。でもそこは血のつながった家族。老いた父と会い心の中の氷も段々と緩やかに溶けていく。父と姉、自由に生きてきた者同士で心は通じるってことか。 2026.8.22
素晴らしい作品であった。 ラストは、最初から誰もが思ってたであろう「こうすりゃ良いやん」という終わり方なので、やや肩透かしだが、そこは主題とは関係ないので目を瞑れる。 エル・ファニングの"エル・ファニング力"がスクリーン全体から溢れてくる。 主役ではないけど、オーラを纏っていなければならない重要な役所を、見事に演じ切っている。
あまり合わなかった。家族がテーマの洋画はあまり得意ではないのかもしれない。
タイトル通り。 「わたしは最悪。」は本当に最高だったので、期待してはいたが… 3人の感情を追わねばならないのが もしかして良くなかったのかもしれない。 こういう映画はシンプルな方が刺さる。 (私見です)
お互いを分かり合えない映画監督と舞台俳優の親娘。 これが父と息子なら共感と連帯もあるのだろうけど、なんと言っても家庭を捨てて仕事に走った父親だからか、娘が今さら戻ってきて新作に出てくれという父に反発を覚えるのも無理はない。ただ、お互いに悩みと焦りは感じていて、それぞれの仕事の姿勢に影響を及ぼしている。しかも家族由来だからまた解決しづらい。彼らの間を取り持つ元子役の次女は俳優ではない裏方仕事を持ちながら家庭も築いているので安定と客観性を持っているので、ここは妹の目線で見ていくのがいいのだろうな。 父の新作映画のモデルとなった、自死してしまった母親の背景が壮絶で絶句したが、そういう歴史を背負ってしまった人がいることも考えさせられる。妹の助けで父に近づけた娘が、(彼女にとっては)祖母を演じることで父の思いを掬い上げ、互いを救い合うことができそうなのはよかったかも>と受け取った。 父を演じたステラン父、娘役のレナーテはもちろんよかったし、父の映画のオファーを受けたエル・ファニング演じるハリウッド俳優の、こういう女優なんだかいるよね感もよかった。